今日はクリスマスイブです。なので、今日はスターウォーズについて、まとめを書いてみようかと思います笑。あ、あと、俺はまだ最新作のエピソード7を観てません。
エピソード7を観るために、この12月、12時間(以上)かけて、改めて、エピソード1から6まで続けて観てみましたが、いやー、本当によくできている。旧三部作を、ある程度、前に観たことあるんだけどなぁ程度であれば、俺は、1,2,3,4,5,6の順で観ることをオススメします。たぶんこれであってると思うんだけども、、うーん。4,5,6,1,2,3と公開順に観るよりも話の流れがすっきりわかる部分が多い気がするのよね。まぁ、もちろん、ベストは、4,5,6,1,2,3,4,5,6,1,2,3とかでしょうけど、皆さんがそんなに時間があるとは思えないので(笑)
さて、このスペースチャンバラ、スターウォーズの流れを大きく掴むと、実にシンプルで、シスの時代(お話の中だけ, 1000年前)→銀河共和国時代(エピソード1~3)→帝国時代(エピソード4~6)。
スターウォーズがすごいのは、エピソード4~6でジェダイを正義とか憧れの存在と思わせて、エピソード1~3で「え?ジェダイって正義か?」と疑問に思わせるところ。その伏線がエピソード5や6にたくさんあります。
そもそも、ジェダイは人助けなどではなく、「ジェダイは(フォースを用いた)兵器である」と考えるのがジェダイの正しい捉え方です。ジェダイは恋愛禁止です、っていうか、感情や判断を持つことそのものが許されていません。感情を持つことはダークサイド(シス)に繋がっているとされています。エピソード1で、後にダース・ベイダーになるアナキン・スカイウォーカーが、幼少期にも拘らず「お母さん(シミ・スカイウォーカー)に会いたい」と思ってるだけで、マスターヨーダ(ジェダイで一番偉そうな緑のおじいさん)から「お前はジェダイには向かない」と言われてしまいます。そして、奴隷であるシミ・スカイウォーカーを、ジェダイは頑なに助けません。元老院が判断するべきだからです。で、これがのちに、アナキンがダークサイドに落ちてしまう根源的な理由です。
ジェダイを動かしているのが元老院。この元老院が人数が増えまくってしまっていて判断が遅くなり、惑星ナブーにおいて連合軍の侵略に対して事態を改善できない点がエピソード1のポイントです。パドメ・アミダラ(のちにアナキンと恋に落ちる)がはっきり言っています「もはや元老院が機能していないことがよくわかりました!」と。
連合軍の黒幕であるダース・シディアスの弟子であるダース・モールと、アナキンを見出したクワイガンとその弟子のオビワンが戦うわけですが、クワイガンが死んで、オビワンにアナキンを託すことになります。この幼少アナキンはかなりすごくて、惑星ナブーの侵略を抑えたのは、ポットレースのノリで敵の戦艦をやっつけたアナキンでした(ここがエピソード4とシンクロしてる)。
エピソード2では、ヨーダは最大の失敗を犯してしまいます。それはクローン兵を使って連合軍に立ち向かい、アナキンやその師であるオビワンたちジェダイを助けてしまったことです。ヨーダ、お前こそが感情に支配されてるだろ!、しかもクローンかよ、と誰もがツッコミを入れるポイントです。いくらピョンピョンと飛び跳ねてドゥークー伯爵と対決してカッコつけてても、この判断はいいのかよ?
