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台湾の漫画と伝統文化のテーマパーク @ 宜蘭傳統藝術園區

2022-09-22 12:35:29 | 台湾路地
先週水曜日9月14日の読売新聞朝刊文化面で現在の台湾漫画界の様子が紹介されました。近年台湾当局では漫画振興策に力を入れており翻訳補助金制度を設けているそうです。優秀な作品には補助金を与え海外への普及を図っており日本でも台湾漫画が読めるようになってきています。紹介されていた3作品のうち1本は高妍作「緑の歌ー収集群風ー」で台北郊外に住む緑の不思議な体験を描いており、スマホから突然流れてきた「はっぴいえんど」の「風をあつめて」に触発され来日、現在と70年代の日本・台湾がないまぜに描かれていくようです。もう1本は阮光民作「用九商店」、台北の不動産会社で働いていた俊龍が倒れた田舎の潰れかけた祖父のよろず屋「用九商店」を継ぎ地域の憩いの場として立て直していく過程を描いているそうです。最後の1本は游珮芸・周見信作「台湾の少年」、日本統治時代から国民党政府の恐怖政治へ続く台湾現代史を描いているそうです。「緑の歌」は例のKADOKAWA「用九商店」はトゥーヴァージンズ「台湾の少年」は岩波書店から発売されているので近所の書店で取り寄せてみたいと思います。
さて冬山河ほとりに広がる宜蘭傳統藝術園區は台湾の伝統文化を再現したテーマパークで、陶器・織物。染物などの展示と体験、音楽や絵画などに加え漢方薬や台湾伝統のお菓子販売など幅広い文化を体験できます。近隣には運區内にはホテルもあり泊りがけで楽しめる施設です。

古い町並み(老街)を再現したメインストリート


藍染の工房 染付体験もできます


玉石工房 グラインダーを使って玉石を磨いていきます


再現された廟では銅鑼演奏のパフォーマンスが見れます


台湾伝統の漢方薬(中薬)店もあります
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