泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

大阪DAY2

2019-07-13 09:29:35 | 丹下一の泡盛日記
前夜、美味しいものをたくさん頂いて幸せに眠ったおかげで、さくっと目覚める。
他のメンバーたちとも落合い地下鉄で高校へ。
今回のテーマは「いじめ」ではなく「キャリア」。
ファシリテーター(コンダクター)が設定したプログラムがどの程度伝わるかは、生徒たちを前にしてみないとわからない部分がある。
午前2本を終えてランチタイムに作戦会議。
そして午後1本。
初めてのプログラムで3本は、かなりきついが、もちろんきっちりやりきった。
高校生たちの思いは様々で。
環境は変わってもその悩みの質は同じような気がする。

メンバーを「お初天神」にご案内。
自分は前日にお参りをすませていた。
初日の無事終了を報告し翌日の無事をお願いする。
ホテルに戻り、シャワー。
東梅田で未知座小劇場の闇黒光さんと打上花火さんと飲む。
闇黒光さんは、実は大分でよくご一緒させていただいている曼珠沙華さんのパートナーで、大分でも一度ご一緒した。
「ノスタルギガンテス」を明大前のキッドアイラックで上演した時に、ふらりと現れて立ち会って下さった。
やっぱり芝居の話はいいなあ。
刺激をたくさん頂いて別れる。
その勢いで、ホテルにいた今回はミュージシャンのななちゃん(有安七生)を呼び出して、二人でがっつり飲んでしまったのだった。
いえいえ、「おと」の話をきちんとしておきたかったからで、他意はございません:)
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大阪へ

2019-07-13 09:19:22 | 丹下一の泡盛日記

水曜日、銀座で吉江正藏さんの皮膜彫刻の個展に。
舞踏家の身体に熱して柔らかくなったプラスチック板をあてて製作する「皮膜彫刻」。
モデルとなった和栗由起夫さんの身体が「空」に見えてくる。
吉江さんとも久しぶりにお話しできた。
そのまま東京駅へ。

東海道新幹線久しぶりだ。
そして、京都を超えて大阪へ行くのは10年ぶりくらいか。
名古屋や京都にはたくさんの思い出があり、なんだか感傷的な気分。

久しぶりの大阪駅は右も左もわからず。
はじめて東京駅に来た人の気持ちがよくわかる。

そして、夜は生野で。
前世紀、自分がやっていた掲示板で知り合ったA組担任さんことHさんと飲む。
Hさん、なんてまっとうにきっちりと仕事を展開させて来たんだろう。
連れて来てくれた息子さんをみるとわかる。
翌日の高校についての情報も頂いて別れる。
もちろんホテルのベッドに倒れ込んで爆睡。
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洗濯物が乾いてよかった

2019-07-10 11:19:53 | 丹下一の泡盛日記


昨夕、大分から無事帰着。
大急ぎで洗濯。
小学校の近くの農園で入手したブルーベリーやすもも、ゴーヤ、空港近くの「あの店」で入手したキュウリなどを抱えて実家へ。
両親に会うのは久しぶりだ。
ご飯は機内で食べた、と言ってるのだけど母は目の前に食べ物を並べていく。
そして食べちゃうんだよな:)
弟の帰宅を待って、辞す。

さすがにゆっくりと起きだす。
6週間のツアーの疲れをまったりと重たい全身で感じている。
ラオスに行ってあのお姉さんに髪を洗ってもらいたいなあ。。。
パリのバスチーユのあのクラブで踊りまくりたいなあ。。。
ウブドのプールで泳ぎたいなあ。。。
妄想ばかりが大きく広がる。。。
馬鹿たれ! はよ、台詞入れんかい! と自分に。

自宅で「ちゃんと」作って食べるの久しぶりかも。
洗濯物がほぼ乾いていて本当に助かった。
今日から大阪。
戻ってはくパンツが無くなるところだった。
新幹線に乗る前に懐かしい方の個展にいくつもり。
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大分DAY2 : )

2019-07-09 23:52:38 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は幸せに飲んで食べて眠ったのだけど。
朝は思いのほか早くやってくる。
迎えお車に乗り込み、南へ。
霧の山を越えて再び吉野小学校へ。

地元チームの「ワンス」さんと一緒に立つのは本当に楽しい。
何の心配もいらない。
どころか、突っ込みも入れて来てくれる。
というわけで無事終了:)
熊本から来てくれたMちゃんも含めてランチ。
そして空港へ。

緑の風景が本当に嬉しい。
大分駅のスーパーで「あて」を買い。
空港脇のなじみの店で買い物。
幸せな時間を過ごす:)

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大分から

2019-07-09 23:44:49 | 丹下一の泡盛日記

月曜日は大分の吉野小学校へ。
前日酒を抜いたおかげでなんとか無事終了:)
ホテルに戻り風呂、そして爆睡。
6週連続フライトの旅。
もちろんその間に神奈川での本番。
そんな日々の疲れがじんわりと攻めて来ている。

というわけでプレイバッカーズのメンバーと晩ご飯。

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苦しむ姿を見せるオープンリハーサル:)

2019-07-09 23:39:18 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はプレイバッカーズのオープンリハーサル。
午前中は自分たちだけの稽古で。
午後は、お客様に稽古で苦しむ姿を公開する、という(?)企画で。
今回はミュージシャンで苦しむ姿をたくさん「公開」したのだった。
というのも今度の自主公演は「ピアノをなるべく使わない」というお題が出ているからで。
ピアノだけにしようか、と思っていた裏のお題が出てしまったのだった。。。。
稽古場でいきなり言われたので代わりの楽器もない。
もちろん、だからこそのチャレンジたくさん:)
無事終了後は、久しぶりの上大岡の中華屋。
そして、羽田空港へ。


