職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

拮抗こそ

2022年12月27日 | ヤスさん日記
近所の仲間に声をかけてもらい
若者たちの読書会に混ぜてもらっています。
今回は
現代思想入門とゆう種本で。

昨晩は
ニーチェから
フロイト
マルクスと。
この三人が並んで
語られることは
なんか珍しい
と思うのですが。
神が死んだ時代に
どう世界を観ていたのかは
今に繋がる重要なこと。

今回は
デュオニュソス的なものと
アポロン的なもの。
その対比の仕方が面白く。
ついつい
デュオニュソス的なものに
魅力を感じてしまいますし
きっと
デュオニュソス的なものが
とても重要なのだと思いますが
しかし
型にはまるような
アポロン的なものとの拮抗こそが大切だと
解かれていました。

確かに
デュオニュソス的なものだけでは
破滅でしょう。
私が
簿記を学ぶのも
法人化を目指したのも
この
デュオニュソス的なものと
アポロン的なものの拮抗
なのだろうなと。

職人が
株式会社を立ち上げる
なんて必要は無いと思います。
しかし
自分の大きくなった仕事内容を
整理整頓し
また
職人として励む。
それは
デュオニュソス的なものとして
大きなエネルギーを活かすには
アポロン的な土台が
必要なのです。

そんなことを
自分と照らし合わせた第4章。
本を読むことは
この年齢になると
答え合わせにも近いところがあります。
求めていた言葉と出会う
とでも言いましょうか。

さて
新潟は先日の雪が
あったのだろうか
とゆうような晴れ間が広がっています。
冬の貴重な晴れ間
もうひとつの土台
岩室の家の整えに行ってくるとします。
コメント
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