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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ナインソウルズの夜

2019年06月19日 | やさぐれ男のつぶやき

ひい。ふう。みい。

 

よせばいいのに、今月いっぱいで

書かなきゃいけない原稿の本数をかぞえてみた。

 

あれ、おかしいな。9本もあるぞ。

変だなあ。そんなに溜めてたかなあ、原稿。

 

ひい。ふう。みい。

 

うーん、何回かぞえても9本だ。

アレとコレとソレとナニで4本ぐらいだと思ったのに。

でも、算数苦手だしなあ。自分。

もう一回かぞえようっと。

 

ひい。ふう。みい。

 

なぜかな。どうしてかな。おかしいな。

きっと気のせいだ。9本なんてあるわけない。

よーし、もう一回かぞえるぞ。

 

ひい。

 

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外道最後の日

2019年06月18日 | ストレイキャットブルース

へえ。けっこうまっすぐな目をしてるじゃないですか。

「死んだ魚のような目をしてる」と

言われる自分とはえらい差がありますね。

もしかして香港のデモが気になってたりして。

ひょっとして年金をなんとかせんか、こんくされ外道が!

と言ってるんですか。いやいや。

くされ外道はあの人ですよ、あの人。

 

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腰はまだ大丈夫

2019年06月17日 | たまには音楽でも

ということで

テデスキ・トラックス・バンド。

アリーナで前から7列目という良席ということもあり、

12人の大所帯バンドのメンバーひとり一人の

表情がわかるというか、ちゃんとみんな

アイコンタクトしながら演奏してるんだな。

 

それにしても、

デレク旦那のスライドギターの凄さ。

当代随一の誉れ高いこのギタリストは、

決して前面に出ることなく、

むしろ「俺が目立つのはちょっと」という控えめなたたずまいで

超絶プレイを聞かせてくれる。

ホーン隊とコーラス隊が3人ずつにキーボード。

ツインのドラムスとベースのリズム隊。

それぞれに見せ場があって、それがまた手練れで渋い。

 

前面に立つのはもちろんスーザン姐さんだけど、

今回はしばしばギターを置いて、

ハンドマイクで観客に語りかけるように、

そして訴えかけるように歌い、シャウトする。

 

ベストパフォーマンスは

B・B・キングのカバー「11. How Blue Can You Get?」かな。

泥臭いブルースでロックな迫力に圧倒される。

大阪の公演ではディランをカバーしたらしいし、

先頃亡くなったドクター・ジョンや、

アラン・トゥーサンの曲も演ったと聞く。

レジェンドへのリスペクトも半端ないこのバンド。

アンコールの「01. Shame」では、

「恥を知りなさい」と歌うスーザン姐さん。

そのメッセージは誰に向けてのものなのか、

いろんなことを考えながら姐さんのシャウトを受け止める。

 

 

立ちっぱなしで例によって腰は瀕死状態。

客層の7割ぐらいはおっさん(自分も、だ)で、

還暦オーバーと思われる人もけっこういた。

途中で力尽きて、席に座り込んでいるおっさんもちらほら。

なんか10年後ぐらいの自分を見ているような気分。

でもいいんです。無理しないで姐さんたちの熱い演奏を

自分なりに受け止めていけばいいんです。

そんな瀕死のおっさんたちに向けて、

姐さんは力強く「レット・ミー・ゲット・バイ

(あたいが何とかしてあげる)」と歌ってくれたのでした。

 

 

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あたいが何とかやりとげる

2019年06月16日 | たまには音楽でも

テデスキ・トラックス・バンド

SIGNS 2019ツアー@Tokyo Dome City Hallに行く。

前回の公演は武道館で、それはそれで素晴らしかったけれど、

今回のような3000人ぐらいのホールが

このバンドの体温が伝わりやすいなあと感激しきり。

 

 

01. Anyday

02. Laugh About It

03. Hard Case

04. Don't Drift Away

05. Get What You Deserve

06. I'm Gonna Be There

07. Sweet Inspiration

08. Don't Keep Me Wonderin'

09. Let Me Get By

10. Just As Strange

11. How Blue Can You Get?

12. Idle Wind

 

Encore

01. Shame

02. Space Captain

 

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言葉と日常

2019年06月14日 | 読んでいろいろ思うところが

オカヤイヅミ「ものするひと」

第3巻(エンターブレイン)を読む。

いまどきの小説家の日常を淡々と追い、

無類の面白さを誇る本作も最終巻。

ゆるゆるな物語なのだけど、

登場人物はもとより、絵もセリフもコマ割りも

描き手の感度がストレートに伝わってくる。

 

 

主人公の杉浦紺は小説家。

それなりに評価もされて、何冊か本も出しているけれど、

それだけでは食えず、警備員のバイトをしながら、

執筆の日々を送る。その様子はひどく平凡で日常的。

朝起きて、スティックパンを食べて、

バイトに行き、合間にポメラというテキスト入力専用の

デジタルメモ機で言葉を紡いでいく。

 

主人公は電車やバスに乗り、

乗客たちの何でも無い会話に耳を傾けたり、

街を歩いて目につく看板を心の中で読み上げたりと、

言葉というものの意味や響きを確かめながら生きている。

 

本作を読んで初めて知ったけど、

広辞苑を使った「たほいや」という遊びや

「ワードバスケット」という言葉遊びのできる

カードゲームが出てきて、これはぜひやってみたいなあ、と。

 

ともあれ淡々と生きている主人公にも、

女子大生との恋愛が絡んだり、賞の候補になったりと、

いわゆる俗世間のアレコレにまみれていくところが

なんともリアルな小説家の日常というか。

 

