伊勢へ向かう車中、新聞記事で南二郎さんが亡くなられたことを知った。
ラジオの世界では知る人ぞ知る音響マン。
以前、ニッポン放送のスタジオで上演した「ラジオドラマをみせる」という舞台「サヌカイト」でご一緒させて頂いた。
北海道在住の南さんにおいでいただき、舞台で実際に音を出してもらったのだ。
音を出す動きに無駄が無く美しかった。立ち姿も素敵で「職人芸」とはこういうことかと。
「前で芝居してる役者より後ろの南さんに目がいっちまうぞ!」なんて言っていた。
楽屋が一緒だったので、ラジオドラマ最盛期の音造りのお話もたくさんうかがうことができた。
日本放送のスタジオは有楽町にある。
夕方5時になるのを待ちかねたように、なじみの飲み屋に「移動」。スタッフが集まって飲みながら「打ち合わせ」するのが毎日だったそうだ。
「あいつらちゃんと仕事してんのか?」って陰口叩かれてましたが、飲み屋での話の中からアイデアが一杯出てくるんですよ♪ と嬉しいお話。
打ち上げでもしっかり熱燗飲んでた。
実は南さんの赤貝(こすり合わせてカエルの声出すためのもの)を預かっている。
実際に「サヌカイト」で使っていたものだ。
これをこすり合わせて「おと」をだしていた南さんの姿が自分の目には焼き付いている。
宝物がまた一つ増えた。
合掌
ラジオの世界では知る人ぞ知る音響マン。
以前、ニッポン放送のスタジオで上演した「ラジオドラマをみせる」という舞台「サヌカイト」でご一緒させて頂いた。
北海道在住の南さんにおいでいただき、舞台で実際に音を出してもらったのだ。
音を出す動きに無駄が無く美しかった。立ち姿も素敵で「職人芸」とはこういうことかと。
「前で芝居してる役者より後ろの南さんに目がいっちまうぞ!」なんて言っていた。
楽屋が一緒だったので、ラジオドラマ最盛期の音造りのお話もたくさんうかがうことができた。
日本放送のスタジオは有楽町にある。
夕方5時になるのを待ちかねたように、なじみの飲み屋に「移動」。スタッフが集まって飲みながら「打ち合わせ」するのが毎日だったそうだ。
「あいつらちゃんと仕事してんのか?」って陰口叩かれてましたが、飲み屋での話の中からアイデアが一杯出てくるんですよ♪ と嬉しいお話。
打ち上げでもしっかり熱燗飲んでた。
実は南さんの赤貝(こすり合わせてカエルの声出すためのもの)を預かっている。
実際に「サヌカイト」で使っていたものだ。
これをこすり合わせて「おと」をだしていた南さんの姿が自分の目には焼き付いている。
宝物がまた一つ増えた。
合掌