Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

いつか邪悪で会ったなら

2019年11月19日 | 邪悪なT君

一時はどうなるかと思っていたけれど、

昨晩は早めに寝てそれなりに睡眠時間を取ったら、

体調はだいぶ復調してきた。

心身の健康のためには、質の良い睡眠と

適度な運動。あと大事なのは

バランスの良い食事だろう。やっぱり。

 

 

 

うひょひょひょひょひょひょひょ。

 

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焼きそばから遠く離れて

2019年11月18日 | 満身創痍な

なぜか最近、会う人から口々に

「体、大事にしてくださいね」と言われてしまう。

よっぽど弱っているように見えるのかな。

確かに、まためまいがぶり返したりして、

調子がいいとは言えないのが正直なところ。

 

とりあえずは無理せず、

先週のインタビューの文字起こしとか、

冊子の入稿作業とか、やらなければいけないことを

淡々と進める。焼きそばも麦のアレも自粛じゃ自粛。

 

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見つめるための距離感

2019年11月16日 | 映画など

中川龍太郎監督

「わたしは光をにぎっている」を見る。

人物と風景、そして物語が渾然一体になっている映画を見ると、

それだけでいい映画だと断定してしまうわけで。

松本穂香さん主演という情報だけで見た、

自分のようなやさぐれたシネフィルにも

分け隔てのない幸福感を与えてくれたというか。

 

 

劇中、主人公が祖母の言葉を反芻する場面がある。

「目で見て、耳で聞く。それができれば大丈夫」。

それは、自分が何者かまるでわかっていない主人公の

背中を押す言葉でもあるし、

何よりこの映画を見ている観客に伝えているかのよう。

 

ヒロインが働くことになる古びた銭湯。

路地裏に密集するスナックやラーメン屋、

金物屋や豆腐屋などの昔からの商店街。

そしていかにも場末館漂う映画館。

そこに住み働く人たちと、ゆるやかな交流を重ねるヒロインの

ちょっとした前向きさを感じ取るだけで、

この映画の良さがじわじわと伝わってくるというか。

 

むやみに人物に寄らないカメラ。はっきり説明しない脚本。

いくらでも濃厚なドラマが作れそうなのに、

主人公たちにつかず離れずの距離感が

風景と登場人物を一体化させるのだろう。愛おしさがつのる。

 

ヒロインがエチオピア人のあんちゃんに誘われて

彼が働くレストランに入り、戸惑いながらも、

にぎやかで温かいひとときを過ごす場面などを見ていると、

どんなにやさぐれたおっさん(自分だ)でも、

少しは前向きに生きていこう、と思ったりするのではないか、と。

 

再開発される運命の街の

ドキュメンタリーを撮っている渡辺大知の役どころが

この映画のクライマックスに大きな役割を果たし、

おお、そうきたかと感動の渦に巻き込まれていると、

どんなにやさぐれたおっさん(自分だ)でも……以下略。

 

主人公の気持ちに割り込んできて、

少しだけ波風を立てる徳永えりや忍成修吾。

銭湯を経営するオヤジを演じた光石研の

安定したやさぐれぶりも楽しい。

銭湯を舞台にした映画はすべからく傑作になるのです。たぶん。

 

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フライデーナイトをもう一度

2019年11月15日 | 日々、徒然に

昨日の取材がやたらに朝早かったせいで、

今日になっても寝不足の影響が残り、

脳味噌がまったく働いてくれない。

 

とはいえ、

朝ドラ「スカーレット」を見ると

涙腺がゆるむので、

情緒をつかさどる部分の脳味噌は

それなりに働いてくれているよう。

 

朝食はご飯に味噌汁(具はサツマイモとネギじゃ)、

アジの干物に海苔という王道パターンで

美味しくいただいたということは、

食い物が美味しいと感じるメンタリティは正常みたい。

 

仕事の集中力をつかさどる部分の脳味噌と

メンタリティを何とかせねば、

と思っていたらいつの間にか金曜の夜。

昔懐かしいアラベスクの同名曲が脳内を駆けめぐるのでした。

女性3人ユニットといえば、キャンディーズだし

シュープリームスだしPerfumeだとは思うけど、

アラベスクも忘れられないのです。

 

 

 

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レインボー・イン・マイ・ソウル

2019年11月14日 | 日々、徒然に

朝6時40分発の東北新幹線で郡山まで。

そこからすかさず磐越西線に乗り換えて

会津若松に着いたのが9時45分。なんという早さ。

2時間半ほどの取材と撮影が終わり、外に出たらびっくり。

 

