泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ジョナサンと稽古、のち中華♪

2011-09-16 12:21:37 | 丹下一の泡盛日記
世の中は連休に向かっているらしいのだが、自分には別世界のことのようだ。
ま、演劇人生は延々と連休みたいなもんか(^o^)

今日はNYから香港を経て来日中のジョナサン・フォックスを迎えて来週の公演の稽古。自分はアクターで参加。
週末は金沢で、戻るとこの公演。
その翌日は名古屋経由で熊野の波田須アートフェスティバルに向かう。
この新聞紙の山をどうしようかな。宅配便でおくるか。
ずっとこれやりたかったんだ♪
30日には、シェイクスピア朗読会をキッド・アイラック・アートホールで、今回の台本は新鮮。気合い充分。

だが、なぜかちょっと頭痛がする。珍しい。
いえ、あのけっして二日酔いではありません。
なんだろう。冷房の為だと思っている。
本番てんこ盛りの日程と矛盾するようだが、カプセルみたいなもんに入って爆睡したいとも思う。
下手すると棺桶になっちゃうか。。。

日本の優秀な企業、大きなものから小さなものまで日本脱出をせざるを得ない会社が出てきている。
元々現代の大企業は国境を越えている存在。
だから企業の論理はそれぞれの国の人々の思いを越えてしまうような気がする。
まあ、自分とかみさんでさえ時々外国で暮らすことを夢見るくらいだものな。

で、ジョナサンとの稽古から帰宅。
会ったの1年ぶりか。
相変わらずラブリーな親父。そしてさすがグロトフスキーの孫弟子。
3時間ちょっとで稽古終了。
さすがというか、何と言おうか。

その後、いつもの中華料理屋へ。
しっかり飲んでしまうわし。
だって今夜は一人なんだもん。
香港では自分の共通の友人たちと過ごしていた彼。
11月のドイツでの世界大会の話なんかもあって盛り上がる。

誰もいない家に帰宅。わんこたちもかみさんと嬬恋へ。
娘1は夜中帰宅で、すれ違い。
こぷっと飲んではやく寝ようっと。
明日は金沢。
レコーディング(謎)がめちゃくちゃ楽しみなのだ!
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どうしてぴったり合うのだろう?

2011-09-15 20:22:00 | 丹下一の泡盛日記
今日は朝、かみさんを送り出した後、自分もシャワーをきっちり浴びてお出かけの準備。
昨夜、こもれびでミュージック・トレーニングをがっちりやったので、なんか身体がいい感じ。

青山のこじゃれたイタリアンでランチ・ミーティング。
築地から届いたさんまのマリネが旨い。
このチームも結構長い。
お互いの人生の流れもそれなりに知っている。
そして、みんな大変なんだなあ。それぞれ一生懸命やってるよなあ、と。

夕方、葉山のファミレスでお仕事。
この冷房何とかならんもんかな。
JRの冷房もだけど。
外は蒸し暑いんだけど、この寒さ。
なんとかしてほしい。

週末の金沢の後、来週は波田須アートフェスティバルに参加する。
(その前、20日には大井町のきゅりあんでジョナサン・フォックスのコンダクティングでプレイバックシアターのパフォーマンス。アクターで乗ってます♪ チケット、あと残りわずか)
なんか、頭というか気持ちがそこにはまっていかない。
前回が10周年で震災から四十九日だったおかげで、自分なりの精一杯ではあった。
その精一杯へ向かう道がもうひとつ固まってこない。
このファミレスは寒すぎて、あかん。。。

日暮れ近く、葉山の某所へ。
昨年亡くなられた夫=お連れ合い様のスーツを着てみないか、ということで。
体形が難しい自分にとってスーツとかワイシャツはいつもめんどうなものだ。
肩幅も腕の長さも、首の太さもあったためしがない。
高校生の時「自分はLサイズじゃないと駄目だ」と主張しているのに「お前の体形はMだ」と決めつけて部活のシャツを売りつけた先輩、金返せ~~。
君の目は節穴なのよ。金を払う側の言うことを無視して売りつけるってどういうことか。
つんつるてんを身体に巻き付けて山を歩くはめになった。

お店でもスタッフの方がささっと服を持ってきて、実際に合わせてみて(-_-;;;になることが多い。
なので実はヨーロッパに行った時に安いシャツを買い込むことが多い。
アメリカは、某有名ブランドも含めて「でぶ体形」が多くてNG。

