泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

気がつくと月がでていた

2021-05-25 20:14:03 | 丹下一の泡盛日記
火曜日、朝目覚めて二度寝する。
前夜、酒は少しで(自分にとっては)切り上げてベッドに入ったのだけど、やはり眠れない。
茫然とiPhoneを眺めているうちに脳が落ち着き、眠りに落ちた。
昼前に起き出してきて、風呂。
優雅なもんだ。
なんせ今日もお仕事がなくなっちまったもんで(T.T)
もちろん「やること」はてんこ盛り。
というのも、この頃時折、疲れが出るのか、集中が続かないのか。
事務仕事が手につかないことがある。
わざと午前中をだらだらと過ごし、のそのそと起き出して。
そして、昼前からスイッチが入った。
前の晩に書いておいた「やることリスト」が次々に消えていくのが楽しい。

例の年上の友人にいただいたハッサク(?)があまりに美味しかったので、
皮も捨てずにマーマレードにした。
台所に立っているときは、プリンタがひたすら働いている時。
出掛けたついでに母と弟のために水羊羹を買って、実家にも寄る。
父の顔見て、ゴミを出し、母に先日の報告を済ませて「また来るね!」。

帰宅してDMたくさん書いて投函。
気がつくと月がでていた。

今日は35年以上前から10年くらいをたくさんご一緒した演出家の命日。
昨年の今日、突然に逝ってしまった。
昨年、自分に大きな影響を与えた大事な演出家が3人も旅立ってしまった。
そんなコロナの季節を突っ走ってきたのだけど、
だからこそ稽古も舞台もあることの幸せ。
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ちょっと突破口が見えたかも

2021-05-25 14:22:54 | 丹下一の泡盛日記

明かに飲み過ぎの日が続いている。
体重も着実に増え続け、とても危険。
一線は超えてはいないけど膝や足首もこれ以上太るな、早く元の体重に戻せ、と訴え始めている。
昨年はなんだかんだ言っても、ひたすら稽古場にこもり、汗を流し、
作品も作り続けていたもんなあ。
お弁当を作り横浜の稽古場へ。
「闘いの時間」が始まっている。
目に見えぬ何かとの闘い。
前日「どうやるべきか」ではなく「どう立つ」のか、に行きあたったのは一つの突破口になるはず。
人様の迷惑も顧みず、ちょっと自在にやらせてもらったのだけど、
発見がいくつもあった。
終了後、演出の吉岡さんと話す。
吉岡さんも、勝手に動いてみたところが面白かった、と評価して下さった。
やはりそうなのだ。
その辺りのことについてたくさん意見交換。
充実した時間になり、ひとまず安心。

さすがに疲れが、どんよりと。
年のせいなんだけど、若い頃だって同じだった。
身体は弱い方だし。
そして、稽古場で(も)精一杯やるもんだ、ということだけは叩き込まれた。
それにしても、例によって台詞が怪しいのは自分だけなのだけど。。。
帰宅すると風呂と大好きな肴が待っていた。
ああ、これは日本酒とじゃないとだめじゃん。。。。
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やっちまった

2021-05-25 11:36:05 | 丹下一の泡盛日記
土曜日の夜、その日の「ビニールの城」の素晴らしい時間を1人の身のうちには持て余して。
ぐいぐい飲み続けるうちに、今これを話すべき人がいる! と思い出したのは、
仙台の女優さん。
古事記やら「Hamlets/ハムレッツ」ver.1などでご一緒させていただいたあの方。
LINEで「起きてますか?」とお尋ねすると、
「何? 花園神社で唐組が!」と嬉しいお返事を見た瞬間には
電話していた。
まあ、幸せな時間だったこと。
そしてざっとシャワーを浴びてベッドに横になったことまでは辛うじて覚えている。
そして、
耳元のiPhoneからLINE電話の着信音が響き渡る。
あれっと見た名前を確認した瞬間、電話に出るのではなく起き出してパソを立ち上げていた。
やっちまった。
9時からの打ち合わせのはずが5分過ぎている。
完全に寝起き状態でさくっと打ち合わせ。
本番までの30分間でシャワーを浴びてコーヒーやお茶なども用意。
35分後にはZOOMの本番が始まったのだった。
前日に照明や楽器などをセットアップしていて本当に良かった。。。
そんな時間の後なのに、エネルギーがあり余っている。
もちろん一般的な体調が良いわけではない。
演劇的な体調は万全だ。
そのエネルギーを持て余すくらいに。
ボートシアター のセリフを当たり出す。
何をするか、ではなくどう立つか、が大事なような気がしてきた。
その後、なぜかその創造的なエネルギーが料理に向かってしまう。

夕方帰宅した連れ合いのために、と思うとますます。
自分のために作るのではなく誰かのために作ることが大事。
再びがっつり飲んでしまう。

締めのねぎラーメン(小)
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