ブルース・スプリングスティーン
「レター・トゥ・ユー」を聞く。
前作「ウエスタン・スターズ」での歌心あふれるボスが、
ことのほか素晴らしかったのだけれど、
わずか1年ほどのインターバルで新作が聞けるとは。
しかもEストリートバンドと6年ぶりに組んだ、
ストレートなロックアルバムなのも嬉しい。
01 One Minute You're Here
がいきなりしっとりと歌い上げてきて、
前作の流れを引いてるのかな、と思いきや、
02 Letter To You
のロックサウンドに安堵する。そうこなくちゃ、と。
若い頃の疾走感はさすがにないけれど、
それでも前に進んでいる感があって、71歳のジジイは元気だなあと。
Eストリートバンドの演奏も素晴らしく、
マックス・ワインバーグのドラムを聞くと
ああ、やっぱりスプリングスティーンの
レコード(CDだけど)だ、という感じがひしひしと。
ベストトラックは
06 The Power Of Prayer
かな。祈りの力を信じて生きていこう、という意味合いの歌詞と、
温かみのあるピアノの伴奏。あとクラレンスの甥っ子
ジェイクのサックスが盛り上げてくれて、素晴らしい。
コロナが収まったら、
今度こそボスには来日公演を実現してほしい。
ライブに行けないのが
ほんとにつまらない。もお。コロナのばかあ。
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