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カート・ヴォネガットの
「スローターハウス5」にこんなセリフがある。
「自分の外見に誇りをもつことをやめたら、死ぬのは近い」そのイギリス兵は、何人もの男たちが次のような経緯をたどって死んでいくのを見たという。「まず、まっすぐ立つのをやめ、そのあと髭を剃ったり洗顔したりするのをやめ、そのあとベッドから出るのをやめ、そのあとしゃべるのをやめ、そのあと死ぬんだ」
連合国が大量爆撃をおこなった、
第二次大戦末期のドイツ・ドレスデンで
生き残ったイギリス兵が主人公にするアドバイスだ。
外見に誇りか。あまりないなあ。
昨日なんか、阿佐ヶ谷姉妹のラジオを聞きながら、
思いきり怠惰に過ごし、
ときおり居眠りなんかしちまいましたよ。
で、麦のアレとかナニとかソレとか。へへっ。
もちろん髭なんか剃っちゃいません。
ヴォネガットの真意は
もっと深いところにあると思われるが、
人生を無駄に過ごしていると
外見に誇りなんか持てないわけで。
そんなことを思いながら、
今日はちゃんと髭を剃って洗顔して、
夏休みの宿題(仕事とか
プライベートのナニとか)をこなそうと思います。