ダイヤモンドプリンセスで基隆へ3

名古屋の鶴舞公園では桜がほぼ満開となってきましたが公園の中でも場所によってはまだ三分咲きもあるようです。せっかくの週末ですが今夜は雨が降るようなので明日以降夜桜見物に行こうかと思っています。
さてダイヤモンドプリンセスで基隆への3回目です、到着が遅れ台北へ帰るのを断念し基隆の喫茶店で甥たちとお土産の交換するだけに終わってしまいましたが、船へ戻って夕食時同テーブルの人によるとタクシーで九份まで行ってきた人がいたそうで、たった3時間しかなかったのに強者もいたものです。

基隆で見つけた鯛焼き屋台　小豆の他カスタードやチーズにツナサラダまであります

日本では少なくなった街の食料品店　野菜・乾物・瓶詰・冷食etc　一通りのものが揃います

基隆を出航します　わずかな時間でしたが甥たちに会えました　何でも基隆では800人が下船し新たに1000人が乗船したそうです　台湾でもクルーズ人気が高いようです

基隆港へは舳先から突っ込んでいたのでどうするのかと見ていると2隻のタグボートを使い狭い港内で転回を始めます　写真に写っている船員と目が合うとvery fine technickと笑っていました

停泊している軍艦に舳先がぶつかりそうです　300ｍ近い船体を狭い港内で転回させるのは正に神業でした　基隆からは2日かけて横浜へ向かいます

宜蘭の窯焼き鳥 @ 甕窯鶏礁渓総店

日本に負けず劣らず鳥肉大好きの台湾、夜市の鶏排・日本式焼鳥・鶏肉飯、菜館の棒棒鶏・白鶏肉に肯徳基（ケンタッキー）と様々ですが日本で中々食べられないのが鶏の丸焼き。台湾では各地で丸焼きが食べられますが姪1號が推薦するのが宜蘭礁渓の甕窯鶏、トサカも付いたままで見た目はちょとグロイんですが高温で一気に焼き上げた鶏肉は肉汁たっぷりジューシーでたまらない美味しさだそうです。

省道9号線沿いの甕窯鶏　近くには壮壮甕仔鶏や火山爆発鶏（なんという名前だ）など競合店が軒を連ねますが圧倒的人気を誇ります

　　　　　　　　　広い店内は大勢の客で賑わっています

　　ずらりと並んだ甕　下からマキを焚き高温で焼き上げます

　　　　　　　　　　　　おっ焼き上がったようです

　　　　コンガリ焼き上がった甕窯鶏　軍手で取り分けます

　　　　　もも肉はもちろん首回りの皮なども香ばしく美味です

足湯しながらラーメン @ 礁溪郷公園路20號

結局21日に名古屋の桜開花宣言は出されませんでしたが翌22日、標本木に5輪以上が開いたと気象台から開花宣言されました。ただ昨日などは強く冷たい風が吹き、冬に逆戻りしたような天候で見ごろになるのは次の週末のようです。今からお花見が楽しみです。
さてさて台湾・香港・大陸大都市などでは日本式ラーメンが人気で、日本の有名店が進出したり現地資本の日式ラーメン店が増えたりして覇を競っています。甥1號もとんこつラーメンの「一蘭」が好きで順番待ちしてまで食べに通っています。ただこれだけ競合が激しくなってくると味や接客はもちろんのこと客を引き付ける目玉が必要と考えたのか宜蘭の礁溪温泉には足湯しながら食べるラーメン屋というキワモノまで出現しています。

國道5號線の開通によって台北から1時間で訪れられるようになった礁溪温泉　多くの人で賑わいます

　　　　　　　　　　　　金魚が泳ぐ足湯も人気です

　　　　　　　　そんな一角に泡足（足湯）拉麵の暖簾が・・・

カウンターの説明によると加水や過熱をしていない源泉100%で足湯席では10元の清潔費が加算され足を拭くための紙タオルが貰えます

　　　　　　　足湯しながらラーメン　何とも珍妙な光景です

台湾東部で夜市巡り @ 花蓮台東

今日は東京・福岡で桜の開花宣言が出されたとか、いよいよ春本番です。名古屋も午後から開花宣言が出るようですが満開となるのは来週後半になるようなのでビール片手に夜桜を楽しんできたいと思います。お花見といえば屋台巡り、イカ焼き・たこ焼き・焼きとうもろこしetc、日本ではお花見やお祭りでしか楽しめない夜市・屋台ですが台湾では毎晩夜市が楽しめます。
姪3號が花蓮・台東で夜市巡りを楽しんできました。

