たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

アクティブ・フェーズとパッシブ・フェーズ

2012-06-01 01:55:10 | Weblog
 昨日「ブレイズメス1990」を読み終わった。前から海堂尊の小説が好きなんだけど、かなり面白い本だったなって思う。書店にたくさん並んでてテンションあがって、フランス語満載なところで即刻買った。今月フランスに行くので、この中のフレーズを使ってみようかな。
 海堂尊はバチスタで有名だけど、俺はバチスタの古い時代が書いてある「ブラックペアン1988」と「ブレイズメス1990」も、かなり楽しめると思っている。まぁ、バチスタらへんの時代も面白いんだけどね。

 このシリーズの中で出てくる言葉で、「アクティブ・フェーズ」と「パッシブ・フェーズ」ってのが面白い(ちなみに「ブレイズメス1990」には出てきません)。それぞれ「説得」と「心理読影」を用いて情報収集をするって意味だけど、この視点で会話を観てみると、日常生活も面白かったりする。
 俺は当然(?)、攻撃的に情報を聞き出すアクティブ・フェーズが得意ですが、パッシブも重要なんだと思う瞬間は多い。俺がずっと厄介にしているようなことを、淡々と美辞麗句を並べて、鮮やかに解決する姿を目の前で見せつけられると、最上級のパッシブ能力も欲しいな、って思う。
 あー、ただ、大抵の人間はパッシブが無難だって思ってるけど、全然出来てないからなー。

 アクティブ・フェーズが大得意だって勘違いしてもいけなくて、やっぱり、上には上がいるもんだと思う。
 特に、Aグループの女子なんかは俺に対してアクティブ・フェーズで動くので、そういう風にされると、あー、やっぱり俺ってCグループなんだな、って思ったりする。

 まぁ、最近はきちんとディフェンスできるようになってきているから、なんとか、BとCの界隈?
コメント
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