泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

小者だからめんどうくさいのだ

2009-02-25 23:13:38 | 丹下一の泡盛日記
 1日かけてここまできた。
 かみさんをおくった後、リビングに掃除機をかけ、事務仕事をもくもくと片付けた。机の上も大分片付いてきた。
 かみさんを迎えに行く。今日から新しいデリバリー業者の食材が届くので彼女は張り切っている。
 犬散歩から帰ると台所のいっさいを彼女に任せて、自分は記録と数字とにらめっこ。
 娘2も帰宅し3人で晩ご飯。かみさんが久しぶりに得意料理の一つ、ハンバーグをつくる。旨い。ワインは一口でがまんする。

 そして再び部屋にこもる。仙台在住の劇作家・石川裕人大兄は、この状態を「指令待ち」とよく書いている。
 自分は大兄のようなプロの作家とは全く違う、山脈の裾野の片隅にいるだけなのだ。ただ、雑誌に寄稿する10枚を書くだけなのだ。
 最新のビデオクリップなどチェックして気持ちを切り替えているうちに、やってきた! そしてキーをたたき出した瞬間に、かみさんが家事の話を持って入ってくる。
 その瞬間、ぐいっと引き戻されてしまう。嗚呼。。。

 吉本ばななさんがどこかで父上・吉本隆明氏のことを話していたのを思い出す。子どもの頃、仕事部屋に「ジュース買いたいからお金頂戴」とか言って入っていくと何も言わずにお金を渡してくれたそうだ。
 彼女は自分が小説を書くようになってから、原稿用紙に集中している時にそんなことができるのはとても大変なことだと気がついたという。

 いわんや、自分は大兄や吉本さんとは別物。足元にも及ばない存在である。だからこそ、邪魔しないでほしいんだよなあ。
 もっともそうでもない時もある。このところどうもフットワークが重いんだよな。
 明日は、銕仙会で「声の力」の最終回。週末は異文化経営学会の研究会だ。
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ワークショップ3回目で歌う

2009-02-25 01:09:09 | 丹下一の泡盛日記
 大ママがいると思うと夫婦で爆睡。ただの子ども夫婦。起きてきたのは9時もとうに過ぎた頃。
 大ママを家までおくり、戻ってかみさんと表参道へ。UNHCRでのワークショップ、3回目。
 
 かみさんのリクエストでギターを持っていく。最初は録音された歌を訳していって、最後に自分の歌を訳すという流れ。
 自分は人前で歌うのが苦手。苦手なことを克服する、というPTスクール卒業制作のお題でつくった豆太郎の歌を歌う。
 みんなが素直に笑ってくれるのが嬉しい。豆太郎も幸せな奴よのう。。

 新橋からの横須賀線の車中で自分も歌を聴きながら訳してみる。楽しい。
 逗子に戻って、逗子駅の近く、大好きだったうなぎ屋の後にできたバーにかみさんを誘う。いい感じの空間だ。久しぶりにかみさんと突っ込んで話す。楽しい。
 こんな風に二人で話せるのがうれしい。そしてもっと勉強したいなあ。
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