シンプルな線と、フラットなトーンが際立つ背景。

コマのなかにある余白が大きな存在感を示し、

独特だけど心地良い「間」のようなものが漂う。

そして登場人物の気持ちに、

寄り添うような静かな語り口。

マンガだけど、良質の日本映画を見ているような気分になる。

だれか映画化してくれないかな。

 

オカヤイヅミさん初めての長編らしいけど、

次回作も楽しみな漫画家さん。

まずは本作の完結をお祝いしつつ、

もう一回読み直してしみじみしたいと思います。

 

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かすんだ視線の先には

2019年06月13日 | 満身創痍な

けっこうなペースで取材が続いてるし、

原稿の締め切りも容赦がない。

なんだか目がショボショボしてきて、

前がよく見えない。物理的にも精神的にも。

 

 

かすんだ目で駅のホームにへたっていたら、

正面に神様(宮崎あおい)が。これは夢か幻か。

目をごしごしこすっていたら、

「元気出しなさいよ」と言われた気がしたので

元気を出すことにします。

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女の子は不機嫌に限る(映画の中だけ)

2019年06月12日 | 映画など

塩田明彦監督「さよならくちびる」を見る。

門脇麦と小松菜奈が主演。

ふたりがギターユニットで歌う役と聞いただけで、

気持ちが高ぶってしまい、映画館に走ったシネフィルは、

まさに予感が的中。まぎれもない傑作だと確信するのでした。

 

 

ハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)は

インディーズでそれなりに活躍しているデュオで、

今回の全国ツアーのあと解散することが決まっている。

でも、解散の理由ははっきり示されない。

ふたりの出会いからデュオとしてデビューするまでが

回想で挿入されるけれど、わかるのはふたりの

満たされない思いとか、微妙なすれ違いといった、

言葉にするのがなかなか難しいエピソードが積み重なり、

観客は彼女たちの仏頂面を見て、心の中を想像することになる。

 

思っていることやテーマみたいなものを

すべて口にするような映画ではない。

しかし、すべてを語らないことで、

想像できる余地を与えてくれる映画があってもいい。

 

ハルレオをずっと追いかけている

ファンの2人の女子高生が素晴らしい。

なぜこのふたりがハルレオが好きなのか。

まったく説明されないけれど、ふたりがそっと寄り添って

ハルレオの歌を聴いている場面に、

いろんな物語を感じてしまう。語らない豊かさというものが

この映画にはたくさんあると思う。

 

東京や大阪、長野や仙台、そして函館まで

クルマで移動しつつ空気感が変わっていくのが心地良い。

終始不機嫌なハルとレオに挟まれた

マネージャーのシマ(成田凌)の屈折ぶりも

なかなかのアクセント。

そしてハルレオが歌う「さよならくちびる」

「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」。

本作のテーマはこれらの楽曲の中にあると思ったりするけれど、

ともかく、秦基博とあいみょんによる楽曲の良さ。

これらの楽曲が、俳優の演技とセリフと

ロードムービーな展開とシンクロして、

言いようのないエモーションを観客に突きつけてくる。

 

門脇麦も小松菜奈も、

まさにこの年齢でしかできないような役というか

いまこの瞬間しか見られないようなたたずまいだ。

成田凌も「愛がなんだ」で見せたクズ男ぶりに続き

たいへんな好演だと思ったりする。

塩田監督さすがだなあ、と感服しきりの傑作です。

 

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驚愕と恐縮と感謝

2019年06月11日 | 日々、徒然に

新宿方面で取材。

朝8時半スタートということで、

眠い目をこすりながら、インタビューに臨む。

かなりシリアスな話題ということもあり、

インタビュイーが話の途中でいきなり落涙。

過去の記憶がいろいろと蘇ってきて、涙が出てきたらしい。

恐縮の限りだったけれど、インタビューは続行。

最後には笑顔が見られて少しだけ安堵する。

 

インタビュイーの方には感謝してもしきれない。

いい原稿を書くしかないのだろう。ちゃんとした原稿を。

 

 

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存在理由への問いかけ

2019年06月09日 | 日々、徒然に

ちょっと気になっていて、

いつか行こうと思っていたカフェでお茶。

壁面にはびっしりと何千枚ものレコードが。

ジャズが中心で、クラシックやロックもたくさん。

店のオーナーのコレクションなんだろうか。

 

 

サラ・ヴォーンが

ビートルズをカバーしたレコを見つける。

店の人に「これかけてもらっていいですか?」

と聞いたら、「そういうのはやってないのよ」

「雰囲気で置いてあるだけだからね」と。

レコは聞いてこそレコだと思うのだけど、残念。

でも、サラ・ヴォーンのこのカバー、きっといいんですよね?

マニアの皆さん教えてくださいな。

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誰もが満たされない心を持っている

2019年06月08日 | ささやかな幸せ

歯の痛みはかなり落ち着いてきた。

昨日はまともに食べられず、空腹の極みだったけれど、

今朝は、フライパンで挽肉とシメジ、

あとみじん切りにしたタマネギを炒めてトマト缶を投入。

コンソメとケチャップ、あとバターを一切れ入れて煮込む。

それをパスタにかけたものと、付け合わせにレタスのサラダ。

おお。ちゃんと噛めるし、食べたものの味もわかる。

生きてるって素晴らしい。

 

良い歌だ。世界もまだ捨てたものではない。

と言ったのは、村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」の主人公。

スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」に対してのセリフだ。

そういえばスプリングスティーン、もうすぐ新譜が出るんだな。

 

 

 

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