電話ですよ！電話！！

　週に二三度は電話！そうそう公演依頼の電話だ。今日の電話は町の教育長さんから。

　「幼稚園の園長さんに子どもミュージカル紹介しといたから」

　もう予約満杯でぇぇなんて言えるわけ無いでしょ、日頃お世話になっている教育長さんだもの。で、園長先生に電話を入れた。「あの、もう２０回以上も予約が入ってるので、・・・」なんてこちらの婉曲表現なんて通じる隙もあらばこそ、「保護者と子どもたち、一緒に見せていただこうと思ってるんです。近々保護者会長さんとお願いにあがります。」「は、はい。お待ちしています。」

　なんちゅう節操の無さ！なんちゅう決断力の無さ！！顧問Nに話したら、「えっ、もうこれ以上はお断りしようって言いましたよね！先生！！」はい、言いました。でも、でも、町のことですから。教育長さんのご紹介ですから。「でも、もうスケジュールいっぱいです！」はい。でも、でも、でも、たしか８月の初旬、町公演のために空けてた日があるはずだからぁぁぁぁ・・・・。

　結局、お引き受けしちゃうんだろうな。って、無責任な！でも、こうやって町の方々の暖かいご要望にお応えしてるから、いろんな嬉しい話しもあるわけで。例えば今日のもう一本の電話。

　「定期公演、見に行くからチケット６枚用意しといて！取りに行くから！！」わざわざ大人の芝居だよね！って念押しされてのチケット予約なんかも飛び込んでくるってわけなんだ。

　部員はたしかに厳しい。辛い。だって、別の公演準備しながら子どもミュージカルだもの。演歌ショーだもの。頭ん中こんがらがっちゃうかも知れない。体力目一杯かも知れない。でもね、これは人生の華だよ！こんなに人々から待ち望まれるなんて。まず、ないから、こんなこと！！だから、頑張れるだけやっちまおうぜ！

　ってことで、明日は高畠小学校公演だ。全校５００人でフィナーレの曲練習してくれてるんだって。嬉しいじゃないか。楽しみじゃないか。よぉぉぉぉし、みんなで体育館ぶち破る大声で歌おうな。

　おい、菜の花座もこのくらいの勢い欲しいよな。