たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

流星

2011-01-09 04:23:14 | Weblog
 自分とは別の世界の住人であるという事実ほど、障害になるモノは無い。
 本来出会うはずが無い関係だったり、全く違う感覚同士で共有しながら仕事をしなきゃいけないときだったりすると、なかなか一過性を超えて、遠ざかっても繋がったままになるのは難しいもんだ。

 でも、無理して相手に合わせようとすることは、その向こう側を求めているから、ホンモノっぽい。掴めない幻を抱きしめるようにして、お互いに、倒れこんでいけたら良いけど、世界間には実質上の優劣が存在するから、どっちかがになりやすいのも現状だし、最悪のケースだと、お互いに、こっちが優勢、って思っていて、いつまでも歩み寄れない。
 そして、消えてしまったときに、所詮、別の世界の住人だったんだ、っと、自らを説き伏せるように、瞼の奥の宇宙からも相手を消し去る。そうじゃない想いが勝ることを、あんなに願いあっていたのに。

 嘘と演技の瞬間に、小さな瞳が見開くことで、素直さを映し出すことに慣れていてはいけないのかもしれない。もっと、ちゃんとリアルな世界に映しだして、どちらも流れ星として、相手に流れていく気でいないとね。
 沢山の星屑の中に鏤められた二つの心だけの共通項を見出して、いくつもの迷いを燃やしつくそうとするのは、、

 僕たちは、同じ星座だと、信じてるから。

 (今年最初の歌記事は、久しぶりにシングルを出したコブクロの「流星」。月9ドラマの主題歌だ。
 この曲は、コブクロの曲の割には、内容が掴みにくかった。最初聞いたとき、『同じ星座だって信じてても、誕生日聞いて、違ったら、終了じゃん!』とか思いました。んで、↑こんな内容で、たぶん、当ってると思うんですけど(笑)。。
 サビ1での小渕から黒田へのギャップは、ちょっと違和感がありますよね。それに加えて、俺が嫌いなB調なことに目をつむれば、あとは全部、イイ曲だなぁ、と思います。)
コメント
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