泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

プレイバッカーズ本番

2020-01-20 00:56:51 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はプレイバッカーズの本番。
午後からなので午前中一杯を雑事に使えて助かる。
もちろん洗濯。
そしてゆっくりと朝ご飯。

ほうれん草とマッシュルームのサラダ。
緑の葉の下にはタマネギのスライスたくさん。

この頃学校が忙しいプレイバッカーズの外部公演は珍しくなった。
もっとやりたいなあ。
この日はミュージシャンだった。
そしてプレイバッカーズの備品で個人で持っているのと同じリコーダーがある。
何故か知らないが、自分の私物の方が使いやすい。
工業製品なんだけど、面白いもんだ。
冷たい風が吹き付ける中を帰宅。
ついつい「鍋」が食べたくなり、手軽に「ねぎま」。
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六本木での照明のお仕事は無事終了

2020-01-18 23:23:45 | 丹下一の泡盛日記
というわけで土曜日は2回公演の本番。
雪まじりの氷雨の中を再び六本木へ。

かなりな寒さの中をたくさんのお客様が。
座りきれず追加の椅子たくさん。
もう立ち位置も何もあったもんじゃない。
もちろん大丈夫。
今吊ってある照明機材でなんとかするしかないし場面は全部頭に入ってるんだもん。
アングラ出身でよかった:)

しかも卓さえない。1回路ずつ小さなディマーにつないでいる。
基本50年前のスタイルと変わっていない。
それどころか安価な家庭用の機材は実はこういう時空間では使い物にならない。
37年前に自前で購入した機材。
1個で当時の1日分のギャラの7割くらいに相当したけど、
色々と使ってみてやっぱりこれが一番いいのだった。
1個はポーランドで壊れてしまったけど、残った2個は37年を経て未だに現役で使っている。
一番大事なライト2回路をこれにつないでいる。
やっぱりちゃんとしたものを買っておいて損はないんだなあ。
夜の部は、そんな機材も奥に設置し直して客席を2つ増やす。
それでもフットライトの上に追加の椅子が置かれ遅れてきた観客が座っている。
残念だなあ。
ま、自分ならそのまま座り続けたりはしないけどね。
かつての小劇場の客はみな消えてしまった。
エンターテイメントしか見たことのない客ばかりなんだろう。
ダンスの方のために1発追加したのも水の泡。
それでも気にしない。
何が起きても、今ある条件で最高の状態を探っていく。
全体のイメージを変えることがないようにその場で対応:)
無事終了。
ばらしもさくっと終えて。
久しぶりの仲間にも再会できて楽しいパーティー。
師匠こと橘政愛さんともたくさん話す。
明日は、プレイバッカーズの本番でミュージシャン担当。
師匠から学んだことを追求し続けていかねば。

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六本木でリハーサル、ゲネプロ

2020-01-17 22:28:17 | 丹下一の泡盛日記
金曜日はリハーサルとゲネプロ。
今度は朝から六本木へ。

自分が通っていた頃は、あんな大きなビルは建っていなかった。
ここも多くを学ばせて頂き、励まされた大切な「場」だった。

ここで照明なんか創っていると、気分は20年前に戻りそうになる。
もちろんそれは気分だけで、実際には脚立の上り下りがとても慎重になっているのだった。
リハーサルの前には明かりが出来上がっていないといけない。
元が美術館なだけに壁は白。
集光ができるライトは2灯だけ!
そして他のどんな明かりを当てても出演者よりも壁の方が明るくなってしまうのだ。
それでもとにかくリハーサル。
30分だけ手直しで1灯追加して、もう電量も機材も一杯な状態でゲネプロ突入。

なんとか終了。
とっとと帰路に。
地下鉄の外へ出たら、寒い。
いや気温がぐんと下がっている。
「寒くていけない。こりゃあ雪になるなあ」。
あの25年前の朝のことも思い出す。
合掌。
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この道はいつか来た道

2020-01-16 23:36:08 | 丹下一の泡盛日記
朝いつもの時間よりは遅めに目が覚める。
何故か寝汗をびっしょりだったので起きて着替えて、シーツも替える。
時間に余裕があるのでしばらくベッドの中にいたのだけど。
退屈で仕方がなく起きだす。
久しぶりに風呂に入り、生き返る。
風呂そのものも洗う。
家の窓を開けて風を入れて掃除機をかける。
リセット完了。
朝ご飯は、やっぱり中華粥。

買い物すませて出陣。
我が家の近くで養生テープを売っている店はないと知った。。。
池袋で買い物を済ませて六本木へ。

この道はいつか来た道。
10年間を足しげく通ったもんだ。
仮の仕込みで様子見て、そして大体の方針は出た。
結局明日は11時からに。
それにしてもさすが師匠、いい「おと」出すよなあ。
師匠が叩くジャンベは、多分初めて接したが、最初タブラかと思った。
昨夜チェックしたリコーダーの息を震わせながら吹くテクニックとか、
日本のプレイバックシアター人が如何に劇場から遠い存在かを嘆いても始まらないのだけど。
そして、尺八を元にしたフルート? 西洋音階に合わせた金属の尺八?
初めて見た!
この二人のチームは最高だな。
この頃プレイバックのミュージシャンで行き詰まっていたけど、
この二人の生の「おと」に触れただけでかなりエネルギーもらえたな:)
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食欲が無い時には中華粥が欲しくなる

