泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

上海から

2011-10-11 08:47:16 | 丹下一の泡盛日記
10年ぶりの上海は別世界。
変わってないのはバンドエリアと豫園界隈だけだろう。
中国初めてのくみちゃんは「本当に大都会だ」と驚いている。
そして人々のエネルギーが一生懸命で清々しい、とも。

どうも日本は小さな国がぱつんぱつんに無理をして(させられて)、結果何かに汚染されてしまってるような気がする。
「100年たったら日本は中国の植民地になっているかもしれない」とつぶやいた人がいたが、中国に反発する人の中にはその恐れを抱いている人もいるだろう。

今回、南京で様々な声を聞くことができた。
中国の教育には「侵略された歴史を繰り返さないためにも、強くならなければならない」というスローガンがあることも知った。
そして最終的には国を動かす人たちも含めて個人個人のつながりが大切なのだろう。

中国は10年前に上海、6年前に北京を訪問しているが、このような深い出会いがあるものではなかった。
今回初めてきちんと人とふれあうことができたと思っている。きつい思いもたくさんしたが本当に得難い体験だった。
気がつけば2009年8月のプレイバックシアター・アジア大会以来、香港、台湾を含め中華世界とつきあってきた。
昨夜からはようやく筆談しなくてもタクシーの運ちゃんに北京語で行く先を伝えられるようになってる♪(話のレベルが違うか)
今、テレビではいつだったか香港で見た歴史ドラマの続きやってる。
世界は狭くなった。

今日は上海に毎月来ているT君に教わったエリアを初訪問。
そして夜はサーカス観に出かけます♪

コメント
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