亜熱帯天然色百科

夜市・屋台・餐廰・路地・鐡路・猫etc

炭鉱跡と猫街の侯硐へ 4

2010-09-30 19:11:00 | 台湾鐵路
侯硐から三貂嶺まで鉄道と道路は基隆河を挟んで併走します。
現在台湾では河川資源の保護のため河川系統ごとに3年ほどの禁漁期間を設けていますがこの辺りは規制期間を外れているようで渓流釣りを楽しむ釣り人が多く見られました。台湾に来て以来釣りをしていませんが今度帰国したときにはフライロッドでも持ってきて台湾でのアマゴ釣りを試してみたいものです。
セメントを満載した重量貨物列車 牡丹越えのため雙溪から侯硐・瑞芳まで後部補機が付きます 下で釣竿を振るおじさんが見えますか?

  見ようによっては中央東線「目覚めの床」に見えなくもありません

やっと三貂嶺が見えてきましたがえらく明るい色の立派な建物ができています 河を渡って駅まで入ってみると新築されたトイレでした もともと信号所のような駅で降りる人もほとんど無く以前は仮設トイレがあるだけだったのですが観光客増加を見越して台鐵が投資したようです

三貂嶺から分岐していく平渓線は天気のよい土曜日で乗客で一杯です

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台北最強スポット辛亥隧道への道 1 @六張犁・臥龍街

2010-09-29 20:03:00 | 台湾路地
鬼月も終わり農暦8月後半に入りました。以前予告だけで延期していた辛亥隧道をアップします。
和平東路三段・基隆路二段・崇徳街・楽利路が交わる六張犁交差点は毎日朝夕ラッシュ時に大渋滞が起こります。和平東路では復興南路の科技大楼辺りまで、基隆路では光復南路が合流する辺りまで渋滞が続きタクシーに乗っているとメーターがどんどん上がっていき降りて歩こうかと思うこともしばしばです。
捷運文山線の開通以降、繁華な駅前になった六張犁ですが未だ台北人に六張犁と問うと怪訝な顔をされる独特な街でもあります。
今回最初に紹介する六張犁から臥龍街118巷までの道は日本からの観光客はもちろん、台北駐在の日本人にも馴染みのない道ですが台北に住む誰もが一度は通らなければならない道です。(このシリーズでは一部キャプチャーを省略します)
              基隆路二段の路地

              6差路の六張犁交差点

          基隆路二段国防部福利總處前の公車站

             大安国小裏の臥龍街131巷

         董真宮 徐々に街の雰囲気が変わってきます

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炭鉱跡と猫街の侯硐へ 3

2010-09-28 19:16:00 | レトロ&ノスタルジー
侯硐の炭鉱は瑞三鑛業公司によって経営され基隆河西岸の本坑のほか東岸に侯硐坑・復興坑・新坑の計四つの坑口がありました。本坑は坑道延長4,752m、海抜96mの坑口から最深部はマイナス348mという巨大鉱山で(その他復興抗などは資料をあたりましたが判明しませんでした)台湾には北部に鉱山が集中していましたが小規模鉱山が多く1970年代には瑞三鑛業の出炭量は全台湾の半分を占めるほどであったそうです。
昭和9年の会社設立以来連綿と続けられてきた採炭ですが資源を掘り尽し放置され朽ち果てつつあった鉱山施設が整備され猫街と併せ新しい観光地として脚光を浴びつつあります。
旧炭鉱アパート 現在は外観が整備されているだけですが後々内部も復元するようです

炭鉱アパートの横を走り抜ける太魯閣 と言いたいのですがこの日は抑止が掛かっておりこの辺りはのろのろ運転でした 炭鉱アパートの前に団体の観光客がいるのが見えますか?

