Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

チョコパイと歴史

2021年06月19日 | 小さなことからコツコツと
締切の迫る原稿が4ページ。
ふっふっふっふ。
それくらい、一瞬で書いちゃるけんのお。

と息込んだ2秒後に、大きな溜息と脱力感。
気力が3秒も持たない。なぜだろう。

秋に出る本が3冊と、
年明けに出る本が2冊あり、
その編集作業が膨大で、なんとも重くのし掛かっている。

大久保で韓流巡りをした人から、
チョコパイをもらったので、
まずはそれを食して、淡々とやっていこうかと。


韓流でチョコパイといえば「JSA」を思い出す。
北朝鮮の下士官であるソン・ガンホが、
韓国軍兵長のイ・ビョンホンから
チョコパイを渡されて、こんなにうまいものがあるのか、
と感嘆する場面。そのあと吐きだしてしまうのだけど、
チョコパイを描いた映画として、歴史に残る名場面でしょう。

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いつか少しだけ君と話したい

2021年06月18日 | 日々、徒然に
そうか。今日はポールの誕生日か。
79歳ですか。去年の暮れに出た
「マッカートニーⅢ」はよく聞いてます。
ますますお元気のようで何より。

ポールの名曲を張ろうとして、
結局はコレにしました。佐野元春「レインガール」。
似てるとか似てないとかというのではなく、
ディランの「アイ・ウォント・ユー」のように聞こえるわけで、
あるいは「ハロー・グッドバイ」にも聞こえたりする。
終盤の「チュッチュッ」のとこなんか。

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恐れがあるから大人になった

2021年06月17日 | 読んでいろいろ思うところが
「レコード・コレクターズ」7月号を読む。
CSN&Yこと、
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの
名盤「デジャ・ヴ」50周年記念盤の特集。
Y以外のメンバーそれぞれの個性がようやく
区別がついてきた初心者の自分でも
じゅうぶん楽しめたというか。


リアルタイムで「デジャ・ヴ」は聞いていないので、
いかにこの4人グループが凄かったかという実感は、ない。
本特集を読むと、70年代初頭に
ロックの流れを大きく変えた人たちということがよくわかる。
彼らはLA郊外のローレルキャニオンで、
多くのミュージシャンと深い交友があったこと。
その関係性は、ジョニ・ミッチェルや
キャロル・キングにママス&パパス、
ジュディ・シルからリンダ・ロンシュタット、
イーグルスにいたるまでの系譜があったこと。
友だちの輪、というか。業界狭いなあ、と思いつつ読む。

CSN&Yを聞くと、
それぞれのメンバーのソロを聞きたくなるし、
彼らがその前に所属していたバーズや
バッファロー・スプリングフィールド、
ホリーズといったバンドが聞きたくなる。
さらにガロやアルフィーなど、
日本のミュージシャンにも多大な影響を与えていたという。
記事によると、彼らからの影響で最も大きかったのは、
椅子にすわって歌ってもいい、ということだったらしい。へえ。

そもそもニール・ヤングだけでも膨大な音源があるし、
彼らと関係の深いミュージシャンを追いかけるだけで、
ものすごくヒマが潰せるのではないだろうか。
引退したら(しないけど)、ゆっくり聞いていきたいです。

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ワイルドサイドを歩け

2021年06月16日 | 小さなことからコツコツと
いろいろと思うところがあり、歩数計を買う。
今週の月曜から身につけていて、
1日の歩数を測っている。月曜と火曜の歩数がこれ。

月曜 7,456歩
火曜 5,428歩

驚愕する。これだけしか歩いていないのか。と。

実は、月曜も火曜もズルをしていて、
月曜は夜、家に帰って歩数計を見たら
5千歩ぐらいだったので、
わざわざ歩いて20分ほどの
24時間スーパーまで麦茶パックを買いに行き、
火曜は、仕事場から帰ろうとしたときに見たら、
3千歩も行ってなかったので、帰りの電車で
ひとつ前の駅で降り、歩いて帰宅したという。

そんな小市民なズルをしても、1万歩などほど遠い。
いくらなんでも7千歩ぐらいは歩いているだろうと
思っていた自分の能天気さに呆れるばかり。

ちなみに今は仕事場で。お昼の1時過ぎ。
現状の歩数は1,169歩。
果たして今日は2千歩行くだろうか、
というレベルであえいでおります。

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嵐も地震も怪獣も

2021年06月16日 | 日々、徒然に
追悼。

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逃げちゃダメだ逃げちゃ

2021年06月14日 | 読んでいろいろ思うところが
武田砂鉄「偉い人ほどすぐ逃げる」(文藝春秋)を読む。
実にうまいタイトルだと思う。
だって、次から次へと偉い人たちが
不祥事を起こしたそばから逃げていくんだから
本書の宣伝には事欠かないというか。

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私は貝になりたい

2021年06月13日 | 映画など
フランシス・リー監督「アンモナイトの目覚め」を見る。
どんな映画なのか、ほとんど前知識がないまま
てっきりアンモナイトの化石をめぐるミステリーだと
思い込んでいた自分が恥ずかしい。
ポスターを見れば、
そんな映画じゃないことぐらいわかるだろうに。


