泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

本番合間に中華街ランチ♪

2012-03-11 20:01:01 | 丹下一の泡盛日記
昨夜、天女神楽団のメンバーの元自分の学生が夜中に電話してきた。
ちょこっとワイン飲んで寝ようかな、としていたところだったが、そのまま電話で盛り上がる。
気がついたら1時間経過。
ワインは空に。
とっとと眠る。

目覚ましで起き、風呂に入る。
みそ汁を食べて電車に乗り、元町・中華街へ。
先週の日曜日は山手に上ってシェイクスピアだったけど、今日はふもとでプレイバッカーズ。


えりちゃん(高橋江利子)がコンダクターで自分とくみちゃん(佐藤久美子)、あきちゃん(小森亜紀)がアクターで、こうたろう(秋山耕太郎)がミュージシャン。
女性3人は誰がコンダクターになってもおかしくないメンツで、えりちゃん、あきちゃんはスクールの同期だ。
えりちゃん、ビジネスシーンでも鍛えられてるからなあ。
さすが、の時間を終了してお昼休み。
午後は3時からでだいぶ時間がある。
女性たちはすでにランチは中華街と決めていてわいわいと繰り出す。

女性たちのリクエストで飲茶。


幸せそうなこの顔を見よ。


えりちゃんと。


そして、ランチの間もストーリーの分析と午後のための振り返りが続く。

食事を終えてお茶を飲みに。


えりちゃんが連れて行ってくれたこの店、よかった!
ちなみに自分のチョイスは、ものすごく久しぶりの暴々茶。
バラの花も入った暴飲暴食の胃に優しいお茶。
かつて大量に仕入れて常飲していた。

こういう茶館が日本にもっとあっていい。
日本茶のお店でもあってほしい。
思うに紅茶やコーヒーを大量に飲む週間がないのは、水が貴重な土地柄と関係あるのではないか。
茶葉を買い、その気になれば閉店まで茶を飲み、居続けることができる茶館があるエリアがうらやましい。

茶屋でも打ち合わせは続く。


ちなみに午前の同じ時間帯、ニューヨークに飛んだかよさん(宗像佳代)もBig Apple PTの舞台に参加していた。
かよさんからメール。
スカイプでつないでiPhoneでみんなで話す。
すごい時代になったもんだ。
ニューヨークのかよさんと中華街の路上でテレビ電話で話してる。
自分がフェイスブックに書き込んだ情報をみて、一人の台湾人が公演に来たのだとか。
これも「時代」だなあ。

会場に戻ると14時半。
14:46に全員で長い黙祷。

午後もなんとかクリアし、メンバーみんなで元町でコーヒーとラムボール(元町名物のチョコレートとラム酒を使った球状のケーキ)♪

帰宅して届いた野菜でちょいと一杯。
ごめんなさい。あかるガーデンは、(ガーデンとしては)50日のオフに入ったのでしばらくは入手不可。
ブログを読んで下さった方たち、ごめんなさい。

この日に、早起きして風呂に入り、まずご先祖様に手を合わせた。
本番に出かけ、一生懸命自分の好きな仕事して、大事な仲間と一緒に美味しいものを食べた。美味しいお茶とお菓子もシェアした。そして、ともに祈り、現場に戻って自分自身と闘った。
無事終了し、振り返り、どら焼きをぱくついた。
身体と心にしみわたる旨さをきちんと味わった。
今日、「いのち」を謳歌できたこと、それも仲間と、を嬉しく思う。

あの時、眠らないパフォーマンスで原発の爆発を「爆発的事象」などとごまかしていた偽善者たちを忘れない。
「花見」の深い意味から眼をそむけさせ「自粛」させた「空気」を忘れない。
日本にある原発が2基を残して全て止まっているのに、今日「計画停電」しなくていいのは何故なのか?
米軍住宅のある池子に住んでいたが、池子はついに最後まで計画停電から除外された。何故なのか?

国体は守るけど国民を守らないのは戦中と変わらないんだと思い知らされて自分の日本国民としての誇りは地に落ちた。
自衛隊の奮闘には頭が下がった。心から感謝。だから自衛隊の予算から銃やミサイルに使う分のお金を被災地を支援する彼らの心と体を守るための経費に大胆に振り替えてほしい。
そしてロシアの戦闘機の為にスクランブルしなくていいように「外交」で交渉してほしい。英国のように。
そして、せめて、被災地で暮らす、生き残った方たちの尊厳をこれ以上奪わないでほしい。
コメント
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