たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

公契約条例

2011年08月20日 | 長野県議会

公契約条例制定に向け会派の
 プロジェクトがスタートしました。


 8月17日(水)午後に、会派の中に設置した「公契約条例プロジェクトチーム」の第1回目の会議が行われ、取り組みがスタートしました。
 公契約条例については、阿部知事が検討を公約し、庁内に「研究会」が設置され今年秋頃に中間報告が行われることになっています。
 そのため、県がこれまで主に業界を対象に意見交換会を行っていますが、既に建設業協会等から「反対」や「慎重」な意見が表明されていることから、条例制定の目的や趣旨、これまで反対を表明している業界の意見、そして、反対意見に対し対応出来ることや反論等々を分かり易くまとめ、今後、業界に止まらず広く県民と行われるであろう「意見交換会」に備え、「反対」ありきの姿勢については、私達の主張とどちらが正しいか、県民の皆さんに判断して頂く論点をまとめるため、このチームを設置したものです。
 第1回目の会議では、反対意見の内容を分析するとともに、今後、県が行っている既存の入札制度と特に基準労務単価と法律、下請け孫請け等との実態について調査活動を行い、次回に論点整理を行うことになりました。
 このプロジェクトの役割は、私は、構造的な格差社会を改善するためにも大変重要であるとともに、そのために越えなければならない壁は、業界の慣例(体質)改善です。
 そのため、これからのプロジェクトチームの作業は、これまで、タブー視されて来た世界に手を入れることになると思いますが、県民所得を少しでも向上させるための取り組みであることを、ご理解頂きたいと思います。

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9月補正予算への対策

2011年08月19日 | 長野県議会

経済対策予算をどのように確保するか。


 8月17日と18日は、会派の幹事長として、倉田代表や会派の主な議員と、6月補正予算案について、財政課、教育委員会、健康福祉部、建設部、県警本部等と意見交換しました。
 なぜかと言うと、9月補正は、この数年間、リーマンショックによる深刻な経済危機に対処するための国の緊急経済対策予算に裏打ちされ、9月補正としては結構規模の大きい予算を計上し対策を行って来ましたが、東日本大震災の発生により、国会が先に可決した第二次補正予算の内容は震災対策が主であり、その後、第三次補正予算案を提案するとしていますが、その内容の全容や可決時期等が、首相交代の動向など全く見通しが見えなくなっているからです。
 また、先の6月補正予算では、国の第二次補正予算案の見通しを踏まえ、栄村の復興支援を中心に6月議会としては異例の147億円余を可決しましたが、それは、経済・雇用対策としては、広い本県にあっては、経済波及効果が全県的と言えず、6月議会での一般質問でも多くの議員から、さらなる経済・雇用対策を求める発言が多かったからです。
 さらに、こうした状況を踏まえ、もし、9月補正予算案が、国の補助金などの裏付けがないからといって、これまで続けて来た経済・雇用対策予算を提案しないとすれば、大震災後や最近の円高による県内経済への影響がさらに深刻になると予想されるからです。
 様々論議しましたが、県民から要望されている生活関連事業の前倒し等による昨年同規模程度の補正予算が必要との認識で一致したと思います。
 ただ、財源については国の補助がないため、繰越金や起債、一部緊急経済対策基金の活用による、ほとんどが県単独事業とならざるを得ないため、起債抑制の姿勢である知事の理解を求める必要があります。
 
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こんにちは県議会です

2011年08月18日 | 長野県議会

県政報告会・
    ふれあいミーティングが開催されます。


 今年から、これまでテーマを定めて県民の皆様と意見交換を行って来た「ふれあいミーティング」に加え、県民の皆様に身近で開かれた県議会を目指すことを目的として、定例会の概要や議会制度について説明する「県政報告会」が、9月7日、北信合同庁舎で開催されます。
 当日は、まず広報担当議員(広報委員)が6月定例議会の報告を行い、その後、メインテーマを「活力ある北信州をめざして」として、「長野県北部の地震災害からの復興」と「北陸新幹線開通に伴う広域観光」に関して御活躍されている方々から意見発表をしていただき、県民の皆様や自治体関係者と正副議長・地元選出県議会議員と意見交換や懇談を行います。
 どなたも、自由に参加出来ますので、お気軽にお出かけ下さい。  
 
