林森北路南段初回@林森北路 11

10回にわたって紹介してきた林森北路北段に続き、今回からは南段を紹介します。南段は南京東路から市民大道までですが、繁華街としての南端は市民大道より1本北の長安東路までです。また北段に比べ東西の広がりが大きく新生北路から中山北路までの巷仔にはスナックやバー・キャバクラ・マッサージ店がひしめき合っています。

　　　　　　　　林森北路南段へは中山北路南京東路口から

正面の警察署右側がホテルオークラ（大倉久和大飯店）です

　　　　　　　　　南京東路沿いには有名店が並びます

林森北路へ近づくに従って日本人向けの飲食店が目立ってきます

マクドナルド（麥當勞）の角を右へまわると日本人向け飲食店が集中する林森北路南段です

庶民的な北投夜市へ 2 @新市街

子供の頃は駅南や栄生駅西側ののガード下など名古屋にも屋台がずらりと並ぶ光景が見られたものですが、衛生上の問題や道路法の規制などの規制によりすっかり姿を消してしまいました。国内で常設の屋台と言えばほぼ博多だけで、博多でも屋台の経営権の譲渡は認めないなど自然淘汰を目指すような方向にありましたが、昨年になって屋台を観光資源として活かす方向に転換、新規営業者の募集も行われました。名古屋でもこんな街作りが出来ないかなぁと羨ましく思ってしまいます。

夜市へ入ると早速台湾小吃の代表格　蚵仔煎・蝦仔煎・花枝焿がお出迎え

鍋貼・水餃も美味しそうです　肉圓は残念ながら好みじゃありません

秋の終わりでしたがさすがは台湾　カラフルなフルーツが並びます

屋台の小吃で済ませればエンゲル係数も随分低く抑えられます

ウチの姪たちもそうですが台湾小姐は臭豆腐が大好物です

良い子は近づいてはいけない妖しいお店 5 @萬華夜市

今週木曜日まで甥3號が有給休暇を使って泊まりに来てました。久しぶりだったので色々連れて遊びに行ったのですが、アウトレットに買い物に行きたいというので長島温泉のジャズドリーム長島へ連れて行くとアディダスやナイキでスニーカーを買ったまでは良いのですが、シチズンの時計を見たいと言います。セイコーじゃないのかと聞くとシチズンだというので連れて行って免税で時計を買ったのですが、店の人によると大陸ではシチズンのGPS電波時計の人気が高く日本国内価格に比べ3倍ほどで取引されていいるとのこと、色々国内ではわからないことがあるものです。
さて良い子は近づいてはいけない妖しいお店の5回目では阿公店のホステスさんらしき人と遭遇しました。

台湾には中華系ベトナム人やお手伝いさんとして出稼ぎに来ているベトナム人も多く住んでいます

華西街から西園路一段方面へカメラを向けるとサングラスの厳ついおっさんが顔を出しましたが咎められることなく済みました

華西街夜市の北端　貴陽街二段には飲食店はほとんどありません

再び華西街へ戻ります　陽春麺は日本でいえば掛けそばのようなもので具の無い麺です

　　　　　　　　奥の阿公店から買い物に出てきた小姐

　　　　　　　アーケードのある飲食街まで戻ってきました

酔客も多いのですが子連れで晩御飯を食べているのも良く見かけます

今日最期の一枚は桂林路を渡って2本目の巷仔華西街26巷　好奇心をそそられる巷仔ですが香耐皃の看板の下からやり手婆のような老女が顔を出したので近づくのをやめました

夕方の新竹車站@10年振りの内湾訪問 8

新幹線が開業して10年、長距離客は新幹線へ短距離客は臺鐡へと棲み分けが進んだ台湾の鉄道事情ですがやっぱり風情があるのは在来線の臺鐡、台北への帰路はまよわず臺鐡を選びました。切符売り場に並んで希望の17:20発自強號の指定券が入手できたので駅の中を見ながらホームへ入ります。夕方のラッシュ時間、新幹線が出来て少しは旅客が減っているかと思ったのですがホームは下校の学生や通勤客で混み合っており活気があります。

