泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

新制作座、稽古はじめ

2020-01-07 22:30:48 | 丹下一の泡盛日記
前夜、コタツで目覚めて。
夜中に台所を片付けながら、稽古をしたい、丁寧にゆっくりでもいいから、という「気持ち」にとらわれることなく、
と考える。
稽古場の外の自分のスピードは緩めてはいけない。
むしろぶっとんでいないと駄目だ、と。
出演を快諾してくれた旧友にも申し訳ないもんな。

3時間くらい眠って目覚めた火曜日は、「泥かぶら」で参加させて頂いた新制作座の稽古はじめ。
久しぶりに高尾へ向かう。
チームにご紹介した若い役者も一緒で。
懐かしい、そして真っ直ぐなエネルギーに触れて幸せになる。
夕方、片付けも一段落し代表の眞山蘭里さんと話していたら懐かしい名前が出た。
吾妻勝子さん。
亡くなって久しい。
アングラのエネルギーに触発されて1982年にイタリアでのワークショップに参加したのをきっかけに海外に進出した。
銀座の稽古場でインド舞踊家がワークショプ。
参加させて頂いたことがある。
蘭里さんと話していると意外にも共通の知人がちらほらいることに驚く。
きっともっといるんだろうなあ。

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気がつけばコタツで寝落ち

2020-01-07 22:17:05 | 丹下一の泡盛日記
月曜日、ひたすらリセットに勤しむ。
洗濯をし、年賀状の返事を書き。。。。
日常的な作業をしながらも前夜訪れたイメージが頭から離れない。
昨年打診をしたままになっていた旧友に再度連絡を取る。
参加してくれる旨の返事が即座に来る。
最高に嬉しい。
家事、雑事はさくさくとすすみ気がつくと日が沈んでいる。
日が沈んだ後の空を見ながら、脳内を駆け巡るイメージが苦しい。
「ことば」にして声に出してしまいたい。
誰かにこのイメージについて話したい。
そして、誰もいない。
気がつけば部屋は寒い。
ストーブをつけて風呂を沸かし、台所でお湯を沸かす。
ざぶっと湯につかり、お湯割りを飲み始める。
酒から遠ざかっていたのに、こういうことから再び、と頭ではわかっているのに。
なぜか電話が鳴る。
ものすごく久しぶりの知人と話す。
舞台とは全く関係ないことを。
それでも「誰かと話す」ことで救われるのだった。

台所でサラダをつくりワイン。
20年前か。こんなサラダをヨーロッパでよく食べた。
妄想を膨らませながらがつがつ食べて、気がついたらコタツで眠りこけていた。
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