職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

曰く言い難い憧れ

2023年06月07日 | ヤスさん日記
中学を出て
すぐに働いた私は
大学とゆうものに
何か曰く言い難い憧れ
があるのかもしれません。
ほんと
曰く言い難い。

振り返って観ると
高校生活を
バイクと麻雀とパチンコで過ごした
中学時代の仲間たちも
特に大学に行くこともなく就職し。
今はもう
会うこともなく。
あのモラトリアムな時間は
私に何をもたらしたのだろう
と考えています。

無駄だった
とゆうことでもなく。
本当にただ
モラトラムで。
何かしようとも思ってなかったし
何になろうとも思っていなかった。

ただ
日々をだらだらと過ごしていた
ように思います。

そして
何か未開の特別な空間
と思いすぎているところがある
のかもしれません。
きっと
入学して見たら
遊び呆けていただろうし。
行けなかっただけに
体験していないだけに
曰く言い難い
とゆうこと。

しかし
昨晩も
歯応えのありすぎる本を中心に
燕のマチナカの読書会で集い。
わからないことをわからないと言える
って
重要なことだな
と思う夜を過ごしました。

わからない
って
大人になればなるほど
言いづらいこと
なのではないかと思います。
ただ
素直に言える自分が居ること。

昨日は
お母さん
コーヒー屋
デザイナー
営業
職人
いろんな方面のみんなとワイワイと
忌憚なく話し合える
貴重な時間でした。

世代を超えて
忌憚なく。

懇親会では
お母さん手づくりの料理と
煙管職人さんが手づくりしてくれたおつまみと
みんなで持ち寄ったお酒と共に。
自分たちの生活の基盤を考えるような話題で
またわいわいと話は尽きず。

丸山真男さんの言っていた
亜インテリでしかない私たち。
ただ
実践では亜インテリの力は
すごいものがあるはずです。
そんなみんなは
きっと今日もそれぞれの場所で
汗を流すことでしょう。

私も
そんな場があることを励みに
今日も銅板を叩き始めます。
コメント
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