 

写真だとアレだけど、空にはそれはそれは綺麗な虹が。

こんなに綺麗な虹を見たのは初めてかもしれない。

雲で見えないけど、虹の後ろには磐梯山がそびえていたという。

心も体も汚れちまった自分には眩しすぎて、もう。

 

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旅情のかけら

2019年11月13日 | はるか遠いところへ

桜を見る会、来年度は中止とのニュースに、

なんだかなあ、と思いつつ、仕事。

 

この何週間かは編集仕事が多く、

手を動かす作業よりは、神経を使うことに比重がかかっていて、

それはそれで疲れてはいたのだけど、

明日は朝10時から取材が。しかも場所は会津若松とな。

早朝6時台の新幹線に乗るという

過酷なスケジュールに戦々恐々。

旅情もへったくれもないけど、まあ仕事だからなあ、と、

資料本に目を通してあれこれ考えたりの夜。

 

 

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Need Relating Not Solitude

2019年11月12日 | 日々、徒然に

今日、11月12日はニール・ヤングの誕生日とな。

疾走感に衰えがないところがすごい74歳。

 

今は亡きニコレット・ラーソンに提供した

「溢れる愛」を聞きつつ、

ニール翁の健康を祈りたいと思います。

寂しいからかまってよ、

と唄うニコレット姐さんのことも偲ぼうかと。

 

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ミノタケ入りの焼きそば

2019年11月11日 | いやはやなんとも

「おお。寒い寒い〜」

「ほんと寒いわねえ。でもなんであんた、ニヤけてるの?」

「え? 俺、ニヤけてるかな?」

「すっごいニヤニヤしてるわよ。鏡見てごらんなさいよ」

「ああ。ホントだ。へへ」

「なにがへへ、よ。気持ち悪いわねえ。まったく」

「いやあ、もうすぐ冬だな、って」

「そりゃあそうでしょ」

「冬が終わると春だな」

「なに当たり前なこと言ってるのよ」

「いや、桜の季節だなって」

「桜? ああ。またアレが届くのかしら」

「へへ。そうだよ、アレだよアレ」

「ぎょうぎょうしい封書で来るのよねえ」

「楽しみだなあ。だって至れり尽くせりじゃんか」

「でもダメよ。来年は行っちゃダメ」

「え、なんで? 楽しみにしてるんだよ。お前だって

 さんざん飲み食いしたくせに」

「あれは…出されたから食べただけよ…」

「それにしては、いかにも高級そうなカニとか、

 ローストビーフとか寿司とか、そんなのばっかり食ってたじゃんか」

「そうだったかしら。普段食べてないからね。そもそもカニなんか

 いっぺんもあんたに食わせてもらってないし」

「まあまあ。だから楽しみにしてるんじゃんか。

 前日から高級ホテルに泊まらせてくれるしなあ。

 豪勢なパーティもやってくれるし、またいい酒が出るんだよ。へへ」

「だから、そうやってニヤけたらダメだってば! 

