職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

自分

2007年07月07日 | ヤスさん日記
本日の新潟は炎天下。
そんな中の号外を届けるという時間
とても大切な時間です。
木々が作ってくれる木陰
そのひんやりとした空気と
さらさらと耳をくすぐる音
鯉の形影とかすかな蝉の声。

今まで見逃していた空気が
こんなところに在ったのだなと。
汗をかくこと
自分の身体の
ひとつひとつを感じること
喉を通る水の感覚
学生の時の様にはしゃぐ仲間。

何のために?
という質問に。
「???」
そう、何のためにということが
段々と薄れ
ただ自分というものを
新聞に載せ届けているような。

自分の持っている空気
自分の持っている温度
自分の持っている言葉

自分の通ってきた道程に
ひとつひとつ種を
落としているような、
その種が一斉に
様々な色で花咲くときを
信じているだけ。
なのです。

自分というものが薄れたときに
また自分というものを
再発見しているような。
そんな感じです。

次回作。
自分がどんなものが
創れるのか
どんなカタチが
現れてくるのか。
自分でも楽しみな
今日この頃です。
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