泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

市役所で

2010-06-23 14:24:19 | 丹下一の泡盛日記
 おばの介護問題で昼はかみさんとおばの住まいがある市に。(逗子市ではない)
 市役所と保健所をまわり書類提出。
 昨日、おばに保健所の場所を聞くと「ああ、うちのすぐ近くだよ」。
 まず市役所で書類提出。そして担当の方に保健所の場所を尋ねると「?」。
 「聞いたこともないし場所も知らない」。「!?」
 ここは実は新宿区役所かどこかに瞬間的にワープして管轄外だったのかもしれない。。。
 その場でiPhoneで検索したらすぐに出て来た(--;

 たどりついた保健所は昭和の匂いが香ばしくただよっていて、それこそタイムスリップした感じ。
 妙に懐かしかった。
 担当の方も丁寧に対応して下さり、とてもよく理解できた。

 今日は病院で血液検査。
 朝一番の予定を小屋入り直前に変更してもらった。
 空腹時採血とのこと。「普通は朝ご飯抜いて来て頂けばOK何ですけど本当に大丈夫ですか?」「はい!」と元気に返事してしまった。
 で、医師の指示で朝からお茶しか口にしていないので、さすがに「空腹」だ。
 
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小屋入り

2010-06-23 01:45:27 | 丹下一の泡盛日記
 「ひょうたんからこま」で今日と明日は人形の家あかいくつ劇場で稽古。
 こんな贅沢めったにない。
 そしてたくさんの発見が。よかった本番の後じゃなくて(^^;;
 シーンつくり直しちまったい♪
 それに思いっきりついて来てくれる出演者の方々に感謝。
 今日はきつかったと思うな。。。

 自分も22歳までいた流星舎のときにあったアイデアをついに実現。
 といってもこの30年でさんざん人様がやってしまっているんだけど、自分が体験することが大事。50歳までやってみるもんだなあ。
 そして気持ちは、あの20歳の頃と変わらない。本当に。
 かつての劇団員の方々に立ち会ってほしいという気持ちがふわっとわき起こる。センチメンタルなんだろうか? 甘えなんだろうか? もう鬼籍に入ってしまった先輩もいる。

 元町なので車で出かけ、車で夜の横横をぶっ飛ばしながら戻る。
 iPhoneのシャッフルされた選曲が心に触れてくる。広東語や北京語、韓国語の曲が続いて一緒に叫びながら走る。
 本番直前は開いちゃってるからやばいんだよね。
 
 帰宅して風邪でごほげほのかみさんが借りていた「嫌われ松子の一生」を一緒にみる。
 ずっと観たかったがチャンスがなかった。
 かみさんが借りて「これはいい!」と、待っていてくれた。
 この辺のセンスはさすがなんだよな。
 
 きっちり観た。今この時にみてよかった。
 この監督の「下妻物語」も好きだが、本作はまた深まった感がある。
 女優としてこれに主演できたら生涯の代表作なんじゃないか。
 そして相当きつい撮影だったのではないかと思う。簡単にこんな表情とれるはずがない(と思う)。
 美しい映画をみた。美しい女優をみた。
 
 曲がりなりにも自分が演出させてもらっている舞台に出ている人たちがこんなふうに「美しく」みえる瞬間がなきゃあねえ、と自分に無理注文。つうか今日、みんなとても美しかったんだけどね。
 明日、もう一つ先目指すいい見本を観ました。
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