職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

老いてなお

2007年10月01日 | ヤスさん日記
急な授業参観
閉ざされた扉を開けるときの
未知の世界へ飛び込む
その一歩の大切さを
痛感する今日この頃
ナガさんいかがお過ごしですか?

上野の鬱蒼とした公園
涼しげな噴水を横目に
芸大にたどり着くと
そこは若者達が集う芸術の森。
初めての茂木健一郎授業
今回はBenesseの福武?一郎さん
なんとかギリギリの線で時間を作り
潜り込んだ授業は
深みにはまるときの一歩と同じように
時間を追うごとに
自分の中に在る扉をノックするようで
また眠っていたナニカを
揺り動かしてくれます。

老いてまだ盛んな福武氏の
やんちゃなひと言ひと言が
経営者としての福武氏の
ひと言ひと言が
これからのものづくりを志すものに
力強く響いてきます。

経営と芸術。
今を生きるということがどれほど大切なものか
その表現が
いつまでもキラキラと輝きを放つには
時代の波を感じ
それを解き放つということだなと。
感じてくれる仲間がいれば
10年、20年と
先を目指してやれるもの
そして100年、200年と
自分のエクトルの解放点が
いつまでも高みを目指せるものだと。

ナガさん
やはり大きなものに立ち向かわなければ
それがきっと表現者のチカラになるのでしょう。
眠っていた獅子を呼び起こすような
そんなあっという間の授業
あの空間を感じられる若者
やんちゃな大人にへこまされては
いけないのですよ、諸君。
がっぷり四つに組む気迫をもたなくちゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする