たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

歯科保健推進条例の準備

2009年12月27日 | Weblog

長野県の歯科保健衛生の歴史は?


 最近、年末を前に様々な対応に追われ、報告したい行事や出来事がありながら、報告する物理的な条件がありませんでした。
 そこで、遅ればせながら過去の幾つかの報告しておきたい出来事等について、今日から幾つか連載したいと思います。


 12月17日(木)、私は県歯科医師会の主な役員の皆さんとの懇談会を行いました。
 この発端は、12月3日行った県歯科医師会役員と県議会正副議長や各会派代表者との懇談会の席上で、私が、県議会で歯科保健衛生推進条例制定調査会が設置され条例制定作業を行っているが、「新潟県や富山県と比較し、これまで取り組んできた本県の歯科衛生の実績を証明するデータが蓄積されていない。これから本県が制定しようとする条例には、本県がむし歯等が少ない率で全国4位という実績となっており、これまで本県が取り組んできた実績を評価した上で、本県特有の課題や目標を位置づけるべきと思っている。ついては、歯科医師会が把握している過去のデータを公開して欲しい。」と求めました。
 するとその後、県歯科医師会から具体的にどの様な資料を集めれば良いかとの問い合わせがあり、私からは、新潟県の事例を例に20件の過去の本県の実績を示すデータと、歯科医師会が30年間をかけてむし歯を減らして来た取り組みの経緯、フッ素洗口等によらない方法、口腔衛生協会が廃止された経過とその後の取り組み、今後の課題を知りたい趣旨を申し上げました。
 その後、歯科医師会から私が問い合わせた資料請求や課題に関する回答と説明をしたいとの連絡があり、17日に懇談会を行いました。
 県歯科医師会がご苦労され集められ当日示された資料は、昭和36年からの3歳児歯科検診結果の年次推移、病因と予防の接点、長野県学校歯科統計、20歯以上保有率の推移、県口腔衛生協会が廃止された経緯及び県歯科保健センター設立経緯等々です。
 この資料の説明と私からの質問など、懇談会は約一時間半ほどかかりましたが、本県の歯科衛生に関する歴史や特徴、今後取り組むべき課題が鮮明になり大変勉強になりました。
  また、市町村別のむし歯の本数など較差を示す資料等については、今後、各地区の歯科医師会の支部を通じて集めて頂けるとのことでした。
 頂いた資料は、今後、調査会で配布し説明するなど条例制定にいかして行きたいと思います。

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