泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

1日4麺

2011-10-28 22:58:45 | 丹下一の泡盛日記
来週早々の引っ越しに備えて引き出しをひっくり返して「身辺整理」。
出てくる出てくる色んなものが。
危ない危ない、ついつい見入ってしまう。
みるくがまだ子どもだった頃の写真。うるうるしてしまう。
一緒に暮らし始めた頃の娘2の写真。
小学校5年生だった。今、三重の小学校で担当しているのが小学校5年生。
10年前の娘2たちがそこにいる。

「別居」用の鎌倉の家に置いてあった布団も回収。
久しぶりに仏壇開いてお線香あげる。
実は、何度かここでは不思議に出会っている。
自分のことをどう思っていたのかなあ。

朝ご飯は、昨日茹でたそうめんの残りを出しにぶち込んでネギ散らす。
疲れた胃にしみるなあ♪
お昼ご飯、冷蔵庫からレスキューされた「僕、本当はまだ生きてるんです」冷やし中華麺を茹でる。
捨てたりなんかしないよ。
キムチをのせて♪
出かけた後、韓国のインスタントじゃーじゃー冷麺。
刻んだちくわとねぎのせて。
あれ、ずっと麺だ。

わんこたちと散歩。
いつもの場所に立ち富士山と夕景。
10年、ここから夕日を見てきた。
そして今日の夕日は素晴らしかった。
10年に何度立ち会えるかどうか、というくらいの光り輝く雲。
ふっと久保田一竹さんを思いだした。
こんな光を表現したかったのではないか。
わんこたちとも(もうすぐ)しばしお別れだねえ。。。

で、横浜の港に香港のダニー・ユンの舞台見に行く。
途中、京急横浜駅の立ち食い蕎麦屋に。
ここは自分が認めている数少ないお店。
ああ、麺類4食目。
だけどやっぱり美味しい。(立ち食い蕎麦として)

ダニー・ユン演出の舞台は2度目。
前回は崑劇の役者を使い、スライドとPC使った音響が印象的だった。
そして、テーブル。
今回は、リハ2日のみでほとんど即興。
銕仙会の清水寛二さんが出演。さすが。
崑劇役者たちも素敵。
今回は女優が参加。その声を聞いただけで,なぜ心が震えるのかなあ。。。

舞台の上は役者の身体と少しの布、追ってテーブル。
プレイバックシアターの人たちにも見てもらいたいな、こういうの。
10年経ってもなぜか「演劇」というとミュージカルだと思っている人たちばかりだ。
プアシアターの根幹を成すような舞台に立ち会っていただきたいものだ。
コメント
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