旧花東線花蓮車站の東大門観光夜市　台湾式ハンバーガー割包

　　コーラの瓶やグラスをオブジェにしたシャレた店もあります

原住民野菜炒めのお店　日本では見かけない野菜も多くあります

花蓮から海沿いに4時間ほどかけてドライブ　台東観光夜市へやって来ました　台東には近くに四維夜市もあります

　　　　　　暖かい台湾南部1年中かき冰の店があります

一足早く台湾でお花見 @ 南投縣鹿谷

昨日の名古屋は午前中雨が降り、午後になって太陽が顔を出したものの風もあって薄ら寒い日和でしたが今日は朝から陽光が降り注いでおりいよいよ春だなぁと実感できる陽気になっています。天気予報を見ているとこの後も1日2日降雨予想はあるものの気温が高い日が続き桜の開花予想日は例年より6日も早い明後日20日だそうです。今年もきれいな桜を見ながらビールを飲むのが楽しみです。
さて以前紹介した中部南投縣の溪頭妖怪村へ3月初旬に出かけた際、姪3號が泊まった宿の周囲は桜が満開となっており一足早いお花見を楽しめました。

　　　　　　　　　　　　　青空に桜が映えます

桜に包まれて宿は台湾でも大人気　随分早くから予約を入れておいたそうです

　　　　　　　　　　　　　　まさに満開です

台湾には固有種から八重桜・富士桜・河津桜など日本統治時代に持ち込まれたもの交配されたものなど多種あります

朝起きてカーテンを開けると窓の外は一面の桜　姪3號は思わず歓声を上げたそうです

しゃぶしゃぶブッフェで満腹 @ 刷乃葉統一時代市府店

日々暖かくなってはきましたが日中と朝晩の気温差が大きく、また2・3日ごとに晴れと雨が繰り返されており、更にスギ花粉が大量に舞っており体調を崩されている方も多いようです。台湾も南部は天候が安定し初夏の気候ですが北部は雨が多く肌寒い日もあります。そんな日に温まろうと甥1號が友人と統一時代百貨店内の日式しゃぶしゃぶ店刷乃葉（刷はさんずいに刷）へ行ってきました。

台湾全土に15店を展開する刷乃葉　夜は食べ放題で498元です

　　　　　　新鮮野菜畑　なかなかいいネーミングです
　　　　　　　　

　　　　　　　刷乃葉のウリは肉と共に豊富な野菜です

つけタレと薬味　残念ながら日本のようなゴマダレはありません

　　　　　ご飯と麺　左のホットクッカーの中はカレーです

　　甜點（デザート）　もちろん台湾人大好物の紅豆湯もあります

　　　　　　　　　　　ドリンクとアイスクリームetc

　　　　　　　　オーダーでお肉ももらってさぁ食べましょう

ダイヤモンドプリンセスで基隆へ 2

昨日3月11日は東日本大震災の発生日、あれからもう8年も経ったんですね。毎年書いていますが翌12日帰国予定だったのですが昼過ぎ、日本でとんでもない大きな地震が発生したらしいと聞きTVをつけると真っ黒な津波が三陸沿岸を襲う情景が映し出されます。大きな漁船が陸地に打ち上げられ引き潮で家屋が海に流され、とても現実とは思えない、特撮じゃないかと思えるような光景が広がり身が震えたのを覚えています。8年経って復興は確実に進んではいますが、原発の処理などまだまだ長い年月を要する課題も多く残っています。改めて出来るだけの支援を続けていけたらと思う一日でした。そんな中、新聞国際面の片隅ではありましたが台湾在住の日本人留学生が当時200億円以上の義捐金を送ってくれた台湾に感謝する交流イベント「謝謝台湾!」を開催したとの記事がありました。お互い天災から免れない同士、台湾の支援に感謝するとともに台湾に天災が発生した時には十分な支援ができれば良いですね。
さてダイヤモンドプリンセスで基隆への2回目です。到着が大幅に遅れ、車を飛ばせば台北へは帰れるものの渋滞でも発生すれば乗船時間に間に合わなくなる恐れがあるため断念し、基隆の喫茶店で時間を過ごすことにしました。

