たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

長野県中央メーデーに出席

2018年05月07日 | 社民党
 5月1日(火)は、長野市城山公園広場で第89回長野県中央メーデーが開催され、来賓として招かれ出席しました。
 そして、私は社民党を代表し、下記の挨拶を行いました。
 第89回長野県中央メーデーに参加された働く仲間の皆さんに、社会民主党を代表して連帯の挨拶をさせていただきます。
 「働き方改革」関連法案が、国会に提出されています。
 裁量労働のデータごまかしの追及を受け、裁量労働制の適用拡大は見送られました。
 しかし、「高度プロフェッショナル制度」が盛り込まれ、「企業にとっての生産性向上」が前面に出ています。この制度は、一度導入されれば、省令で一般の労働者にも適用を拡大していくことが懸念され、他人事ではありません。断じて導入を許してはなりません。
 残業時間の上限規制を罰則付きで法制化することは画期的ですが、年720時間以内という水準は不十分です。また自動車運転業務、建設業、医師の3業種は上限規制の適用除外が法施行後5年間続き、自動車運転業務は、その後も上限が年960時間以内にしかなりません。教員の長時間労働や公務現場などの働き方改革の課題も残っています。
 労働時間は働くものにとって最も基本的な労働条件であり、非正規労働の待遇改善をはじめ、真の働くもののための「働き方改革」をめざしましょう。
 安倍政権は、「2020年改憲」を狙っています。9条への自衛隊明記は、米国に追随して日本を「戦争する国」に変えるものであり、決して許すわけにはいきません。平和をめざすす市民の皆さんとの結集で改憲を止めましょう。
 自衛隊の日報隠し問題、加計・森友学園の決裁文書改ざんなどは、民主政治を根幹から破壊する事態です。安倍首相の責任を追及し、早期退陣に追い込みましょう。
 戦後の平和と民主主義は、はたらく仲間の力で守られてきました。社民党は働く仲間の皆さんと手を携えて平和な暮らしを守るために、闘います。求められるのは憲法を変えることではなく、憲法の理念や条文を政治に活かし、暮らしに活かすことです。共に闘いましょう。
 以上、連帯の挨拶とさせて頂きます。
 
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