たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

「問われる地方議会、あなたは必要か?(1)

2012年02月05日 | 長野県議会

拓殖大学「地方政治センター」
  「議員激論会」に出席しました。


 2月3日(金)~4日(土)は、拓殖大学文京キャンパス国際教育会館で開催された拓殖大学「地方政治センター」「議員激論会」に出席しました。

 この会は、自治体議会政策学会の竹下譲会長(元四日市大学教授)が、地方議員の交流の場として拓殖大学「地方政治センター」を設置し所長となり、竹下先生から「今回センター主催で『議員激論会』を行うので、世話人になって欲しい」と頼まれ、拓大は私の母校でもあることから出席したものです。
 この会に出席する前に、私は『議員激論会』との名称は、テーマに基づき自分の意見を言うことを前提としており警戒されて余り多くの議員が出席しないのではと思っていましたが、それでも約60名の議員が出席したことに驚きました。
 3日午前10時から行われた「世話人会」で竹下先生からは、「議員激論会」での論議するテーマとして、二元代表制のもと議会は合議制であるが、一般質問は議員個々のパフォーマンスと言って良いと思うが、どう改善すれば良いのか。
 議員は住民を代表して選出されているが、議案の審議に当たって住民の意見をどの様に把握するのか。
 議員間討議は行われているのか。
 議員は、首長や職員、強いては国に従属して活動すべきでなく、住民の代表として活動すべきである。
 等々が提起されましたが、議論の結果、それぞれの出席者には出席するに当たっての問題意識があり、自己紹介の折りに論議したいことを語って頂き、テーマを決めることになり、3つのグループに3名の世話人が配置されましたが、なぜか私が一班の座長となってしまいました。
 そして、いざ三班に別れての「議員激論会」。

 私の担当する一班は、出席者の意見をまとめた結果(決めるまで苦労しましたが)はテーマは、会派の必要性、議会基本条例の必要性、議会報告会、議員定数や議員報酬、事業評価、議案への住民参加となりました。
 私は、今回の研修名称が「議員激論会」であり、はたして激論会になるのか心配していましたが、いざ論議がはじまると次々に発言があり、出席した議員の皆さんの意識の高さに感心するとともに、座長としての運営に苦慮しました。
 しかし、激論会は続き、みるみる時間が過ぎ、2日間の激論会は、あっと言う間に終わったという感じです。
 今回の激論会は結論を出すために行われたものではありません。
 それでも最後に、座長のまとめとして私からは、「地方議会が100あれば100通りの活性化策があってしかるべきである。それぞれの議会で創意工夫しながら、皆さんが中心となり頑張って欲しい。
 竹下先生から提起された住民の立場で議案を審議する仕組み作りについては、時間がなく今回は議論出来なかったが、宿題とさせて頂きます。」と申し上げました。
 
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