ホールのお仕事へ

前日、ヘロヘロで布団に倒れ込んだ。
今日、仕事の本番入れなきゃ良かったか、と思いつつも。
「ハムレッツ」の資金が必要で。
朝ごはんをかっ込んでホールへ。
頭の中ではまだ「ムッラー・マーマド・ジャン」のテーマ曲が延々と鳴っている。

天の差配で夕方終了。
本当に助かった。
ぐったりしつつ、それでも来週のシェイクスピア朗読の台本を眺めつつ帰宅。
今日は飲む。
お湯割入れて、ちょっとだらける。
今日だけは心はヘラートに留まっている。

「ムッラー・マーマド・ジャン」初演無事終了

というわけで気がついたらかなり陽が高くなっていて。
そこそこ疲れは溜まっているのだった。
気がつけば我が家に味噌も醤油もみりんもない。
料理用の酒もない。
こりゃいかん、と急いで買い出しに。
たくさんの野菜が呼んでいる。
ああ、野菜不足なんだな。

で、ブランチはこうなった。
身体が野菜を喜んでいる。
西荻窪の音や金時へ。

この辺りは４０年ばかり前に散々出没していたエリア。
音や金時も２２年前、できたばかりの頃出演させていただいたことがある。
マスターが自分の顔を覚えていてくれて嬉しかった。
リハーサル。
橋本樹里の声が萎縮している。
一度、諦めかけてマイクスタンド立てる。
悔しそうな樹里。
佐藤圭一さんが、バンドの音を気遣うからと助け舟。
そしてマイクなしで本番へ。

なんだ心配して損した。
満員の客席を前にしてちゃんと声が出ている。
幸せに終了。
あの客席に本能的に反応するところが彼女の舞台女優としての資質を感じさせる。