2020-01-15 21:28:33 | 丹下一の泡盛日記
体調不良も寒禊のおかげかさくっと戻りつつある。
高熱を出したのは何年ぶりだろう。
そこまでにならないようにいつも気をつけてきた。
日本だと「そこまでやらないと」みたいな現場が以前は(今もか)たくさんあって。
効率の悪いことこの上ない、と思っていたし。
「原爆に竹槍で立ち向かう」ようなものだし、
それを推奨した人たちはみんな畳の上で人生を全うした。
寝込んだおかげで面白いことがわかった。
食い意地だけは張っているのに、自分でも信じられないくらい食欲がなく
白湯ばかりを飲み、ひたすら寝ていた。
そして、何か口にしたいと思った時、最初に手が伸びたのが、
桃の缶詰。
玄関のドアにかけてあったのを
これもまた発熱しているのに無理やり車で食糧を持ってきてくれた相方が発見。
Oさん、ありがとうございました。
子どもの頃の「ご馳走」だ。
そして、梅干しを入れた日本茶を飲みたいと思い。
次はお粥だった。
子どもの頃母親が与えてくれたものばかりなのだった。
そして、なぜかお粥が日本の白粥ではなくて広東風の中華粥になっていることが不思議。。。
午後には熱も下がり様子を見ながらパソに向かう。
明日からは現場に復帰します。
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熱発

2020-01-14 19:43:34 | 丹下一の泡盛日記
月曜日はホールのお仕事。
あきらかに体調が悪い。
元々が超虚弱体質なので身体を守ることを覚えてきた。
なのでめったなことでは風邪をひかない。
ひく前に「撤退」する。
この日は夕方で終了。
助かった。
帰宅して熱が上がってくるのがわかる。
夜中ファストドクターを呼ぶ。
薬をもらって飲んで寝る。
火曜日と水曜日の予定を全てキャンセルして眠ることにする。
多分、すでに熱がある状態で水に入ったのだろう。
それにしちゃあ随分と気持ちよかったよなあ。。。
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鐡砲洲稲荷寒禊

2020-01-13 07:23:10 | 丹下一の泡盛日記


12日(日)寒禊の日。
鐡砲洲稲荷神社へ。
今年で8回目。
これがないと新しい年が来ない。
たくさんの人が「今年は寒かった」と言っていたが自分もそう思う。
そしてなんだか体調がおかしいな、とは思っていた。
禊は、お馴染みの道彦の先生のさすがの指導であっという間に準備ができて。
今年は4回も入ったのだった。
気持ちいい!
大きなリセットで。
今年もここから走るのだ。
終了後は炒飯を頂いてから、こちらも毎年恒例のお宅に。
いつになく身体が冷えていてきつい。
そして、途中から酒が入らなくなる。
もう年なのかなあ、とふと思った。
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アトリエ第Q藝術、下見

2020-01-11 20:34:33 | 丹下一の泡盛日記

朝ご飯。
前夜よく眠れなかったのは、この頃飲み過ぎだからかもしれない。

午後は成城学園前のアトリエ第Q藝術に。
3月の「ハムレッツ」の会場は通常のホールではなく地下のスタジオになる。
その場所の「測量」をしつつイメージ、というか妄想が膨らんでいく。
不思議なことにそのイメージはダンス的な抽象的な場面と、
かなり具体的な「お芝居」とに別れて膨らんでいく。
会場がとても非日常的な空間なので、かえって「お芝居」をしたら面白いだろうと思われたり。
ガラス窓の向こうで舞踏する井村昂さんが観たい、と同行してくれたデザインの秋山智子とうなづきあったり。
気がつけばたくさんの時間が過ぎていた。
立ち会って下さった早川さん、ありがとうございました。
その後、駅前のカフェでブレスト。
メモたくさん。
そして、ここのカフェのコーヒーは美味い。
パリを思い出す。

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東京都現代美術館で栄養補給

2020-01-10 19:46:54 | 丹下一の泡盛日記

金曜日は東京都現代美術館へ。
久しぶりだ、ここに来るの。
「ハムレッツ」の作業も前半の山場に差しかかり栄養補給に。
いつだって予算はなく、そして日程はタイトだ。
どちらも言い訳にはしたくない。
だから、ギリギリの時間の中で生活費を稼ぎ、作品を創る。
お金にはならないので「趣味」と言われても仕方がない。
日本のアーティスト(歌手のことではない)は大抵が「パートタイム・アーティスト」なのだ。
なので、だらだらと時間を延ばす演劇人とつきあうのは難しい。
などと思いつつ、二つの展覧会を観る。
とてもたくさんの栄養を頂いた。
1988年頃だったか。
京都で無門館と言う小劇場を立ち上げた遠藤さんと知り合ったのは。
無門館で遠藤さんからダムタイプシアターの話をたくさん聴き、資料を見せてもらった。
その後、無門館でも公演させて頂き、遠藤さんのプロデューサーとしての姿勢に学ぶことが多かった。
その遠藤さんも今はいない。
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引き続き「ハムレッツ」の稽古

2020-01-10 00:08:02 | 丹下一の泡盛日記
昨日は「稽古はじめ」だったので我が家でお二人に晩ご飯を食べて頂いた。
その後、録画した映像や写真集、画集などを見て頂きながらお話も。
例によって思い(妄想)は膨らむばかり。
木曜日、午前中は運転免許の更新に出かけたのだけど都内で手続きするのは初めて。
行った先が初めての街で、なんだか面白そうで、妙に心惹かれて。
ふらふらと歩きたがっている自分がいるのだった。
一旦帰宅してお茶漬けかっ込んで稽古場へ。
もちろん一番「居たい」のは稽古場だ。

なんで3人しかいないのにお菓子がこんなにあるんだろう。。。
仙台の茅根利安さんに写真を送ったら「きつい稽古だからお腹減るんだ」とレスが。。。
そして、こんな素敵な若い女優さんを預からせて頂いている「責任」がひしひしと迫るのだった。
夜は相方とイメージの打ち合せ。
今年は初手から突っ走っている。
幸せだなあ。
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