台北には清朝時代に台北府城の門として東門・西門・南門・小南門・北門と5つの門が作られました。西門は日本統治時代に取り壊され西門町・西門站と町名や駅名に名を残すだけですが、観光客が最も目にする機会が多いのが総統府前、凱達格蘭大道と中山南路・仁愛路・信義路が交差する中心に建つ東門(景福門)、次いで愛國西路と公園路の交差点に位置する南門(麗正門)、更に捷運の路線名にもなっている愛國西路と延平南路の交差点に建つ小南門(重熙門)の順でしょう。最も目にする機会が少ないのが繁華街から離れた台北站西側、忠孝西路と延平北路・博愛路・中華路に囲まれた緑地に建つ北門(承恩門)ではないでしょうか?バスで桃園機場へ向かっていたころは目にする機会もあったでしょうが、シティチェックインができる捷運機場線が開通してからはツアー客以外は捷運利用が主流になりましたから地下で通り過ぎてしまうようになりました。しかし東門・南門・小南門は途中幾度か改修されて創建当時の姿を失っており原形をとどめているのは北門のみとなっています。そこで台北府城建設140年を記念した市の事業の一つとして来月から北門の修復工事を開始、来年末の完了時には現在上がることのできない2階を開放する予定です。
2006年の台北府城北門 後ろの高架道路は忠孝橋につながる忠孝西路です
台湾版スイーツ抜絲地瓜 地瓜はサツマイモで台湾では蔓や葉も炒
めて食されます
抜絲とは揚げて飴がけした調理法のことで甘い甘い台湾スイーツ
の一つです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます