火曜日は、週末の23日(土)に下北沢で上演するシェイクスピア朗読会の稽古。
今回は原文の朗読と同じ箇所の江戸馨さんによる翻訳の朗読、
もちろん翻訳者の江戸さんの解説付き、という趣向で。
マクベスの揺らぎが難しい。
そして具体的にほおや顎の筋肉が衰えている自覚が。
どんなに早口になっても言葉は明晰に出せたのは過去の話。。。
そして、ゆっくりと言葉を出すからこそ活かせる水面下のエネルギーに集中している。
20年以上関わっている作業だけど、ますます深みにハマっていくような気持ち。
後半は「ヘンリー六世」なのだけど、国家の陰謀が渦巻くストーリーで、マクベス同様、現在の世界情勢を思い出さざるを得ない。
まあシェイクスピアといい「平家物語」といい戦争と演劇は切っても切れない関係にある。
そして戦争の解決は対話でしかないとすれば、演劇はその解決の糸口を提示できるのだろうか。