1 日  時 平成23年9月7日(水) 午後2時~4時
2 場  所 北信合同庁舎 講堂(4階)
3 主  催 長野県議会
4 参 加 者 県民及び自治体関係者
5 参加議員 正副議長(村石正郎、竹内久幸)
  地元選出議員(宮本衡司、丸山栄一、小林東一郎)
  県議会広報委員(甕 裕一、中川宏昌、藤岡義英)
6 内  容
(1)県政報告会
(2)ふれあいミーティング
 意見発表
 ○「長野県北部栄村地震からの村づくりに向けて」
   栄村復興支援機構「結い」 代表  相澤 博文 氏
 ○「北陸新幹線延伸開業に伴う
                  広域観光連携強化について」
   山ノ内町観光連盟 会長  小根澤 市左衛門 氏
 ○「北信州のパワー全開には何が必要か!
    -きのこの魅力発信、健康・癒しの拠点づくり」
   信州きのこマイスター協会 理事長 前澤 憲雄 氏
 ○「北陸新幹線飯山駅開業に伴う広域観光について」
   斑尾高原観光協会     会長  久井 実 氏
(3)意見交換・懇談


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県議会広報番組

2011年08月17日 | 長野県議会

県議会広報番組のお知らせ。


 副議長の仕事の一つに広報委員会の委員長として、県議会の広報の在り方や内容を広報委員の皆さんと検討することがあります。
 その初仕事として、ケーブルテレビを使っての広報番組「こんにちは県議会です」が近く放送されます。
 内容は、6月定例議会での総務企画警察委員会と健康福祉委員会の審査状況等ですが、これまでの内容が「ありきたりでは」との指摘を踏まえ、今回から審査内容にあわせた資料映像も入れる工夫をすることにしましたが、どの様に編集されているか楽しみです。
 放送予定日時は、長野市のケーブルテレビでは、8月22日・29日、6:00.7:00,8:00,9:00です。
 ご覧頂き、ご感想やご意見を頂ければ幸いです。


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孫の写真

2011年08月15日 | 社会生活

孫の写真の展覧会がありました。


 8月13日(土)、長男の結婚式やお宮詣りなどでお世話になっている写真館の展覧会が、「もんぜんプラザ」であり、初孫「未桜」(みお)ちゃんの写真も展示されるというので、息子夫婦と妻が見に行きました。
 私は、行けないので妻に写真を撮って来てくれとデジカメを渡しました。
 その写真を紹介しますが、後で展覧会の様子を聞くと、この展覧会は、この写真館を利用し撮影した子ども達の写真の中から、親が選択した写真を全て展示し、この写真館の存在をアピールする会のようでした。



 でも、息子に言わせると「未桜が一番可愛かった」と自信たっぷりでしたが、私の妻に言わせると、メインの写真の下に小さく展示していた写真の中に、もっと可愛い写真があった。何でこの写真をメインにしたのか、息子のセンスが疑われると嘆いていました。
 初孫「未桜」ちゃんや、二番目の「佑芯」(ゆうしん)くんは、今後、七五三などの儀式を行うことになりますが、その際の記念の写真撮影も、今回この写真館の展覧会を訪れたことにより、戦略にはまり、どうもこの写真館になりそうです。


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乗合バスによる現地調査

2011年08月14日 | 社会生活

バス運転手からみた
 危険箇所等の現地調査を行いました。


 8月12日(金)は、午前9時から午後3時半頃まで、バス運転手からみた危険箇所等の現地調査を、アルピコ川中島バスと長電バスの労使の方、長野建設事務所担当者の方、そして私が一緒に行いました。
 この調査は何年かに一度行っていますが、その趣旨は、とかく道路整備(維持・補修や安全対策等)が普通乗用車の視点で行われがちですが、生活バス路線等を運転し利用者の安全を確保することを使命とするバスの運転手の実感や感覚からすれば、勾配や段差、カーブミラーの位置や危険箇所など、違った視点での危険性があり、そのことを実際にバスに乗って体験し、安全を確保するために行っているものです。
 使用したバスは、アルピコ川中島バスが日頃路線バスとして使っている車両でしたが、いざ乗って体験してみると、普段自分が乗用車を運転している以上に、道路上の段差や修繕箇所を通過するごとに大変な振動を実感しました。