そして、なんと亡くなられた方のスーツが合わせたようにぴったり。
肩幅も腕の長さもウエストも、ズボンの裾の長さも何もかも。
驚きを通り越してこの出会いの不思議にあっけにとられてしまった。
かなり着道楽だったらしいこの人は、自分が密かに興味を持っていたブランドがお好きだったようで、かなりのお金をつぎ込んでいらっしゃる。
(このブランドはミック・ジャガーはじめストーンズのメンバーがキャラクターになっている)
その服たちがタンスの肥やしになっていることが残念。そして会った時にほとんど同じ体形だと思いました、と夫人が。
たくさんのスーツやジャケットに靴まで抱えて(靴も難しいのにぴったりだった)帰宅。
アパレルで働きこの体形のめんどくささを知る娘1もスーツを羽織った自分を見て目を丸くして驚いていた。

きっとたくさんの人たちに導かれているんだろうなあ。。。

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無事帰宅

2011-09-14 10:41:27 | 丹下一の泡盛日記
昨日朝、ホテルの温泉へ浸かり、チェックアウト。
かみさんとぶらぶら歩いていたら、市の複合施設があり、男女共同参画の部門の図書室でついつい読書。
かみさんは児童相談所の実例を劇画化したもの、自分は北海道の歴史ものをチェック。
森での会話に登場した人を不勉強で知らなかった。ようやく納得。
そして新渡戸稲造、やっぱりすごい人だなあ。
おそば食べて空港へ。

離陸した機内からみた十勝平野の畑の姿は、ほとんどポーランド。
気候風土も似ているし、そのせいか植生が似ているように感じる。
不思議な親近感が湧いてくる。
もどった羽田空港は30℃。暑いよお。蒸すよお。
温泉のおかげでよい疲れ方をしている。
からだの奥に閉じ込められていた疲れがじんわりとしみだしてくる。
すごく眠い。

帰宅すると家の中はぐちゃぐちゃ。
仕事部屋は、わんこたちによって散らかり放題、そして4カ所も「抗議うん」。
こまったやつらだ。。。
で、犯人達は、ものすごく嬉しそうにとびついてくるのだもの。

かみさんと軽く食べたらもう眠くしかたない。
とっととベッドに。
で、今朝、かみさんは7時の電車で仕事へ。
自分もパソ立ち上げて色々と。
なんと鹿児島のMちゃんが十勝出身とは。
驚いた。いとこもいるんだとか。

森の空気がまだ離れない。
いつ戻ろうかな♪
そして今夜はこもれびだ。
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十勝千年の森、最高!

2011-09-13 07:42:28 | 丹下一の泡盛日記
というわけで昨日、案内の車に乗り十勝千年の森へ。
小雨模様が森に着くころにはあがり、幻想的な霧に。
ダン・ピアソンが設計した広大な森と庭園たち。
その広さにくらくらしながらスタッフのガーデナーさんに解説を受けながら歩く。
森は様々体験してきたがここまでコンセプトを深めているものは初めてかもしれない。
サンフランシスコの森を思い出す。
ランドスケープアーキテクトの方が設計した「引き算の森」。なるべく森に持ち込まず、持ち出さない。
さりげなく配置されたテーブルがものすごくおしゃれ。木をそのまま使っているわけではなく、もちろん削ったり切ったりしているのだけど、「そのまま」感がある。
花がアレンジされたガーデンは、一見ばらばらに花を植えたように見えながら歩いて行くと「出会い」が演出されている。すごいなダン・ピアソン。
そんなこんなで森をたっぷりと「体験」した。

お次はセグウエイ♪
以前、バルセロナで乗ってる人を初めて見た。
日本では公道での使用ができないとか。もう日本ってめんどくさいなあ。。。
からだと一体になるのが基本で面白い。
「上手です!」と褒められて、乗り回してしまった♪

その後、森の中の富山から移築した合掌造りの家でお蕎麦のランチ。
旨い。
バターサンドで有名な六花亭の本店も訪問。
こんなにスイーツ出しているとは知らなんだ。
あずきソフト、とても美味しい。

十勝平野は食材がゆたかなところだとか。
基本の舌が肥えてるのだろうか?
たとえば同じ「開拓地」だった江戸/東京は、アメリカのようにとりあえずお腹いっぱい、が大事だっただからだろうか。大阪などに比べると基本の舌のレベルがはるかに低いと思われる。

