たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

千曲川立ヶ花狭窄部の掘削はじまる。

2012年02月22日 | 長野県議会

市東北部水害問題懇話会
    の研修会を開催しました。


 2月21日(火)は午後1時から、私が会長をしている長野市東北部水害問題懇話会の研修会を開催し出席しました。

 今回の研修内容は、昭和58年の台風による千曲川の大水害以降、最大の課題となっている旧中野市立ヶ花狭窄部の解消に向けた取り組み状況と、そのことを視野に行っている下流域での国直轄部分と県管理部分の掘削や築堤の進捗状況についてでした。

 千曲川の河川整備については、数年前から概ね30年間の目標を定める「信濃川水系河川整備計画」の策定作業が行われていますが、新潟県内での調整に時間がかかり中断している経過がありますが、立ヶ花狭窄部の解消に向けた取り組みや、そのための下流域の築堤整備については、今回の現地視察により、整備計画策定への地元要望を踏まえ前倒しして実施して頂いていることを実感し、私としては、この地区の水害問題を背負って来た一人として、
「歴史」は一歩進んだと感激しました。

 県管理区間・飯山市下境での堤防整備

 具体的には、国直轄事業では、中野市古牧地区での築堤が平成23年度完成し、立ヶ花狭窄部解消のための一環として狭窄部下流の中野市上今井橋付近での掘削が同23年度開始されたこと。
 飯山市戸狩狭窄区間の改修が、今年の雪解けを待って着手されること。
 飯山市下流の県管理区間では、過去に人家等への水害のあった下境工区と飯山工区について築堤工事を行っており、用地交渉の難しさはあるが平成26年度以降完了する見込みとのことでした。

 県管理区間・飯山市飯山での堤防整備

 今回の研修会により、千曲川の治水対策について歴史的にも一歩踏み込んだ対策がスタートしたことを実感するとともに、今後も、国・県・市と率直な意見を交わしながら、この地域の水害への不安を一日も早く解消できるよう頑張る決意を新たにしました。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。