泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ますます深みにハマるシェイクスピア朗読

2024-03-20 15:23:03 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は、週末の23日(土)に下北沢で上演するシェイクスピア朗読会の稽古。
今回は原文の朗読と同じ箇所の江戸馨さんによる翻訳の朗読、
もちろん翻訳者の江戸さんの解説付き、という趣向で。
マクベスの揺らぎが難しい。
そして具体的にほおや顎の筋肉が衰えている自覚が。
どんなに早口になっても言葉は明晰に出せたのは過去の話。。。
そして、ゆっくりと言葉を出すからこそ活かせる水面下のエネルギーに集中している。
20年以上関わっている作業だけど、ますます深みにハマっていくような気持ち。
後半は「ヘンリー六世」なのだけど、国家の陰謀が渦巻くストーリーで、マクベス同様、現在の世界情勢を思い出さざるを得ない。
まあシェイクスピアといい「平家物語」といい戦争と演劇は切っても切れない関係にある。
そして戦争の解決は対話でしかないとすれば、演劇はその解決の糸口を提示できるのだろうか。

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胃カメラの日

2024-03-19 11:44:26 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、朝一番に胃カメラ。
もう毎年のことになっているのだけど、いつも鎮静剤を投入してもらうので、
寝ているうちに終了。
「手術」ってこんな感じなのだろうか、と話したら、
連れ合いは投入されても意識がなくなることはないのだそうな。
帰宅して、絶食後の爆食い。
そして、ベッドで意識を失う。
夜、ワルシャワが舞台の番組を見る。
ああ、行きたいなあ。
やっぱり好きな街。
また行かなければ。
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お仕事へ

2024-03-17 22:52:56 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はお仕事。
お弁当二つ持って出かける。
ついこないだまで起き出す時には暗かったのに、
もうお日様は上っている。
そして終了して帰宅すれば夜半、と言ってもいい時間なのはいつものこと。
PCも持ち込んで仕事の合間に別件作業。
終われば地下鉄の中ではぐったり。
今夜はさっさと寝るべし。
明日は胃カメラ。
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プレイバッカーズ自主公演リハーサル

2024-03-17 10:38:16 | 丹下一の泡盛日記

土曜日はプレイバッカーズ自主公演のリハーサル。
お弁当持って横浜へ。
稽古場最寄駅の近くのドイツパン屋がお気に入り。
午後は恒例のお誕生日会も。えりちゃん(髙橋江利子)がケーキを焼いてきてくれた。

今回も自分はミュージシャン担当。
キーボードの前で終日を過ごす。
本番続きでセンサーが冴えているのがわかる。
ピアノは習ったことはなく自己流なので、もちろんタッチなんかいい加減。
それでも「おと」が降りてくる。
シンプルなフレーズしか弾けないけどプレイバックにはそれで充分。
終了して帰宅する頃には脳がヘロヘロになっているのがわかる。
日本酒が沁みる。
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何度か読んだ

2024-03-16 00:18:18 | 丹下一の泡盛日記
金曜日はお仕事へ。
ありがたいことに入りが午後になった。
なので午前中に声を出して「小栗判官照手姫」のセリフをあたり、
その後、前日稽古した来週末のシェイクスピア・カフェのセリフを当たり直す。
昨年の「H/ash」ver.1で女優二人に担当してもらった箇所なんだけど、
どのようにも読むことができて、かえって難しい。
何度か読んで、ちょっと近づけたかもしれない。
仕事を終えて帰宅。
連れ合いと飲む。
写真は明日のお弁当。
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シェイクスピア・チームとの稽古