夜は、ビールを試飲させていただいた後、屋台街へ。
屋台が満員なので、外にベンチを置いて飲む。
本物のししゃも、こまいの一夜干し。手作りいくらの醤油漬けで焼酎ロック。
楽しいねえ♪
「これも今月末くらいまでです。もうすぐ冬になります」
「一番寒いときでマイナス30度かな」
「その季節に一度来たいです!」
本心だ。
北国は一度冬に訪れなければと思う。
札幌は真冬に2度来ているが、道東は今回が初めて。
必ずも一度来るからね♪
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帯広から

2011-09-11 23:22:50 | 丹下一の泡盛日記
昨日と今日はプレイバッカーズの強化合宿。
昨日、終了後、いのちゃん(猪瀬隆次)とこそっと一杯、と思っていたら6人で繰り出すことに。
驚いた。南太田の中華料理屋に干し豆腐があるなんて。
もう紹興酒が入る入る。
で、続けて眞露が入る入る。
ああ、ま、その、帰宅後、仕事部屋で倒れていました。
そして、気がつくと3匹のわんこたちが寄り添っている(T.T)

で、今日は2日目。
昨夜どんな大トラだったのかをみんなが教えてくれる。
それによると相当に酔っていたのに、それなりにきちんとしていたらしい。
受け答えもちゃんとしていて、なのにぐっすり眠っているのが不思議だったとか。
今の自分はどこかで常に緊張している。
緩んではいけない、と心しているのでそうなっていたのではないか。
ぐでんぐでんの酔っ払いではなかったと聞いて、少し悲しくなった。

10日は母の誕生日。
当日電話できなかったので、1日遅れで移動の途中、横浜駅のホームから電話。
ひどい息子だ。。。
そして、産んでくれたことを感謝しています。

横浜駅から羽田空港へ。
かみさんと合流して帯広へ飛ぶ。
帯広在住のかみさんの妹の夫のご両親と会って一緒に晩ご飯。
有名な老舗の経営者だったお父さん。
10年前に倒産。すさまじい体験を延々とくぐりぬけてきた。
すばらしいお話をたくさん聞いた。
すごいなあ。大人って。
話は尽きず酒も尽きず♪
心が洗い流された。

この晩ご飯のために飛んできたわけではなかったが、もうこれだけでも充分だと思えるくらい。
明日は本来の目的、「千年の森」を訪問します。


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「組曲光響」コンサート無事終了

2011-09-09 15:23:19 | 丹下一の泡盛日記
昨日、天女座の矢吹紫帆さんの「組曲光響」CD発売記念コンサートの舞台監督。
例によってぎりぎりまで色々と。
で、睡眠3時間で新宿へ。
かつて天女神楽にも出演してくれた熊野の高専卒業生が手伝いに。
一人はプロのドラマーとして活動中。
久しぶりだね♪

本番は、限られた時間の中で怒濤のように。
ま、それは裏方の話。
ゲストミュージシャンの方たちも素晴らしく。
照明の六工房の樋口さん、少ない情報で素敵な照明つくるなあ♪
いつか自分の舞台もお願いしたいとマジで思いましたです。
コンサートの方はお客様の素敵なフィードバックをたくさん頂いたそうで満足。
時間が迫る中、大騒ぎでばらし、搬出。
ぞろぞろと打ち上げ、飲み放題へ。

例によって焼酎ロックでこぷこぷと。
久しぶりにしっかり飲んだ。
というかダブルで飲んでいるので1杯飲むと通常の2杯になる。
7杯目(14杯目)くらいで「縛り」の美しさについて滔々と説明を受けたのは覚えている。
まあ、10杯は飲んで、シンセサイザーの綱ちゃんと2軒目。
入れてあったボトルの残りを飲み干して帰宅。
とても久しぶりのへべれけ状態。
なので仕事部屋の床で寝た。
明け方、寝室のベッドへ。
かみさん「酒臭いからあっち向いて!」(-_-;;

今夜は我が家にお客様を招いて会食。
まだ酒が残ってるなあ。。。。

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子どもは鏡

2011-09-08 05:56:54 | 丹下一の泡盛日記
というわけで昨日は第2回のこもれびホールの稽古。
今年は平均年齢、若い。めちゃくちゃ若い。
その若い声が稽古場にあふれかえっている。