中正路を挟んだ基隆港旅客ターミナルビル　ビルの上に覗いているのはDプリンセスの煙突（ファンネル）です　甥たちと連絡が取れ車で迎えに来てくれました

駐車場も見つかったので信二路と義二路近くで喫茶店を探します

途中見つけた日本統治時代の基隆市街図　軍港であるとともに貿易港としても発展していました

時代を感じさせる五洲薬房のファサード　新しい看板が覆う店舗も多いですが探すと趣のあるファサードも見つけられます

昼下がりで満席の店が多かったのですがやっと空席のある喫茶店を見つけ日本から持ってきた干し柿などお土産を渡しました

花博公園で農産物市 3 @圓山公園

今日の台北は気温は11時現在18℃でにわか雨、湿度96%と若干肌寒い陽気になっています。1週間ほど前には25℃以上の日もあったのですが、まだ安定した春の天気にはならないようです。
さて花博公園は台北松山機場への着陸航路真下い当たります。最盛期には10～15分毎に高雄線飛ぶほどでしたが高鐡（台湾新幹線）開通で便数が大きく減少しました。しかし近年は羽田や大陸各地と結ぶ便が増加しA330クラスの大型機も発着するので台湾の飛機迷（飛行機マニア）には聖地の一つとなっています。

　　　　　　　　　家族連れで賑わう週末の農産物市

　　飴細工の露店　ドラえもんやディズニーキャラクターもあります

　　　　　　　　　　　　中々入らない輪投げ

買い物が済んだら腹ごしらえ　日式炒麺のワゴン車　オリオンビールもあります

台湾香腸　下に敷いてあるのは大蒜　香腸の串に大蒜を刺して一緒に食べます

　　　　　　　　　フードコートも充実しています

轟音がしてきました　見上げると松山機場へ着陸する飛行機が頭上に迫っていました

北投文物館で日本文化に触れる @ 北投區幽雅路32號

日本統治時代の建物は青田街・麗水街など台北市内各所に多く残りますが、純日本風の建築物は意外と少なく台北車站東側の逸仙公園内梅屋敷など数軒しか残っていません。その一つが北投温泉街の地獄谷からさらに奥へ入った閑静な路地に佇む北投文物館です。元々は1921年ころに建てられた高級温泉旅館「佳山旅館」として開業し、戦時中には台湾から飛び立っていった特攻隊の休息所になったこともあったそうです。戦後は外交部の施設になったり映画の撮影が行われたりしていましたが1984年に「台湾民芸文物之家」として引き継がれ、その後現在の「北投文物館」に改称されました。内部には台湾民芸品や原住民芸術が収蔵されているとともに、「佳山旅館」時代の日本式大浴場なども残されており原住民族・内外省人の文化に加え台湾に大きな影響を与えた日本文化にも触れられる台湾らしい博物館です。

　山桜の咲く入口　いかにも伊豆あたりの温泉旅館を思わせます

　　　　　　　　　玄関脇には白石を敷き詰めた小庭

　　　　　　しっとりと雨に濡れた黒い飛び石が映えます

木の桟を通して観る中庭　黒瓦と漆喰のコントラストが良いですね

畳・床の間・付書院・障子・縁側　台湾にいるのを忘れてしまう空間です

テーマを替えた展示が行われており3月1日からは刺繍展が開催されています

二階の大広間　懐石料理の宴会や華道教室なども行われます

日本統治時代の北投温泉各旅館宿泊費一覧　最高級旅館だったんですね

溪頭妖怪村@南投縣鹿谷鄉內湖村興產路2-3號

南投縣というと台湾唯一の内陸県であるとともに1999年に発生した台湾大地震の震源地「集集」があるということくらいしか日本人観光客には馴染みがないでしょうが玉山國家公園の入口として台湾人には人気のあるリゾート地です。南投の山中にある溪頭妖怪村は戦前、日本人と仲良くなった台湾人がその日本人を偲び同郷（鳥取県）であった水木しげるから思いついて開村したという何だかよくわからない経緯で整備されましたが人気のあるテーマパークとなっています。姪3號が山桜の花見と合わせて訪れてきました。

　　　　　　　　南投縣の山深い中に忽然と現れる溪頭妖怪村

大きな赤い鳥居が建っていてここはどこじゃという感じです　それにしてもえらい人出です

　　　　　　　　こちらは妖怪柑仔店　お土産ショップですね

　　　　　　　　　　　　ゲームコーナーもあります

　　　　楽しいアトラクションがありオリジナルお土産も買えます