ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

どうやら自信?『ベジタブル!ワンダフル!!』

2010-06-09 23:27:03 | 演劇

 高畠町立高畠小学校、なんと児童数500人!!これに保護者と先生も加わって観客数600人!!!手強いぞ!

 新作『ベジタブル!ワンダフル!!』としてはこれまで最高150程度だったから、この600って数字には、ちょっとびびるよ。部員たち、しっかり声届くだろうか?今年の主役二人は発声に難のある奴だから、かなり心配した。ともかくリハーサルから、声を大きく滑舌をはっきりと!それだけしつこく言い続けた。

 それと、声は届いたとしても、この人数を1時間5分どう引きつけるか?いや、この芝居で引きつけることできるのか?作・演出としも相当に心配だ。今年の3年生は、まじめが取り柄、面白さに欠けるって連中だから、笑いがしっかりとれるかどうか?そう、やっぱり笑いとストーリーなんだよな。子どもたちをつなぎ止めるには。

 で、公演は?大成功!!1年生から6年生まで最後まで舞台につなぎ止めることができた。笑いもかなりの頻度で会場をどよめかしたしね。観客を巻き込むシーンでは、ノリにノって、子どもたちの大騒ぎをとどめられないほどだった。ここはやっぱり課題だけど、どうやら笑いの取れるシーンが固まってきたってのがよかった。

 それと、後半の緊迫感ある展開も、ぐいっと子どもたちを引きつけることができたみたい。見終わった後、司会者の「ミュージカル、面白かった人?」って質問にほとんど全員が威勢良く手を挙げてくれた。感激の一瞬!だったな。終わった後、先生方がみな声をそろえて褒めてくださった。社交辞令ばっかじゃなかったよな。

 これ、継続の力だね。それなりの台本あって、演出が備われば、後は役者たちの経験なんだ。5回も6回もやっていれば、当然良い物に仕上がってくるってことなんだ。ほんと、置農子どもミュージカルは幸せ者だ。普通そんなに何度もできっこないものね、高校生の演劇なんかで。

コメント (3)
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