 現地調査終了後、議員会館で現地調査を行って頂いた長野建設事務所の方から、調査 結果を踏まえた今後の対応等についてご報告を頂ききしたが、路線バス目線での現地調査に感謝の意を述べた上で、今回現地調査した要望箇所について、多くの箇所について改善することを「努力」するとの回答を頂きました。
 私としても、今回の現地調査を踏まえ、今後の県の対応を検証して行きたいと思います。

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地元要望の陳情活動

2011年08月13日 | 社会生活

長野地方事務所と建設事務所へ
 地元要望の陳情活動を行いました。


 8月10日(金)は、地元朝陽地区の皆さんと住民の皆さんから要望されている課題の実現に向けて、長野地方事務所へ伺い、建設事務所長と地方事務所長に、要望活動を行いました。

 この内、建設事務所長へは交差点改良や歩道整備、鋪装修繕、側溝整備、交通安全対策など、13項目を要望しましたが、事前に手渡していた要望箇所については、既に現地調査を行って頂いていて、今年度実施する箇所について、ある程度明確な回答が行われました。
 また、地方事務所長へは、現在北長池地区で水害対策等のため行われている、北八幡川から南八幡川へ地下河川バイパスを整備する工事(長野地区ため池等整備事業の第3期工事)が終了する見通しであることから、引き続き第4期工事として、国の土地改良事業に対する厳しい状況もあるが、南八幡の上流整備を優先し整備して欲しい等のことを要望しました。
 この要望に、地方事務所長は「私も現場を見させて頂いた。」とした上で、「この事業は開始から20年以上経過しており、費用対効果など事業評価の時期を迎えているが、予算獲得のために努力したい。」との趣旨を述べました。
 これらの回答に私からは、今日陳情したのは、財政的にも厳しい環境にある故に、皆さんが地域要望を達成しやすい様に陳情書を持参しましたが、要望実現のため格段のご尽力をお願いしたい趣旨を申し上げました。
 この陳情終了後は、参加された全員の皆さんに副議長室を訪れて頂き、その後、議会事務局の皆さんのご配慮により、本会議場や議会運営委員会室の見学をして頂きました。
 今回、要望した地元地区の課題については、今後も県の対応を検証するなど、その実現のため全力で取り組む決意です。

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我が家の収穫祭

2011年08月12日 | 社会生活

家庭菜園の収穫祭を行いました。


 8月9日(火)は、5時45分からの憲法9条を守るために毎月JR長野駅前で行っている「9の日」の後、夜7時から同じ家庭菜園の隣組や親しい友人夫妻の皆さん等、7人が集まり我が家の庭で、蚊取り線香をともしながら家庭菜園の収穫祭を行いました。

 仕事の関係で遅れて来られる方もいましたが、それぞれ、収穫した野菜やお酒、料理を持ち寄り、今年の天候が不順なためか、土が悪いのか、それとも雨が降らないためか等々、今年の家庭菜園の収穫状況が余り良くないこと等について情報交換を行いました。
 また、持ち寄った野菜を食べ比べ批評しながら懇談しましたが、3種類出された枝豆部門では、「我が家が勝った」と主張しましたが、全員の同意なかった様な気がします。 
 この収穫祭は、一度場所を友人宅で行い、既に7年間は続いていると思いますが、楽しい会のため、出来れば秋の収穫祭も企画したいと思います。

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千曲大橋は幻か

2011年08月11日 | 社会生活

千曲大橋建設促進期成同盟会に出席しました。


 8月9日(火)は、須坂市で千曲大橋建設促進期成同盟会の総会があり出席しました。
 この会は、千曲川に架かる村山橋と小布施橋の間、約5.5kmの間に、長野市北部地区と須坂市を結ぶ橋を整備することを目的に、昭和51年に設立され今日に至っています。
 しかし、これまでは村山橋の建て替えが課題であったため、今日まで35年間「調査・研究」が行われるに止まりました。
 そして、この日も来賓として挨拶した長野建設事務所では「この橋は将来必要と考えている」と言うに止まりました。

