Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

君の微笑み取り戻せたら

2021年01月09日 | たまには音楽でも
スピッツ コンサート2020
「猫ちぐらの夕べ」を配信で見る。
音楽とか演劇とか、ライブをメインとするアーティストたちは、
コロナの影響でそれはそれは大変だと思う。
スピッツも「見っけ」のツアーが2月以降すべて延期になり、
ようやく昨年の11月、徹底した感染対策のうえ、
東京ガーデンシアターでおこなわれたライブをオンラインで堪能。



これから先、ライブに行けたとしても、
立ち上がったり、声を上げたり叫んだりすることは
できないかもしれない。もともと腰がアレなので、
おとなしく座って見たり聞いたりすればいいのだけど、
高揚したらやっぱり声を上げたいし、
場合によっては立ち上がって盛り上がりたい気持ちは、ある。

映し出される観客席を見ると、
ちゃんと一席ずつ開けて観客は座っているし、
みんなマスクをしている。リアクションは拍手と
身体を揺らしたり、手を振ったりするぐらいが限界のよう。

スピッツの面々も、それほど激しい曲は演奏せず、
とはいっても、このバンドはいつも目一杯楽器を鳴らすので、
いつも通り、熱のこもった演奏を聴かせてくれたというか。
声援が全くないので、曲と曲のあいだに静寂があり、
観客がじっと次の曲を待つ雰囲気は、悪くない。

個人的には、
「20年ぶりぐらいにやります」と草野マサムネが語る
「ハートが帰らない」が白眉。
彼らの傑作アルバム「隼」の中でも名曲のひとつで、
もし自分が観客席にいたら
「ぶおお」と不穏な声を出していたに違いない。
さらに「フェイクファー」「ハネモノ」など、
これまでのライブではあまり聞けなかった曲もあり、
けっこうなお得感のある2時間のあいだ、
パソコン越しで「ぶおお」の連発だったという。
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