2024-03-14 19:00:16 | 丹下一の泡盛日記
今回の「H/ash」が今の時点でのベスト(個人的な感想)だったと感じているせいか、
残務処理のこと以外は、もうほとんど意識に上らないのが面白い。
「小栗判官照手姫」の時も、ばらし終わっての帰路、地下鉄の座席に座っているのさえ、しんどいと感じるくらい「使い切って」いた。
そして、自宅で幸せに飲んだ翌日は、もちろんベッドでごろごろしていたのだけど、言い方は悪いが、何か憑き物が落ちたかのようにすっきり。
今回もそれと似ている。
そして、木曜日は来週土曜日、下北沢での東京シェイクスピアカンパニーの新企画の稽古。
新企画、と言っても、もちろんシェイクスピアで。
そして、昨年の「H/ash」ver.1のために新しく訳していただいた「マクベス」の「あの場面」から始まる。
演出はもちろん、江戸馨さん。そして相手役は、つかさまりちゃん。
家族のようなメンバー。
もちろん「マクベス」だもの。そして、なんか口が回らない。
いかんなあ。
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ただただ寝ていた午後

2024-03-13 20:56:10 | 丹下一の泡盛日記
水曜日。
この日は以前からオフと決めていて。
もちろんいつもの時間に目は覚めてしまうのだけど、ベッドでごろごろ。
午前中はいくつかの事務仕事。
そして、やっぱり身体どんより。
こりゃ昼寝に限ると横になれば、ずどんと身体は沈み込み爆睡なのだった。
新しいお仕事のお知らせもいただいて、うっかりなお返事もできず、
起き出して風呂で目を覚まして。
前夜、連れ合いと「H/ash」の映像を観た。
いい時空間になった、と思う。
こんなことは滅多に思わない。
そしてTama+ projectを名乗ってから15年、の一つの到達点だと思った。
その「達成感」はとても平らな感覚で、もう「次」のことばかり考えている。
買い物に出かけて、どうしても牡蠣が食べたくて購入。
多すぎるんだよなあ、一人の夜だと。
もう牡蠣でお腹一杯。
前夜のねぎま鍋の残りの汁で、蕎麦も。

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演劇ワークショップ

2024-03-13 09:22:50 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、本番終了の翌日は演劇ワークショップの本番。
3月は舞台の本番が多く、予定が詰まっていてこんなことに。
朝からパクチー散らしたラーメン食べて出撃。
本番のエネルギーはもちろん残っていて、ちょっと濃い時間になった。
そして終わってみると大雨。
連れ合いと外食でも、と考えていたのだけど、
冷たい雨の中、買い出しして自宅で静かに二人で乾杯。
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「H/ash」ver.2無事終了

2024-03-13 09:16:57 | 丹下一の泡盛日記
おかげさまで「H/ash」ver.2は無事終了。
かつてなく余裕がある本番の日々だった。
出演者が少なく、そして2人の頼もしい男子が支えてくれたことが大きい。
役者としての自分にも集中し、外側のスタッフワークも細かくチェックできた。
2日ともにたくさんのお客様に立ち会っていただけたのも本当に有り難かった。
(リハーサルから)
短歌の吉田優子さんのご実家が毎年お花を送ってくださる。
もちろん最終日の夜は幸せな酔っ払い。
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「H/ash」ver.2最終稽古

2024-03-08 21:49:25 | 丹下一の泡盛日記
木曜日は整体でケアしてもらいスッキリした身体で稽古場へ。
夜はヒグマ春夫さん立ち合いのもと通し稽古。
その後は、韓国料理屋で「決起集会」。
ベロベロで帰宅して炭酸水飲みながら電話。
ベッドに倒れ込む。

金曜日、起きていつものように風呂に入り、さっぱりして下北沢へ。
冒頭の一人の場面が「落語」のようになってきている。
ならば、この方に見ていただくしかない、と稽古をお願いした。
ああ、さすがの厳しい意見。
その場で、こんなのどうかな、とやってくれるのがうま過ぎてとてもじゃないが真似できない。
予定の1時間をとっくに過ぎて、なんて刺激的な2時間半。
出演者二人が待つ稽古場に。
今年はいつになく少人数だけど、その分、いい意味で削ぎ落とされたシンプルさに到達している、と考えている。
昨夜、稽古を見たヒグマさんも映像のイメージが湧いた、と言いながら帰っていき、今日は出先で見に来たいというお客を一人ゲット、と。
明日は小屋入り。
年に一度の「法事」のような時間が始まる。

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