Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

シンパとエンパ、そして空腹

2019年11月07日 | 日々、徒然に

朝ドラ「スカーレット」。

食べ物の描写がうまいなあ、と思いながら見ていたら、

やたらに空腹だということに気づく。

それでも部屋の掃除とかをしていたら、

歯科の予約時間が迫ってきたので、慌てて家を出る。

過酷(予想)な治療の前、

待合室のTVで「あさイチ」が流れていて、

ブレイディみかこさんが出ていた。

 

 

シンパシーとエンパシーの違いについて話していた。

シンパシーは「共感」を意味し、

エンパシーは「他人の気持ちを理解する能力」のことで、

そこに「共感」という意味はないようだ。

現代はシンパシーはあるけれど、エンパシーはない、

という意味合いのことも。

 

「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」は

賞をもらったみたいで、今後さらに売れるだろうし、

もっともっと読まれるといいな。

誰か映画にしてくれないものだろうか。是枝監督とかに。

 

 

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溜息はいつもアウト・オブ・デイト

2019年11月06日 | やさぐれ男のつぶやき

延期にはなったけど、

文科省が大学入試に英語の民間試験を導入する予定だったのは、

受験生の英語に関する4技能、

つまり「読む」「聞く」

「書く」「話す」力を評価しようとしていたわけで。

それらの技能を試すには、民間の英語試験を使うしかないという理屈。

 

センター試験で英語の「話す」力を試すには、

対面式の面接試験が必要で、

試験官や面接場所は確保できるのか、などの問題がある。

なにより50万人以上の受験生がいるわけだから、

そもそも無理。そこはわからないでもない。

だからといって、地域や経済の格差を容認してまで

「話す」試験にノウハウのある民間試験をゴリ押しようとしたのは、

何かヨコシマなことが行われていると邪推してしまう。

50万人ものお客さんが見込まれるんだもんなあ。

そりゃあ利権は欲しいでしょう。

教育産業だって例外じゃない。営利団体なんだから。

まさか政治の力で大きな企業への利益誘導なんかしてないよね、ねっ?

だって大学入試は受験生のためにあるものだし、

受験生ファーストだよね? 

お金ファーストじゃないですよね、萩生田さん?

 

そもそも日本に住んでて英語って必要なのかな。

英語が話せないとこのグローバル時代、取り残されるんだろうか。

とうの昔に時代から取り残されている自分としては、

ため息をつくしかない、というか。

 

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監禁と滑稽

2019年11月05日 | 日々、徒然に

山谷初男さん…。

 

「やすらぎの郷」で普通に出ていて、

ああ、お元気なんだなあと思っていたのだけど、いきなりの訃報。

 

 

やっぱり若松孝二監督の「胎児が密漁する時」の

マザコン監禁男がいかがわしくて、なんとも強烈だった。

あとよく覚えているのは、神代辰巳監督の作品群。

「女地獄 森は濡れた」のサディストぶりとか、

「四畳半襖の裏張り」の滑稽きわまる噺家とか、

「赫い髪の女」の軽妙な浮気男とか変幻自在。

つい先日まで、神代監督の特集を

渋谷のシネマヴェーラでやっていたのだけど、

行っておけば良かったなあ、と後悔先に立たず。

バイプレイヤーとして、

長らく日本映画を支えてくれた俳優さんだった。

 

年齢を重ねてからは

「キッズ・リターン」のボクシングジムの会長役など、

人情味のある役どころにもいい味を出していた山谷さん。

その独特の存在感は忘れようったって、忘れられません。

またスクリーンでお会いしましょう。しばしのお別れです。

 

 

 

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落ち着きのない人たち

2019年11月04日 | たまには音楽でも

ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホースの新譜

「コロラド」を聞く。

年に2枚は新しいアルバムを出し、

アーカイヴものも怒濤のようにリリースするニール翁。

休むことなく突っ走る73歳を、

なかなか追いかけることができず、

熱心なファンとは言えない自分だけど、

クレイジー・ホースとの久々の共演ということで、

70超えのジジイたちの本気度というか、

ぐいぐい来る音にぐうの音も出ないのでした。

 

 