　　　　　新竹車站待合所　天井が高く気持ちよいが良いです

悠遊卡で乗車できるようになったからか切符の窓口は空いてます

構内には以前から7-11がありますが弁当を売る臺鐡本舗もできてました

　　　ホームへ入りました　次の北上列車が17:20発の自強號です

　　　　　　向いの南下ホームも帰宅客で混み合ってます

南アフリカ製E1000型自強號も登場から20年を経て大分くたびれました　満員の乗客を乗せて18:30台北車站に到着しました

安東市場・成功市場で買物 2 @和平東路二段三段

台北の地名・街路名は日本統治時代にはいわゆる原住民時代から使われてきた名前や日本風の名前が付けられていましたが國民党が台湾へ遷都して以降、中国大陸のすべてを統治するという國民党の党是の下地名・街路名も全部中国大陸の地名を採ったり三民主義や中国伝統の思想に基づく名前に替えられました。大陸の地名は全国至る所から採られており、しかも現在では改名または消滅した地名も使われているため北平(北京)西路や安東(丹東)市場などその昔、國民党が大陸を支配していた時代の名称が使われています。

オートバイに乗ったまま買物するのは市場でも屋台でも同じです

お客を待つ間にスマホ　品名を無ると水庫の魚とありますダムで捕れた魚でしょうか

市場のハシゴで成功市場にやって来ました　バイク親父の目つきと髭がイケてます

　　　　　　　肉屋の店頭で　ごっつい笑顔の買い物客

　　　　　　　　こっちもヒマしてる豆腐屋の老板娘

珍膳園で粉食三昧 3 @忠孝東路四段

結局お目当ての酸菜白肉火鍋は食べれないので拌白菜心（白菜と豆腐干・ピーナッツ・香菜の冷製和え物）とビールを注文しただけであとのオーダーは友人に任せてしまいました。これが間違いだったわけで先回紹介した牛肉捲、葱油餅に続いて粉物があと二品、計四品も粉物が出てきます。台湾の粉物は確かに美味しく好物ですがさすがに四品も出てくると食べきれず餃子は半分ほど帯包(持ち帰り)することになりました。

　　　　　　　　　　　　　まるでお菓子のような銀絲捲

猪肉鍋貼　豚肉の焼き餃子　サイズも大きくお腹いっぱいです

粉物でお腹は膨れたものの何だか満足できません　次の機会には絶対酸菜白肉火鍋を食べるぞ!!

支払いを済ませて外へ出ると隣に日本料理店が出来てます　中を覗くと結構客が入ってました

　　　　　　　　　　　　　　　東區はすぐそこです

林森北路北段最終回@林森北路 10

林森北路シリーズ北段の最終回です。以前紹介したように林森北路南京東路口は公園になっており歓楽街としては欣欣百貨店と晶華酒店辺りまでになります。晶華酒店からは中山北路へ出て老爺酒店(日航台北)の前を通り中山北路南京東路の交差点まで来ると左手に大倉久和大飯店（ホテルオークラ）、右手が新光三越百貨店で台北有数の繁華街です。

　　　　　　後ろの紫色の看板　奈良酒坊カラオケとあります

　　　　　　　馳星周の不夜城を思い起こす林森北路です

　　　　　　　　こんな屋台を見ると何かホッとします

　　　　　　　　　林森北路259巷までやって来ました

　　　　　　　　　　　老舗のデパート欣欣百貨店

中山北路二段45巷へ入ると日本人観光客向けの土産物屋やトンカツ屋があります

またその隣には場所柄LVの旗艦（フラッグシップ）店も並んでいます

日本人の宿泊が多い晶華酒店　ここで写真を撮っていると先ほど声をかけてきたポン引きのおっちゃんがまたカワイイ女の子いるよと誘ってきます　さっき声をかけてきて断ったじゃないかと言うとゴメンゴメンと照れたように走り去っていきました