主人公は、ケイト・ウィンストレット演じる、
考古学者のメアリー・アニング。実在の人物だ。
古代生物の化石を何体も発掘した優秀な学者なのだけれど、
時代は19世紀の英国。女性であることを理由に
ロンドンの学会から冷遇され、
海沿いの街で化石の土産物屋を営みながら細々と生きている。

海辺で石を観察しながら、地道に化石を見つけていく
メアリーは、世間をシャットアウトし、
まるで化石のように自分の殻に閉じこもる日々。
そんな彼女の前に現れたのが、シアーシャ・ローナン演じる
ロンドンの貴族階級の人妻シャーロット。

うつ病で療養に来たシャーロットを
看病することになったメアリー。
シャーロットが回復するにつれて、ふたりは惹かれ合っていく。
メアリーが自分を抑制すればするほど
ふたりがむさぼるように求め合うシーンが熱を帯びる。

観客はそのシーンを見つめ、いろんなことを思えばいい。
自分の人生になぞらえてもいいし。
ジェンダーとか時代性とか、
ちょっとアカデミックな考察をしても、いい。
あるいはほとばしる官能性に圧倒されるのも、ありだ。

似た映画を思い出した。
ケイト・ブランシェットと
当時若手のルーニー・マーラの
禁じられた恋愛を描いた「キャロル」だ。
単なる偶然だろうけど、こちらのケイトさんも
相手役に若手女優として人気上昇中の
シアーシャ・ローナンと恋のさや当てをする映画に
出ているのが興味深い。どこかの名画座で
2本立てでやってくれないかな。ケイト禁断の愛2本立て。



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海が呼んでいる

2021年06月12日 | 映画など
斉藤耕一監督「約束」を見る。
言わずとしれた岸惠子とショーケン主演の名作だけれど、
実はこれまで未見。
シネフィルってどんな映画でも見ているようで、
大して見ていないのです。
それはともかく、
人物は風景の一部であるという作り手の確信のもと、
決して結ばれることのない女と男の宿命が描かれ、
なんという名作なのだと、初公開から49年も経ったあとに
ようやく思い知ったのです。


岸惠子演じる女は受刑中の身であり、
警察の保護下に置かれつつ、亡くなった母の墓参りに行く。
列車で偶然乗り合わせたショーケン演じる青年のまっすぐな心根に
惹かれつつも、自分が犯した罪が足かせとなる。
彼女の悶々とした心が、ひなびた港町の風景とシンクロする。

なんとも言えない侘しさが漂ってくるのは、
70年代という時代の特異性なのだろうか。
いわゆるアウトローや負け犬が
映画のヒーローやヒロインだった時代。

ショーケン可愛いなあ。
カッコいい、というより可愛い。
岸惠子ならずともイチコロでしょう。
でも映画はそう素直に転がることはないのでした。


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You take me higher

2021年06月11日 | たまには音楽でも
くるりライブの続き。

ギターロックなバンドだなあ、と思う。
迫力のある演奏に抒情的な歌詞を乗せて
観客の心と体をほわんと浮かせてくれる。

02 ばらの花
03 さよならリグレット
04 ハイウェイ

の並びは、情景がありありと
浮かび上がってくるお馴染みの曲たち。
04は「ジョゼ虎」の主題歌だったなあ、と。
切なくて淋しかったあの映画の場面を思い出したりする。

06 三日月
の名曲ぶりに感動しつつ、

このライブの白眉は

10 ハム食べたい

粘っこいブルースなロック。
「ももいろのハム食べたい」という歌詞が、なんとも官能的。

13 リバー
14 ロックンロール
15 東京

と続くのは、自分のような
ライトなファンでも文句なく楽しめるクライマックスで、
アンコールの2曲も素敵。

ガチガチのロックバンドでありながら、
ソフトに訴えてかけてくる楽曲と、

08 野球

など、ほとんどコミックソングかと
思えるほどのふざけっぷりも楽しい。真剣にふざけている感じもある。

座席はP列だったから前から15列目という良席で、
顔をしかめながらギターを鳴らす岸田と、
バンドを的確に支えている感のあるベースの佐藤。
ふたりのゆるいMCも楽しめたライブでした。

くるりのファンは、
タテ乗りのイケイケな感じではないので、
落ち着いて見られたけれど、みんな立たないでほしかった。
MCのときは座席にへたり込み
「ぶおお」と心の中で溜息をついていたtacoだったのです。

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僕らお互い弱虫すぎて

2021年06月10日 | たまには音楽でも
くるりライブツアー2021
@Zepp Hanedaに行く。
浜松町から東京モノレールで天空橋という
ファンタジックな名前の駅で降りたら、すぐそこが空港。
そうかモノレールじゃなくて、
くるりだけに品川から京成線の「赤い電車」で
来れば良かったと思ったのはあとの祭り。
ともあれ、くるりのライブは初参戦。



とりあえずセトリをば。

01 琥珀色の街、上海蟹の朝
02 ばらの花
03 さよならリグレット
04 ハイウェイ
05 鍋の中のつみれ
06 三日月
07 花の水鉄砲
08 野球
09 さっきの女の子
10 ハム食べたい
11 潮風のアリア
12 loveless
13 リバー
14 ロックンロール
15 東京
Encore
01 pray
02 奇跡

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