 いま、風当たりが強いんだから」

「そうなの?」

「そうよ。国会中継見てないの?」

「見てない」

「だからあんたはボンクラなのよ。やばいんだから。税金使って

 後援者に大盤振る舞いしてるって」

「だってさあ、俺の清き一票を入れるわけだから、

 ちょっとぐらい飲み食いさせてもらうぐらいいいじゃんか」

「ダメなの。あんた、捕まるわよ」

「ええっ、捕まえるなら俺じゃなくてあの坊ちゃんを捕まえようよ。

 あの坊ちゃん、他にも税金、アホみたいに使いまくってるんだから」

「だからいろいろやばいのよ。それとあんた、男のくせにお喋りなんだから、

 ブログとかツイッターにも招待されたこと書いてたじゃない」

「えっ。確かに書いたけどさ。いや〜自慢になっちゃったかなあ。へへ」

「なにが、へへ、よ。接待されたからあの坊ちゃんに票を入れたって

 疑われても仕方ないじゃないの」

「そんなこと言われても」

「だから来年は行っちゃダメ」

「ええ〜それはないよ〜」

「お調子者のあんたが行ったらまた自慢するじゃない。

 それでまたブログとかツイッターに書きまくったら、

 マスコミの餌食になっちゃうわよ」

「よし、わかった。金輪際ブログにもツイッターにも書かない。

 こっそり行って、こっそり食って呑むってのはどう?」

「それもダメ。あんたのことだから、きっと現地で記者につかまって

 あることないことベラベラ喋るにちがいないわ。

 こんなに美味しいものをいただいて、しかもお土産までいただいて、

 ●●先生のおかげです。へへへ、とかなんとか」

「わかったわかった。喋らないからさ。寿司を食いまくって

 口がお留守にならないようにするからさ。行っていい?」

「寿司なんてそこの横丁の回転寿司にでも行きなさいよ」

「ええ〜あそこの寿司まずいんだよ〜だってさあ、あそこのイクラって

 インチキなんだぜ。ただの味付きの赤い玉じゃんか」

「どうせ来年は箝口令が敷かれて、

 招待されたことをネットに上げちゃダメ、って言われるわよ」

「ええ〜それはつまんないなあ。いいじゃん、ゆるゆるで」

「あんたみたいなゆるゆるな男のせいで、国会で吊し上げられてるのよ」

「誰が吊し上げられてるんだ?」

「あのお坊ちゃんよ」

「別にいいじゃんか」

「そういえばそうね」

「俺は旨いものが食えれば」

「あたしも」

「じゃあやっぱり行こうぜ」

「招待されるかしら」

「たぶん。でも監視がつくかもな」

「食うだけ食って××党に入れちまえばいいのよ」

「お前も悪党だなあ。××党ってすげえ貧乏だぞ」

「××党に接待されたらきっとカップ焼きそばね」

「焼きそばかあ。まあそのあたりが身の丈に合ってるかなあ」

「捕まっても微罪で済むかしらね」

 

 

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さりげない寂寞

2019年11月09日 | 映画など

ジャ・ジャンクー監督「帰れない二人」を見る。

2001年から2018年にかけて

紆余曲折の人生を歩むカップルを、

高度経済成長する中国の変わりっぷりを

通して見つめる映画。

ジャ・ジャンクー監督はまだ40代だけど、

すっかり巨匠の風格が出てきたというか。

思えば、この監督って傑作しか撮っていないかもしれない。

 

 

中国って広いんだな。人も多いんだな。

そんな当たり前のことをあらためて思い知らされる。

だだっ広いところに、ものすごくたくさんの人が生活していて、

それぞれ、ひとり一人が感情を持った人間であり、

さまざまな喜びや悲しみを抱えているわけで。

 

裏社会で生きるビンとその恋人のチャオは、

それなりに楽しく生きていたのだけど、

やがてどうしようもない時の流れに揉まれていく。

 

ビンが街のチンピラに襲われ、タコ殴りにされるのを見て、

見栄を切るように銃をぶっ放すチャオの姿に

エモーションが一気に沸き立つ。

また、チャオが男に暴行されそうになり、

咄嗟の機転で男のバイクを奪って逃げるシーン。

その背後にぬっと現れる巨大な原発の姿に戦慄する。

 

テクノロジーは発達し、経済も発展したけれど、

格差は開いているみたいだし、時代に乗ったつもりが、

いつの間にか取り残されたビンと、

それでも何とか生きていこうとするチャオ。

この二人の腐れ縁ぶりがだらだらしているのに、

文明がどんどん先に走って行く。そのギャップの恐ろしさと

どうにもならない切なさ。

 

いわば、成瀬巳喜男監督が現代の中国で

「浮雲」を撮ったらこんな映画になるんじゃないかという。

そんな生産性の欠片もない妄想を爆発させている

シネフィルの戯れ言をお許しください。

 

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マッシュルーム・ラヴ

2019年11月08日 | やさぐれレシピ

冷蔵庫を開けたら、

玉ねぎと豚コマのパックを発見。

3秒ほど悩んで、熱したフライパンに油をしく。

そこに豚コマと塩コショウ。ざく切りした玉ねぎを入れる。

あと、シメジとマイタケが少し残っていたので、

それもフライパンにぶち込んで炒める。

すりおろしたショウガと醬油、あと砂糖。

白ごまをパラパラとかけて、豚の生姜焼きの出来上がり。

ご飯と味噌汁(具はゴボウと小松菜よ)でいただく幸せ。

 

冷蔵庫を開けたときに肉とか野菜、卵、

乳製品なんかがあるとほっとするのだけど、

さらにキノコや果物があると、心が豊かになるというか。

シメジとマイタケの素晴らしさといったら、もう。

そして、キウイを食後にいただいたのだけど、

これで人生、なんとかやっていけそうな気が。

 

その数時間後、

仕事で打ちひしがれることがあったりしたのだけど、

それはまた、別の話。

 

 

 

 

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