ワークショップで「自分のよいところを教えて下さい」と子どもたちにお願いすると「いいところなんてありません」という応えが返ってくることがある。
心が痛くなる。
どういう大人がそんなことばを教え込んだのだろう。
そして時には「いいところは~~ができるところです」と「スキル」をあげる子がいる。
たしかにピアノが弾けたりするのは「すごいね!」と対応する。
そして「よいところ」はなにもできなくたってあるはずだと思っている。

日本だと「それは甘やかしていることになる」と言う人もいる。
「誉める」と「甘やかす」の区別もつかないのは、自分たちが誉められたことがないからだろう。
「誉める」のは難しいもんな。
「ここが違う」「ここが駄目」「ここができていない」は、時には必要な指摘だが、それを言い続けることが「ためになる」と自分もかつて思っていた。
そして、それを20年続けていたら舞台はすかすかに痩せたものになってしまった。

子どもは空恐ろしいくらい自分の鏡。
それも自分のマイナスな部分が増幅される鏡だ。
そうやって教えてくれているのだと思う。



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台風被害に心が痛む

2011-09-06 09:41:05 | 丹下一の泡盛日記
台風による近畿南部の被害が甚大で心が痛い。
天女座の建物は無事だったが、外に出るととんでもないことになっていたと紫帆さんがブログの写真で。
なじみのあるエリアだけになんとも言えない気持ちになる。
東北も長いご縁のある地域で、それこそ人ごとではない気持ちでいる。
それに続けて今回の災害。

天女座の矢中鷹光さんから日曜日に電話。
「ネットがつながらず、またファクス回線も使えない」、ようやく(なぜか)携帯がつながった、と。
なんせ木曜日に新宿文化センターでコンサート。移動が出来るか、と。
これは問題なくチームは現在東京に向かって移動中。

仕事で毎日のように電車に乗っていたらエアコンにやられてしまった。
決して断酒が6日目に入ったせいではない(^o^)
電車内のエアコンの設定温度をもっと下げてもらいたいものだ。
それが出来ないように、そしてたくさん電気を使わなければならない社会を造り出してきた人たちがいる。
きっと変えたくないんだろうなあ、と思う。

今日の新聞に「東北の復興、見えた!」などというタイトルの記事が。
励ましているつもりなんだろうけど。
原発から目をそらそうと必死なんじゃないの、と思ってしまう。

リビアのカダフィの独裁のひどさは全部ではないがそれなりに知っているつもり。
そして彼が政権を握って王族を追い出した後、石油の利益がそれなりに国民全体に行き渡り、医療や教育は無料になった。
女性が教育を受けられるようになり、外を歩くことも出来るようになった。
なのでカダフィの親衛隊には女性だけの隊もあった。(今あるかどうか知らない)
もちろんどこかで歯車が狂っていったのだ。

そしてカダフィ政権ははここ数年、対外的には軟化していた。
国を開き石油の利権を求めて日本の商社を含む各国の企業が群がっていた。
そして、米国の求めに応じて核開発を放棄した。
その結果、欧米軍に空爆され政権が転覆。新しい「議長」は旧政権の閣僚だ。
「民衆」の蜂起だけではこの流れは造り出せなかっただろう。
これをみた他の「独裁者」たちは、欧米諸国の求めに応じて核開発などを放棄するだろうか?

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5日間の濃い日々が。。。

2011-09-05 21:27:56 | 丹下一の泡盛日記
時間に縛られる週末を過ごしていた。
2日(金)新宿文化センターで8日の天女座コンサートの打ち合わせ(自分は舞台監督)の後、両国のファミレスにおこもりして原作本をチェック。本は付箋とメモだらけになった。
その後、シアターXで坪内美香さん出演の「ベルナルダ・アルバの家」。ガルシア・ロルカの名作。
まあ重く暗い話だが、近頃こういう戯曲をがっちりやってくれるところがなかなかない。
こちらも背筋伸ばして3時間立ち会った。
いい舞台だった。
美香ちゃんもいい芝居するよなあ。

3日(土)イーウーマンの講演者養成講座。
なんたって参加者のモチベーションが高いので楽しいことこの上ない。
そして、その「高さ」には大抵は理由がある。
ワークの中で自分にはそれも見えてくる。
もちろんそれをバネにして高みへ向かおうとしている人たちにはいつも尊敬の気持ちがわき起こる。