「いつもの」最終便で大分へ。
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「泥かぶら」の稽古から「葉衣」打ち上げへ

2019-07-09 23:28:07 | 丹下一の泡盛日記
土曜日は、高尾の新制作座へ。
8月の「泥かぶら」の稽古。
60年を超える上演史があり、主役の「泥かぶら」を演じて来た女優たちが今は脇にまわって支えている。
今回の主役が「営業」で不在で、昨年旅をご一緒した何代か前の「泥かぶら」さんが相手役で助けて下さる。
驚いた。
もちろん体力的に主役は難しいかもしれない世代だけど。
「場面」だけならば、そのエネルギーは素晴らしい。
なんて余裕こいてる場合ではなく。
再びがっつり汗をかいたのだった。
そのまま花柳輔礼乃さんの稽古場へ。
「葉衣企画」の打ち上げ。
疲れた身体に酒がしみて思いのほか酔いがまわる。
こういう酔い方は情けない。。。
それにしても井村さんのふんばりで続いている「葉衣」は、もっと場数が増えてもいいはずだよな。
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4年目の六浦小学校

2019-07-05 00:08:42 | 丹下一の泡盛日記
目覚まし時計が鳴る前に目が覚める。
ツアー/本番のスイッチが入っている。
もちろん雑事から解放されているから、でもある。
7時台の満員の通勤列車に乗って金沢八景へ。

この六浦小学校での「いじめ防止授業」は4年目。
エネルギッシュな校長先生は最初の年にインタビューさせていただき動画を使わせていただいている。

下2本は持参、上2本は音楽室にあったもの。
バスもあったんだけど無理はしない。
そしてここにあるマリンバが好き。
午前も午後も大活躍。
ランチには、熊本の道の駅で購入したトウモロコシで作ったトウモロコシご飯も持参してシェア。
無事終了して電車に乗って新橋を目指す。
井村昂さんの葉衣企画。
4年間ずっと舞台監督、5年目の昨年に初めて出演。
今年は六浦と重なり参加できないが「協力」で。
初日に間に合う。
ファミリーのようなメンバーたちなので終了後は、もちろんビール:)
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FEVER ROOM、すごかった!

2019-07-04 06:00:22 | 丹下一の泡盛日記
水曜日は所用で横浜にでかけたついでに葉衣企画の作業も。
木曜日から「葉衣Ⅲ」が始まる新橋の内幸町ホールに届けて池袋へ。
「FWVER ROOM」を観る。
これは「観る」ではなく「体験した」と言った方がいいだろう。
昨年KAATで上演された時にツイッターで知り、これは観なくては、と出かけたのだけど。
その時既に時遅し、数枚しかない当日券に数百人が並んでいてあきらめた。
熊野出身のマジシャンHくんは、その前に観ていて。
「客席はがらがらでしたよ」と。
大好評だったおかげで池袋で再演の運びとなったのだろう。
この日も当日券を求めてものすごい人が並んでいた。
自分はHくんからの情報もあって前売り券を購入していた。
もう売り切れだろう、と思って出かけたのにちゃんと買えた。
そして、この作品は一生忘れないだろうと思う。

何が起きたのかは書かない。
というか書けない。
一人一人の記憶を呼びさます「体験」。
すごかった。
これが大劇場で「商品化」されていることが、まずすごい。
偶然一緒になったHくんと彼の先輩と飲み屋へ。
飲まないと帰れない。
そこで気がついた。
これを創ったのは映画「ブンミおじさんの森」の監督だと。
ものすごく得心。
「ブンミおじさんの森」とは、演出の方向性が真逆だけど、根っこは同じだ。
日本の観客は「ことばで説明できる作品」を見たがる。
アートは本来ことばでは説明できないもので。
だから劇場/空間にでかけることになる。
モーツァルトの音楽を「ことばで説明しろ」と言われても困る。
ただ現代ではとりあえずCDがある。
そして、そのCDは、作曲者モーツァルトを伝えるために使われて、演奏者はその次だ。
モーツァルトが偉大だからだけど、
加えて演奏者のスピリットをことばで説明するのが難しいからだ。
そして、「ことばで説明できる」=商品だ。
こういうものを体験したいと出かける日本人がものすごく少なくなった現在。
池袋の劇場が満員になっていることが嬉しい。
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熊本、無事終了

2019-07-02 20:40:40 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は熊本県山鹿市の2日目。
同じ建物で、今度は中学生と。
小学生を中心に展開して来たこの企画。
昨年からは本格的に中学校に進出。
プログラムを手探りで組み上げている。
この日も最初の時間と次の時間は、対象を見て変更。
チームの力すごいね。
そして、大きな問題を克服してきた子どもたちが本当に素晴らしい。
こういう子どもたちに出会うことがこのツアーの一番の幸せな時間。
その幸せ、で終了。

雨模様はずっとチェックしている。
こんな教科書通りの梅雨前線は久しぶりなんじゃないかなあ。
ちょっとだけ前線が南下してくれたので、空港では晴れ間も。
こんな状況なので、1本早い便に乗ることができた。

ほんと、「お土産」とか「観光」とは縁のないツアーだよな。
座席に空きがあり、窓際に座る。
これも久しぶりだ。

離陸して西側の海に出るときに島原半島が見える。
長崎の幸せな思い出をたくさん持つ自分には大事な瞬間。
帰宅して、明日午後雨なので洗濯始める。
午前中だけでも干しとくべし。
雨マークばかりの天気予報だと、本当に衣装がやばい。
木曜日からはここ何年も通わせていただいている横浜の小学校が待っている。
その後は、再び大分へ。
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