シミを殺されパドメを愛し、感情むき出しのアナキン。アナキンのダークサイド面が表れ始めるのが、エピソード2です。
っで、エピソード3はところどころすごく重要で、最大は、パルパティーン最高議長がダース・シディアスだったのかよ!ってところ。ここで普通はエピソード1と2を見直したくなるはずです(笑)。で、アナキンがジェダイ評議員には選ばれるのに、ジェダイにはならないという決定が評議会で下され、アナキンがむかついているシーン。ジェダイに選ばれるかどうかはアカポスみたいなもんです(笑)。ジェダイも元老院も、どんどん、ただの保守派に回り始めます。そんなアナキンに付け入るため、パルパティーンは「ダークサイドの力を手に入れれば、生命を創造できる、生き返らせることも可能だ」ということを言います。たぶんこれが重要で、だから、旧三部作で、ダース・ベイダーはダース・シディアスと一緒にいるのでしょう。
短絡的な感情を優先させるダークサイド、シス。その黒幕であったパルパティーンを元老院の指示で逮捕しなくてはいけないところ、マスターウィンドゥがパルパティーンを殺そうとします。それをアナキンは止めるため、マスターウィンドゥを殺してしまいます。で、さらに、幼いジェダイ見習いであるパダワンを皆殺しにしてしまいます。さらにクローンがジェダイに対して反逆。っま、だから、ある意味では、アナキンはやっぱり予言通り「フォースにバランスをもたらす者」であったわけですね。パドメは生きる意欲がなくて死亡、アナキンとの子供である、ルークとレイアを残して。アナキンはオビワンとの闘いで重傷を負い、ダース・ベイダーのあの格好になります。
ジェダイとシス。これは表裏一体で、どっちが正義でどっちが悪ってわけじゃなく、どっちもフォースという不思議な力を操る存在。一方は感情を持たないように努める兵器、一方は感情を持つように努める兵器です。
エピソード4ではアナキンの子供であるルーク・スカイウォーカーが主人公になります。元老院が崩れ共和政が壊滅し、ダークサイドであるシス卿パルパティーンによる帝国時代が始まりました。ひっそりと暮らしていたルークにオビワンやハン・ソロなどの仲間ができます。
オビワンにフォースの心得を教わったルークは、敵の最強兵器デススターを壊滅させます。でも、オビワンはかつての弟子であるダース・ベイダーに殺されてしまいます(オビワンが殺させた?)。フォースを駆使して宇宙戦闘機を操縦するルークはデススターを壊滅。エピソード4は、意外とこんなもんだろ。
ホスの闘いで帝国との戦いが激化しているのがエピソード5。この時代の戦闘マシーンが古びているのは、映画が古いせいではなく、帝国時代によって武力が全然進歩してないことを示しているのだそうです。
で、ルークは、マスターヨーダに会いに行きますが、このヨーダ、全盛期(新三部作)と違って、グレまくってます。やっぱ、こいつこそが、ダークサイドに堕ちてるんじゃないか?と思うんですが、違うかな。。でもジェダイらしく、ハン・ソロとレイア姫を助けにいくよ、と言うルークに対して、ヨーダは「行くな!フォースに従え!まだ制御できないだろ。助けたいと思うな!」と意味の分からないことを言っています(だからやっぱりエピソード1から観たほうが良い気が)。どんどんルークがダークサイドに堕ちそうになるのですが、父であるダース・ベイダーはマジで強く、ルークの手をはねて、お前を殺したくはない、お前とともにダース・シディアスを倒そう、と提案してきます(で、たぶん、お母さんパドメとおばあちゃんシミを生き返らせよう、的な発想があるように俺には想える)。で、ルークはそれを断って、命辛々レイア姫の待つミレニアムファルコン号に帰ってきます。
そして、ラスト、エピソード6。やっぱりお父さんはダークサイドじゃない!と信じてやまないルークは、ダース・シディアスの前で、ダース・ベイダーと戦います。これがダース・シディアス、パルパティーンとしては、予想通り。要らないダース・ベイダーの代わりに、ルークを弟子にしようとしてるわけです。考えてみると、このダース・シディアス、弟子を持ちまくってる。
ルークはダース・ベイダーを倒したが、ダース・シディアスには手も足もでません。そのとき、ダース・ベイダーがルークを助け、ダース・シディアスを倒し(いや、結局ここで倒すなら、あのとき倒しておけよ、とマスター・ウィンドゥは思っただろう)、アナキン・スカイウォーカーとして死んでいき、30年ほど続いた帝国は(ハン・ソロのおかげで)滅びました。
というように、人数が増えまくったせいで機能しなくなった民主主義を、恋愛という感情によってぶっ壊し、そこから始まてしまう独裁制を、父と子の愛でぶっ壊す、という話です。
こういうとらえ方をしながらスターウォーズって観られているのかな?
エピソード1は4と、2は5と、3は6と、色々シンクロしていているので、エピソード7は1と4が対応してくるはずです。
で、予告によると、何者かがダース・ベイダーを引き継ぐわけだから、俺としては、やっぱり、生き返らせ伝説(ダース・プレイガスの伝説)を実践し、過去のジェダイとかシスを生き返らせたりとかして、ぐちゃぐちゃな話とかになったらおもろいかなぁと思うんですが、どうでしょうか?