もういいトシなんだから。

いつまで大人げないことを言ってるんだ。

少しは空気を読んだらどうなの。

 

そんな大人たちの言うことをまったく聞くそぶりのない

ニール翁と暴れ馬の人たちは、たとえば、

 

02_She Showed Me Loveでは、

激しいギタープレイの応酬で

彼女は俺に愛を見せてくれたと歌い、

 

06_Shut It Downでは、

すべてのシステムをシャットダウンしろと警告する。

システムとはやっぱり、この世界を動かしている

邪悪な人たち作り出したものなのだろう。

 

かと思えば

08_Milky Wayで、

デレまくりのラブソングを披露する。

ニール翁、ダリル・ハンナと再婚したとのことで、

そうか人魚と結婚だもんな、そりゃあデレるだろう、と。

 

とにかく落ち着きがない。走っている途中で、

ちょいと気合い入れて一発録りしたものを真空パックして、

はい一丁上がり、的な感じ。ナマっぽい。

いま伝えたいこと、もの申したいことを表現するジジイたちだ。

 

ニール・ヤングを聞く人は

自分のようなやさぐれたおっさんが多い(偏見)と思うけど、

そんなおっさんたちに、少しだけパワーを与えてくれるのです。

 

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ざわざわなつめあと

2019年11月03日 | 日々、徒然に

訳あって山あいの道を歩く。

道沿いに川があり、呑気に沢の音を聞きながら

歩いていたのだけど、

途中で広場になっているところに立ち寄ったら、

立ち入り禁止のテープで遮られていて、

それ以上、川に近寄れなくなっていた。

 

 

おそらくこの間の台風の被害なのだろう。

上流から流れてきたと思われる流木があちこちに。

川の反対側には倒木がそのままになっていたりして、

これは危険だなあと。行政も復旧に手が回らないのかな。

ちょっと都心を離れると、

このような台風の爪痕のようなものが散見されるわけで、

呑気な気持ちが吹っ飛び、心がざわざわしてくるのでした。

 

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ダダ漏れの追憶

2019年11月02日 | 日々、徒然に

朝から川崎方面で取材。

中央線で立川まで行き、南武線に乗り換える。

学生のときはこの路線を使って大学に通っていたけれど、

あれからものすごい時間が経ったわけで。

駅のホームにあった

ドムドムバーガーはすでになく(そりゃあそうだ)、

立川駅の北口を降りて、線路沿いに歩くと、

ものすごくやさぐれた定食屋があって、

日替わりランチが350円だったとか。

南口には、廃墟のような映画館があって、

そこで黒澤の「用心棒」と「椿三十郎」の二本立てを見たとか。

立川という街について、いろんな思い出が蘇ってきたけれど、

気を取り直して、脳味噌を取材モードに切り替える。

でもダメだ。止まらない。昔のアホな記憶が

脳からダダ漏れになっている様相。だらだら。どろどろ。

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ママイキのすすめ

2019年11月01日 | いやはやなんとも

萩生田文科大臣。

英語民間試験の導入延期を発表。

結果的に、自身の「身の丈」発言が炎上したおかげというか。

もしあの発言がなかったら、

しれっと進んでいたかもしれないわけで。ぞっとする。

 

異を唱えた野党の人たち、

反対の声を上げた学校関係者、

そして当事者である高校生たちのおかげというのが

本当のところでしょう。

 

で、令和6年まで延期って、

そんなに時間が必要な改革を、無理矢理やろうと

していたんだな、文科省と民間試験の業者は。

 

でも萩生田大臣、センター試験に代わる、

大学入学共通テストは実施の意向のようで、

となると英語の試験はどうなるんだろう。

共通テストで英語の

「読む」「聞く」「話す」「書く」を問う試験にするのかな。

そして、国語と数学で思考力を問う

記述式の問題が出るみたいだけど、

50万人もの受験生が受ける試験で、

ちゃんと採点できるんだろうか。

 

現状のセンター試験は、かなり洗練されていて、

択一式とはいえ、しっかり思考力を問う問題となっているらしく、

単なる暗記で点数が取れるような試験ではないと聞く。

記述式は国公立大の2次試験でやるんだし、

いいじゃん、これで。ママイキじゃママイキ。

 

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