夕方急いで帰宅。
M君が久しぶりにやってくる。
かつて娘2の家庭教師として我が家にしょっちゅうやってきていた。
家庭教師の時間よりもその後、晩ご飯食べながら自分の酒につき合ってくれる時間の方が長かったよね、と笑いあった。
高校も大学もバイトと奨学金で。
UCLAの大学院に1年。いったん帰国していたが、このほど再び予算をゲット。再度の渡航と相成った。
我が家でささやかな送別会。
幼なじみの娘たちも集合。
高校生だった彼が車を運転して我が家に来た。それだけでもなんか気持ちが動く。
かみさんのシーフードサラダ(ちらした焼きくるみが♪)、パエリャをぱくつきながら予定時間を大幅に越えて。
赤ん坊からの付き合いのかみさんは最後に見送りながらうるうるしていた。
「当分帰ってくるなよ。そのまま世界へ飛んでいけ!」

4日(日)
5時起きでお仕事へ。
現場がとても懐かしい場所で。
「新宿育ち」と称しているが実は小学校は世田谷区で入った。
子どもの頃家族で歩いたり、小学校の写生会をした公園をぬけてかつて自宅があった場所に。
実は新宿と同じくここにも樹が残っている。
角地だったのが幸い。自分の足の太さくらいだった桜の木が、もう巨木になっている。
ハグして語りかける。
そのまま小学校まで歩き、友人の家(お父さんがまだいるようだ)をのぞき、自由が丘まで歩いた。
立ちっぱなしでこわばった足の筋肉も程よくほぐれて。

5日(月)
そして、今日はかみさんの母・大ママの命日。
一周忌の法事をおこなう。
と言っても葬儀は自分がやったので、今回も車で5分の墓前で経を詠み,御文を読む。
その後、我が家で会食。
かみさんの気合いが入ったケーキ(昔のフランスのレシピだそうな)がめちゃくちゃ旨かった。

1年前の今日、丑三つ時にみまかった。
プレイバッカーズの自主公演の日だった。
早朝、葬儀の打ち合わせをして1時間劇場に遅刻していったが、そのまま舞台に立った。
あれから1年。
そしてかみさんの父親・大パパの命日は9月10日。もちろん一緒の法要のつもり。
1年の濃さが加速度的にましたのはいつのころからだろうか?

ちなみに思うところあって、1日から断酒。4日間達成。
今夜、飲もうかなあ、どうしようかなあ、と考えている。
この5日間の濃かったこと。その一つひとつを書きたいと思う。
誰かにシェアしないといられないような不思議な気持ち。
そしてこれからの濃くなるに違いない日々を思うとねえ。。。
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こもれびミュージカル・ワークショップ第4期がスタート

2011-09-01 09:47:37 | 丹下一の泡盛日記
昨日は、西東京市のこもれびホールのミュージカル・ワークショップ第1夜。
これから来年1月の本番までの4ヶ月間、各講師陣によるワークショップが続く。
このシリーズは4年目、メンバーも固定とあって身体になじんだ時空間。
それでももちろん毎年の参加者は変動するので、今年のグループはどうかな、とわくわく。

小学生が増えた。
小さな子どもたちでもあそこまでやれる、という評判が伝わったのだろうか。
1年目に子どもを連れてきてそのまま参加者になったお母さんが連続で参加して下さっていて、今年はご自身が一人での参加。
素直に嬉しい。

楽しい時間はすぐに終了。
そして「いつもの」立ち飲み屋へ。
8ヶ月のブランクがあるのに講師の一人保高史子ちゃんが通りがかったらお店のお姉さんに声かけられたとか。
わしら足掛け4年の常連なのだ。
そして演劇人たちととりとめも無い話をするうちにアイデアがわいてくる。
いつか必ず実現させるぞ、きっと。

今日は家事をしながら事務仕事。
昼、スカイプで打ち合わせ。
だってただなんだもん。そしてハンズフリーだし。

明日は、新宿文化センターで打ち合わせ。
9月8日(木)14:00から天女座オールスターズのコンサートがある。
矢吹紫帆さんが打ち込んできた久保田一竹さんが染めた「光響」シリーズのための連作が完成。
そのCD発売の記念。
もちろん矢中鷹光さんも出演するしサポートであの綱澤僚さんも参加のほか、おなじみのチームメンバーが勢揃い。
自分は今回舞台監督。裏方に徹することにした。
皆様、ぜひお見逃しなきよう。
14時、小ホールで開演です。
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