　　　　　　　　　　　晶華のすぐ隣は老爺酒店

南京東路まで出ました　林森北路シリーズ次回からは南京東路以南です

庶民的な北投夜市へ 1 @光明路公館路

北投へ着いてピザの夕食を食べた後、夜市へ出かけてみることにしました。士林や通化街に比べると知名度はいま一つですが北投にも夜市があります。場所はMRT北投站から東へ5分ほどですが新北投站からも7～8分ほどと近いです。この夜市、昼間は公有（公設）市場を中心とした菜市場で買い出しの主婦で賑わいますが、日が陰るころから野菜や魚肉を売る店が消え、小吃・熱炒など飲食関係と若者向けの衣類を売る店が開いてきます。

新北投駅前ロータリー　日曜日の19時くらいですが凄い人出です

駅前ロータリーから光明路を北投站方面へ向かいます　バイクや車も随分多く走ってます

　　　　　　　　　　　　　仏具屋の大きな布袋様

　　　　　　　　　　仏具屋の脇には行列のできる蛋糕屋

しゃぶしゃぶ屋は川の流　日帰り温泉を楽しみ夕飯を食べて帰る人も多いので飲食店が結構あります

　　　　　　　　　　公館路を曲がると夜市の始まりです

公館路は真ん中が時間貸しの駐車場になっており便利です

　　　　　　　　　　さていよいよ賑やかな北投夜市です

良い子は近づいてはいけない妖しいお店 4 @萬華夜市桂林路以北

いわゆる萬華（地区）夜市の中で屋根の有るのは中華路から西園路一段72巷までの華西街観光夜市だけです。時期によってしとしと雨が続く台北ですから屋根があるのは安心です。また屋台は桂林路口に僅かに出ているくらいで固定店舗ばかりのため食事もゆっくり取ることができます。
ただ最北端の西園路一段72巷から貴陽街二段までの間だけはアーケードが無く、軒先に雨避けテントを張りだしただけの店舗が連なっており客層も変わってきます。

桂林路を渡って華西街夜市の北段へ入ります　魯肉飯の故郷と謳うだけあってぐっと庶民的??な店が多くなります

ほとんどの店が酒類も提供しており酔客による喧嘩騒ぎも結構見かけます

前面の飲食店に隠れるように阿公店と呼ばれる店があります　日本式に言えばホステスが酒の接待をするスナックやキャバレーですが外からは一切見えないようになっており中で何が行われているかはわかりません　良い子は決して好奇心で入ってはいけません

高級スープの佛跳牆も華西街なら一流レストランの半値でOK

西園路一段72巷を越えるとアーケードが無くなります　この辺り以前はバラックのような店が並んでいましたが随分きれいになりました

合興→内湾→新竹へ@10年振りの内湾訪問 8

30分ほど合興站で遊んだあと再び内湾へ、更に内湾始発の気動車で新竹へ向かいます。気動車は竹中止まりなので竹中で六家（台湾新幹線新竹）から来た電車に乗り換え臺鐡新竹站へ向かうことになります。新竹ではちょうど夕方のラッシュ時間になりますが空席があれば久々に自強號に乗って台北へ帰る予定です。

合興は無人駅です　ホーム上にICカードの読み取り機がありますが向って左が降車用、右が乗車用と別れているので注意が必要です

内湾で最前列の席を確保し九讚頭までやって来ました　この駅もかつては亞洲水泥の積出駅で広い構内には仕訳線の跡が残っています

屋根に草が生えまくりの九讚頭駅舎　10数年前に訪れた時はセメント輸送用の貨車がずらりと並び活気にあふれていました

九讚頭から横山へ向かう油羅渓に架かる橋の手前に使われなくなった腕木式信号機が残ります

竹中で乗ってきた気動車を降り六家から来る電車に乗り換えます

16時48分新竹に到着　17時20分発の自強號のチケットが取れたので駅前へ出て看ます　1913年竣工台湾最古の堂々としたバロック式駅舎が美しいです