台鐵の低いガードを潜ったところにある本坑坑口 覗いてみると中に壊れかけのロコが放置してあり水もかなり出ていましたが案内所の日本語で説明してくれたお爺さんによると整備して坑道の中へ入れるようにする計画があるようです

 本坑坑口辺りを行く荷物列車 この列車は延々高雄まで走ります

この日は半端じゃない暑さでしたがせっかくだからと隣の三貂嶺まで歩くことにしましたが途中で熱中症で倒れそうでした

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結婚披露宴のコース料理@新上亨餐廳

2010-09-27 19:35:00 | 喫茶店・レストラン・餐廳
先週土曜日に知り合いの娘さんと日本人男性の結婚披露宴に招かれ、長安西路の新上亨餐廳へ行ってきました。新上亨餐廳は以前は馬来亜餐廳という台北でも老舗の中華餐廳で、隣に座った昔の小姐によると同じ経営の階上の新加坡舞廳は彼女達が若かりし頃出入りしていたダンスホールで、まだ駐留米軍がいた頃はずいぶん賑わったそうです。
           隣は海覇王 2階は新加坡舞廳です

           先ずは伊勢海老とイカのボイル

       アヒル・豚・鶏のロースト・練物とくらげの和え物

          椎茸・海老・木耳入りフカひれスープ

           貝柱・海老・セロリの炒めもの

             鮑と海鼠の牡蠣油風味

           紅甘(カンパチの1種)の蒸し物

             桜海老と鰻の蒸しおこわ

           小豆餡のゴマ団子とチャーシューパイ

この他台湾の結婚披露宴に欠かせない紅白の小さなもち米団子「団団円円」と烏骨鶏のスープ、最後にフルーツが出て約2時間の披露宴は終りました
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ドラえもんの扇風機付きボールペン@7-11集点活動

2010-09-26 17:35:00 | 台湾歳時記
コンビニの競合が激しい台湾では集客のため一定金額毎にシールを発行し規定枚数に達すると景品がもらえるプロモーションを定期的に行っています。ファミマは七福神など台湾の神様のマスコットなどが多いのですが、7-11は「ドラえもん」「ちびまるこ」など日本のアニメキャラを使っています。今回の7-11の集点活動は商品購入60元毎に1点のシールがもらえ30点集めるとドラえもんの誕生40周年記念扇風機付きボールペンか時計付きボールペンと交換できるというもので30点集まったので早速扇風機付きボールペンと交換してきました。
台湾では「ドラえもん」は「哆啦A夢」、「ちびまるこ」は「小丸子」になります。
          今回の景品はずい分大きいです

           箱から取り出してみました

      後ろには透明な軟質ビニールの羽が付いています

ドラえもん のび太 しずかちゃん スネ夫 ジャイアンと5種類あります 5種類揃えるのは大変です

扇風機を回すとSAD HAPPY ANGRY の文字が浮かび上がります

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2往復に減った台鐡西部幹線の復興號

2010-09-25 18:37:00 | 台湾鐵路
復興號は3種類ある台鐡對號快車(座席指定列車)の中で自強・莒光より下位に位置づけられ停車駅の多さから一部日本の記事では準急相当と紹介されますが固定大窓のリクライニングシートで乗り心地は悪くなくブルーとクリームの塗り分けも美しく長編製の復興號はどちらかというと自強・莒光よりも好みの列車です。5年ほど前までは台北~高雄間に夜行を含めて8往復ほどもあった復興號ですが全車手動ドアのため莒光號用車両に改造されたりEMU700の増備が進んで区間快車からも追われ西部幹線では2往復のみとすっかり影の薄い存在になってしまいました。
椅子はビニール張りで間隔も莒光號に比べ狭いのですがロングシートの区間車と同じ料金ですからずい分お得感があります