というわけで、イブの夜にふさわしく、スターウォーズを簡単に解説してみました。と思ったら長くなってしまった。
ディズニーに売ったんだから、ディズニータグでいいよね?(笑)
そんなわけで、メリークリスマス。
フォースとともにあれ。
参考動画
オタキングが公開直前のスターウォーズ~フォースの覚醒を誰よりも面白く見れる方法を教えます
ゆっくりとスターウォーズのお話ししませんか?ジェダイ編
90秒でわかるスターウォース
エピソード7を観るために、この12月、12時間(以上)かけて、改めて、エピソード1から6まで続けて観てみましたが、いやー、本当によくできている。旧三部作を、ある程度、前に観たことあるんだけどなぁ程度であれば、俺は、1,2,3,4,5,6の順で観ることをオススメします。たぶんこれであってると思うんだけども、、うーん。4,5,6,1,2,3と公開順に観るよりも話の流れがすっきりわかる部分が多い気がするのよね。まぁ、もちろん、ベストは、4,5,6,1,2,3,4,5,6,1,2,3とかでしょうけど、皆さんがそんなに時間があるとは思えないので(笑)
さて、このスペースチャンバラ、スターウォーズの流れを大きく掴むと、実にシンプルで、シスの時代(お話の中だけ, 1000年前)→銀河共和国時代(エピソード1~3)→帝国時代(エピソード4~6)。
スターウォーズがすごいのは、エピソード4~6でジェダイを正義とか憧れの存在と思わせて、エピソード1~3で「え?ジェダイって正義か?」と疑問に思わせるところ。その伏線がエピソード5や6にたくさんあります。
そもそも、ジェダイは人助けなどではなく、「ジェダイは(フォースを用いた)兵器である」と考えるのがジェダイの正しい捉え方です。ジェダイは恋愛禁止です、っていうか、感情や判断を持つことそのものが許されていません。感情を持つことはダークサイド(シス)に繋がっているとされています。エピソード1で、後にダース・ベイダーになるアナキン・スカイウォーカーが、幼少期にも拘らず「お母さん(シミ・スカイウォーカー)に会いたい」と思ってるだけで、マスターヨーダ(ジェダイで一番偉そうな緑のおじいさん)から「お前はジェダイには向かない」と言われてしまいます。そして、奴隷であるシミ・スカイウォーカーを、ジェダイは頑なに助けません。元老院が判断するべきだからです。で、これがのちに、アナキンがダークサイドに落ちてしまう根源的な理由です。
ジェダイを動かしているのが元老院。この元老院が人数が増えまくってしまっていて判断が遅くなり、惑星ナブーにおいて連合軍の侵略に対して事態を改善できない点がエピソード1のポイントです。パドメ・アミダラ(のちにアナキンと恋に落ちる)がはっきり言っています「もはや元老院が機能していないことがよくわかりました!」と。
連合軍の黒幕であるダース・シディアスの弟子であるダース・モールと、アナキンを見出したクワイガンとその弟子のオビワンが戦うわけですが、クワイガンが死んで、オビワンにアナキンを託すことになります。この幼少アナキンはかなりすごくて、惑星ナブーの侵略を抑えたのは、ポットレースのノリで敵の戦艦をやっつけたアナキンでした(ここがエピソード4とシンクロしてる)。
エピソード2では、ヨーダは最大の失敗を犯してしまいます。それはクローン兵を使って連合軍に立ち向かい、アナキンやその師であるオビワンたちジェダイを助けてしまったことです。ヨーダ、お前こそが感情に支配されてるだろ!、しかもクローンかよ、と誰もがツッコミを入れるポイントです。いくらピョンピョンと飛び跳ねてドゥークー伯爵と対決してカッコつけてても、この判断はいいのかよ?
