目を澄まして耳を澄まして

昨晩

ふと観たくなり
家のスクリーンで
映画を流しました。

ケイコ 目を澄まして
とゆう題名で。
アマゾンのオススメに出てきて
なんとなく
なんですが。

それが
良い映画で。
耳の不自由な主人公の女性が
プロボクサーになっての日々感じる
人間模様。

弟さんと一緒に暮らしているのですが
手話を通じてのやり取りの場面が
とってもよかったのです。

イライラしている姉に
話してみたらいいと伝える弟。
「話したって人はひとりでしょ」
と返す姉。

怖いからこそ突っ込んでしまう
ボクシングスタイル。
それを見ていられない母。

言葉とは
目を澄ますとは
とゆうことを
考えさせられました。

同じ環境の人たちと話していると
言葉が狭くなる
と市民活動でも感じます。
そんな中で
言葉の質の違いを
理解できるかどうか。

同じタイプの環境に居れば
言葉を使っても楽なんだろうと思います。
しかし
そんな繋がりの広がりを持ちながら
深めてゆく言葉を
持ちたいな
と思う今日この頃。

昨日も
銀行さんと
お店の予約の電話
くらいしか話しませんでしたが。
きっと
今日は誰とも話さないでしょう。
そんな日々
工房に籠りながら
頭の中の言葉の応酬は続きます。

野狐禅にならないように。
違うタイプの言葉を
流し込みつつ。

ながさん
夏至ももうあと１週間。
今日も大切な１日を。