職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

自分の中にあるものが

2007年10月09日 | ヤスさん日記
金木犀の香りが風に乗り
沢山の甘さを感じられる新潟
この頃の冷え込みは
一歩一歩と冬に近づいているのだな
と感じさせられる今日この頃です。

分かるということがどれほどのものなのか
意外な人が意外なところで意外にと
こんな経験をしてこられたのだな
と感じ入ることもしばしば。
痛みを感じられたりすること
本当に分かるには至らなくとも
その方向性を感じ合えるには
どれほどのことが必要なのか。

自分の中に巣食う闇
その闇を認めるということの中から
相手を許すということもできるのかなと。
自分の中で飼いならすことができれば
その声が出てくることもあるのだと。

痛みを知り
その痛みを繋げずに許しにできる人が
とても優しさを保ちながら
その空気で沢山の人を癒し
自分の枠を超え
本当の意味での
融和をみせてくれるのではないかと。


未来への想像は
きっと今も創造を繋げてくれ
いつかの道をはっきりとしめしてくれます。
矛盾を抱えきれる人の優しさは
本当に優しくその空間を包んでくれるのだろうなと
沢山のコトバを費やすことなく
伝えられることができれば
それもまた本当のような気がします。

ナガさん
今年の新潟の冬は
きっと寒くなるような気がします。
その寒さの上に立つ新潟が
やはり好きだなー
と想う職人なのでした。
今年も鍋がうまそです。
コメント (2)
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