シミを殺されパドメを愛し、感情むき出しのアナキン。アナキンのダークサイド面が表れ始めるのが、エピソード2です。
っで、エピソード3はところどころすごく重要で、最大は、パルパティーン最高議長がダース・シディアスだったのかよ!ってところ。ここで普通はエピソード1と2を見直したくなるはずです(笑)。で、アナキンがジェダイ評議員には選ばれるのに、ジェダイにはならないという決定が評議会で下され、アナキンがむかついているシーン。ジェダイに選ばれるかどうかはアカポスみたいなもんです(笑)。ジェダイも元老院も、どんどん、ただの保守派に回り始めます。そんなアナキンに付け入るため、パルパティーンは「ダークサイドの力を手に入れれば、生命を創造できる、生き返らせることも可能だ」ということを言います。たぶんこれが重要で、だから、旧三部作で、ダース・ベイダーはダース・シディアスと一緒にいるのでしょう。
短絡的な感情を優先させるダークサイド、シス。その黒幕であったパルパティーンを元老院の指示で逮捕しなくてはいけないところ、マスターウィンドゥがパルパティーンを殺そうとします。それをアナキンは止めるため、マスターウィンドゥを殺してしまいます。で、さらに、幼いジェダイ見習いであるパダワンを皆殺しにしてしまいます。さらにクローンがジェダイに対して反逆。っま、だから、ある意味では、アナキンはやっぱり予言通り「フォースにバランスをもたらす者」であったわけですね。パドメは生きる意欲がなくて死亡、アナキンとの子供である、ルークとレイアを残して。アナキンはオビワンとの闘いで重傷を負い、ダース・ベイダーのあの格好になります。
ジェダイとシス。これは表裏一体で、どっちが正義でどっちが悪ってわけじゃなく、どっちもフォースという不思議な力を操る存在。一方は感情を持たないように努める兵器、一方は感情を持つように努める兵器です。
エピソード4ではアナキンの子供であるルーク・スカイウォーカーが主人公になります。元老院が崩れ共和政が壊滅し、ダークサイドであるシス卿パルパティーンによる帝国時代が始まりました。ひっそりと暮らしていたルークにオビワンやハン・ソロなどの仲間ができます。
オビワンにフォースの心得を教わったルークは、敵の最強兵器デススターを壊滅させます。でも、オビワンはかつての弟子であるダース・ベイダーに殺されてしまいます(オビワンが殺させた?)。フォースを駆使して宇宙戦闘機を操縦するルークはデススターを壊滅。エピソード4は、意外とこんなもんだろ。
ホスの闘いで帝国との戦いが激化しているのがエピソード5。この時代の戦闘マシーンが古びているのは、映画が古いせいではなく、帝国時代によって武力が全然進歩してないことを示しているのだそうです。
で、ルークは、マスターヨーダに会いに行きますが、このヨーダ、全盛期(新三部作)と違って、グレまくってます。やっぱ、こいつこそが、ダークサイドに堕ちてるんじゃないか?と思うんですが、違うかな。。でもジェダイらしく、ハン・ソロとレイア姫を助けにいくよ、と言うルークに対して、ヨーダは「行くな!フォースに従え!まだ制御できないだろ。助けたいと思うな!」と意味の分からないことを言っています(だからやっぱりエピソード1から観たほうが良い気が)。どんどんルークがダークサイドに堕ちそうになるのですが、父であるダース・ベイダーはマジで強く、ルークの手をはねて、お前を殺したくはない、お前とともにダース・シディアスを倒そう、と提案してきます(で、たぶん、お母さんパドメとおばあちゃんシミを生き返らせよう、的な発想があるように俺には想える)。で、ルークはそれを断って、命辛々レイア姫の待つミレニアムファルコン号に帰ってきます。
そして、ラスト、エピソード6。やっぱりお父さんはダークサイドじゃない!と信じてやまないルークは、ダース・シディアスの前で、ダース・ベイダーと戦います。これがダース・シディアス、パルパティーンとしては、予想通り。要らないダース・ベイダーの代わりに、ルークを弟子にしようとしてるわけです。考えてみると、このダース・シディアス、弟子を持ちまくってる。
ルークはダース・ベイダーを倒したが、ダース・シディアスには手も足もでません。そのとき、ダース・ベイダーがルークを助け、ダース・シディアスを倒し(いや、結局ここで倒すなら、あのとき倒しておけよ、とマスター・ウィンドゥは思っただろう)、アナキン・スカイウォーカーとして死んでいき、30年ほど続いた帝国は(ハン・ソロのおかげで)滅びました。
というように、人数が増えまくったせいで機能しなくなった民主主義を、恋愛という感情によってぶっ壊し、そこから始まてしまう独裁制を、父と子の愛でぶっ壊す、という話です。
こういうとらえ方をしながらスターウォーズって観られているのかな?
エピソード1は4と、2は5と、3は6と、色々シンクロしていているので、エピソード7は1と4が対応してくるはずです。
で、予告によると、何者かがダース・ベイダーを引き継ぐわけだから、俺としては、やっぱり、生き返らせ伝説(ダース・プレイガスの伝説)を実践し、過去のジェダイとかシスを生き返らせたりとかして、ぐちゃぐちゃな話とかになったらおもろいかなぁと思うんですが、どうでしょうか?
というわけで、イブの夜にふさわしく、スターウォーズを簡単に解説してみました。と思ったら長くなってしまった。
ディズニーに売ったんだから、ディズニータグでいいよね?(笑)
そんなわけで、メリークリスマス。
フォースとともにあれ。
参考動画
オタキングが公開直前のスターウォーズ~フォースの覚醒を誰よりも面白く見れる方法を教えます
ゆっくりとスターウォーズのお話ししませんか?ジェダイ編
90秒でわかるスターウォース
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