 けれども、35年前とはだいぶ整備環境が変化して来たと思われます。
 それは、村山橋が完成しましたし、長野市側ではエムウェーブからアップルラインに向け国道東バイパスの用地買収が進んでいますし、若槻方面からアップルラインを結ぶ都市計画線の北部幹線も用地買収が行われているからです。
 後何年経て、この千曲大橋が現実のものとなるかは分かりませんが、今あげたこれらの道路が、さらに進捗すれば、この橋の必要性が現実的になると思います。

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「公契約条例」の今後

2011年08月10日 | 長野県議会

都道府県で初の条例制定への
 気運盛り上げが県民所得を引き上げる。


 先の知事選挙で社民党県連と阿部氏が政策協定した項目の内、「公契約に係わる業務に従事する労働者の適正な労働条件を確保する」ための「公契約条例」の検討が県において行われていますが、秋に予定している中間報告に向けて、現在、関係業界との意見交換が行われています。
 しかし、その内容を集約するまでもなく、7月25日行われた建設業協会長野支部と長野市区選出県議との懇談会では、支部長から「全体的な話し(入札制度の最低制限価格の引き上げ)等の提案が県からなく、条例と言われれば反対であることを県内15支部で確認した。」との表明は、この条例制定に向けては、今後、苦難な道のりを歩むことが予想されます。
 建設業協会が反対する理由としてあげているのが、労務単価を規定しても、そのため増える事務費はどうするのか。落札率がこのところ2%落ちていることの入札制度の改善が先。最低労務単価を定めると、雇用弱者を閉め出すことになり、雇用のセフティーネットが失われる。下請けなど民民の契約まで行政が関与することは問題等々です。
 中には、既存の入札制度を(業者の有利な様に)改善しないで、公契約条例を制定しようとする考えは100%間違っているとの過激な意見があり、この意見には、さすがに私も反論し、私からは「田中知事時代に徹底した一般競争入札により、皆さんは低価格の入札を迫られ、壊された業者もいる。しかし、それに対し私は政策入札を提案し総合落札制度か導入された。村井知事となり、その後も、議会は超党派による入札制度研究会を設置し、最低制限価格の引き上げを行うなど努力して来た。
 公契約条例は、この延長の課題であり、既存の入札制度に問題があれば、条例制定過程で反映すれば良いこと。過去に、この会に参加したが、乾杯の音頭で皆さんの顧問が、偉ぶった態度で県議会議員は仕事をしていないし、自分達の言うことを聞いて仕事すれば良い様なことを言われ怒られたことがあり、私はその態度に怒って場を退席した記憶がある。
 しかし、私はこれまで皆さんのために仕事をして来ていると自負としているが、少なくともあなた方に、そんなことを言われる立場にない。条例を反対と決めつけるのではなく、どうすれば満足出来る条例となるか、前向きに紳士な姿勢で検討すべき」趣旨を申し上げ、その席を後にしました。


 現在検討中の公契約条例は、この間、一般競争入札により価格のみの落札が重視される中で、建設業協会をはじめ業界の皆さんが悲鳴をあげ改善を求めて来たことや、その下請けの皆さん等からは、「適正な労務単価を支払う仕組みを作って欲しい」等の切実な声があり、県民所得全国平均並を目指す一環としても、県民の税金を使って行う事業の入札にあたっては、これまで以上に適正な基準を設けようとするものです。
 また、その対象は元請け下請け、孫請け、一人親方、そして指定管理者の指定に当たっても定めるべきことを私は求めていますが、なぜ、これだけ、建設業協会の皆さんが反対するのか、私には一般感覚として理解できません。
 それは、憶測すると、おそらく、自社の利益を確保するためには、請け負った事業の全部又は一部を下請け業者に委託しコスト削減をはかって来たが、最低限の労務単価を厳格に決められると、利幅が減少してしまうことへの危機感なのかも知れません。
 しかし、川崎市では公契約条例を制定しましたが、建設業協会からの反対意見はなかったと聞いており、長野県の場合は、業界の体質的問題なのかも知れません。


 公契約条例の検討過程は、現実の問題として、この様な「利害関係」を伴う課題について現在の実態を調査・把握し「赤裸々」にすることが原点であり、私としては、公契約条例の対象となり反対を表明している建設業協会はじめ各種業界の実態を把握し、条例制定に向けた条件整備を行う決意です。


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