Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

喜びと慈悲

2021年06月22日 | 映画など
シドニー・ポラック監督
「アメイジング・グレイス  アレサ・フランクリン」を見る。
おお。劇場に倍音が響き渡る。歌と演奏のとんでもない力。


アレサ・フランクリン。このとき29歳。
偉大すぎる歌手であるのは、今さら言うことではないし、
彼女のファンだったわけでもないので、
1972年にLAのバプティスト教会で開かれたライブが
いかに伝説的だったかという情報にも疎い。

でも、その声量、歌に込められた思い。
神を讃え、人々に慈悲と高揚感をもたらす歌の数々。

どうしてこの人の歌を聴いてこなかったのだろう。
という後悔がひしひしと。
U2やディランといった人たち経由で、
ゴスペルの凄さはなんとなく
わかっていたつもりだった自分は愚の骨頂。
彼女の歌で、心が洗われるとともに、
これまでの汚れちまった自分を悔い改めるのでした。


コメント
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