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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

右往左往のひと

2024年10月18日 | 日々、徒然に
西田敏行さん亡くなったんだな。
享年76。体調が良くないというのは
報道などから漏れ伝わっていたけれど。

西田さんは、やっぱりテレビドラマでの印象が強い。
「池中玄太80キロ」は夢中で見ていたし、
大河ドラマ「おんな太閤記」や「西遊記」。
時代は一気に飛ぶけれど、
クドカンの「俺の家の話」も良かった。
つい最近放映された「終りに見た街」にも
ワンシーンだけ出ていて
お元気だなあと思っていたのに。なんとも残念。


映画で1本挙げるとしたら
出目昌伸監督の「天国の駅」。
戦後初の女性死刑囚となった女を吉永小百合が演じ、
彼女を慕い続ける知的障害のある男を
熱演していた西田さん。
器用で身軽でコミカルな個性を封印した演技に
ずいぶん感じ入った記憶がある。


あともう1本。
森崎東監督の「ロケーション」。
ピンク映画の撮影隊が巻き起こす騒動に
右往左往するカメラマンを演じた西田さん。
この人は加害者役より
被害者役のほうが似合うなと思ったり。

まだ出る。
「太陽を盗んだ男」ではサラ金の取立て屋で
ジュリーにからんで場面をさらっていたし、
「植村直己物語」や「ゲロッパ!」も忘れがたい。

それから山田洋次作品。
「学校」や「虹をつかむ男」。もちろん「釣りバカ」も。
ずいぶん長いあいだ楽しませてもらいました。
ゆっくりお休みください。合掌。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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西田敏行さん (池田)
2024-10-19 22:23:16
「池中玄太80キロ」や「西遊記」は僕も夢中で見てました。それから市川森一脚本の「港町純情シネマ」「淋しいのはお前だけじゃない」も。
「港町純情シネマ」は、脚本を単行本化したのを持ってたんですけど、いつのまにか手放してました・・
返信する
確かに (taco)
2024-10-19 22:57:16
その2本もいいですよね。
ずっとテレビや映画で楽しませてくれた人で、
いるのが当たり前というイメージがありました。
亡くなったと聞いて、かなりの喪失感があります…。
返信する

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