   ホームの陰がかかり暗くなってしまいました 海線沙鹿站

             19時過ぎの桃園站

復興號にも食事時間にかかると車内販売の服務小姐が乗り込んできます

夕方の新竹站 下校の学生も乗り込み復興號は超満員で北上していきます

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中秋節第3弾 老人会のカラオケパーティー@建南活動中心

2010-09-24 18:22:00 | 台湾歳時記
中秋節シリーズ最終回?は町内の活動中心で21日夜開催された老人会カラオケパーティーの模様です。日本でも老人福祉協会や各地の老人会が活発な活動を行っていますが台湾でも自治体や社団法人が老人福祉に積極的に取り組んでいます。
今回建南活動中心で開催された「中秋月光晩会」は永健長青促進協会が主催したもので大安区西部地区の老人が招かれカラオケ大会で楽しんだ後、それぞれ柚子と月餅をもらって帰りました。念のため私は老人ではないので柚子も月餅ももらっていません。
歌われるのは台湾の古い歌謡曲が多いのですが「浪花節だよ人生は」など日本の演歌も飛び出しました
そして歌に合わせてダンスも始まります 台湾のお年寄達はとても元気で陽気です

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一辺看月亮一辺吃烤肉 月を愛でつつBBQパーティー

2010-09-22 23:55:00 | 台湾歳時記
今晩は日本でも所によって中秋の名月が見えたようですが台風11号が去った後の台北は晴天が続いており昨夜も今夜もお月さまがきれいに見えました。日本で月見というと団子と芒で静かに月を愛でるものですが最近の台湾の中秋は野外で烤肉をするのが一般的になりつつあります。
ただこの習慣は師範大学の老師によるとここ20年ほどのことで中華圏でも台湾だけの風習であり一説には日本のバレンタインデーがチョコレートメーカーによって仕掛けられたように肉の販売業者が仕掛けたのではないかという話です。
いずれにしても月餅を食べ静かに月を愛でるよりは大勢の友人が集まって賑やかに烤肉をするのが台湾人の気質に合っているのは間違いなさそうです。
           9.21マンション中庭での烤肉

           9.21マンションの隣の家の烤肉

    そして今日9.22まだ明るい内から始めた甥と友人達の烤肉

まだ太陽が中天にあるときから始まった烤肉は暗くなってもまだ続きます

汀州路のマンション屋上から眺めた仲秋の名月 お月様の下に見える光は松山空港を飛び立った飛行機で左手のビルの横に見えるネオンは101の尖塔です 

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中秋節前夜老家へ@葛瑪蘭客運科技大楼站

2010-09-22 02:24:00 | 客運・巴士・公車
日本では中秋といっても十五夜のお月さまに月見団子と芒を飾るくらいですが、日本と比べ祝日の少ない台湾では春の清明節・端午節と共に大切な祝日で地方から都会に働きに来ている人々は老家(実家)へ帰り家族と共に中秋節を過ごします。昨日夕方和平復興へ買い物に行き葛瑪蘭客運科技大楼站を通り掛ると伴手禮(手土産)を持った宜蘭・羅東へのバスを待つ客が歩道に溢れていました。
      2010.09.21 18:27葛瑪蘭客運科技大楼站

   雪山髄道経由で1時間強で老家へ帰れるようになりました

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炭鉱跡と猫街の侯硐へ 2

2010-09-21 18:10:00 | 台湾鐵路
3分遅れの区間車に乗って約1時間で山間の静かな駅、侯硐へ到着します。どうせ降りるのは数人だと思ったら大勢ぞろぞろと降車します。炭鉱跡地の整備が一段落したことと猫街人気で観光地化していたのです。酔っ払ったおやじが昼寝していた駅待合室には猫グッズを売る売店ができポストカードやキーホルダーを買い求める人で賑わっており1年前との様変わりに驚きました。
       橋上改札口の横にできた侯硐猫旅行印象館

1Fに出現した台鐵本舗 1年前まで飲み物の自動販売機すら無かった駅だと信じられますか?

         がらんとしていた駅前も観光客だらけ

そんな中へ突っ込んでくる行商のトラック 傅統市場も超市も無い山間の街ですから今も地元民の生活を支えています

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