締切の迫る原稿をなんとか書き上げる。
続けて、秋に出る本の構成案を
ああだこうだと考えていたら、
監修の先生から「こんな資料がもあるよ」とメールが。
お礼の返信をしたら、さらに「この本が参考になるかも」
と再度メールをいただき、恐縮しきり。
つまりは、期待されているということなのかな。
それとも心配されているということだろうか。
きっと前者だ、そうに違いない、
とひとり納得する土曜日の夜。
それにしても「おかえりモネ」。
気仙沼沖の島で生まれたヒロインが、
高校受験で故郷を不在にしていたときに起こった東日本大震災。
対岸から故郷の島の惨状を目の当たりにする悲痛な場面。
そして数年後、さまざまな思いを抱えながら、
幼馴染みたちと島の海岸で語り合うロングショットの素晴らしさ。
台詞だけなく、映像で語ろうとする作り手の意思を感じる。
自然の脅威と美しさ。
海と山の描写。目に見えない風へのこだわり。
いい人たちばかりだけど、みんなどこか屈託のある人物造型。
そして、気象予報士を目指すヒロイン。
今回の朝ドラはかなりの名作になると確信しております。
