龍山寺の元宵燈籠と夜市 @ 廣州街

桜もまもなく満開です。残念ながら今年もアルコール片手の夜桜見物はできませんが、まん延防止措置が解除されただけでも良しとしなければならないでしょうね。ただ心配なのは減りつつあったコロナ新規感染者数が再び前週比で増加に転じており、3回目ワクチン接種を躊躇される方も多いようですがコロナにかかるよりは副反応の方がマシでしょうから接種が進むことを期待したいものです。　
さて龍山寺の2回目は境内で元宵の燈籠を楽しんだあと、萬華夜市へ買い食いに出かけます。数ある夜市の中でも未だに紅灯区の色合いを一番残す夜市ですが今回は女性だけで出かけているので怪しい一帯へは足を踏み入れてません。

元宵節の燈籠もありますが龍山寺は普通の日でも夜参りする人が結構います

　　　　　　　　関羽の燈籠に頭を下げて境内を出ます

　　　　　境内を出て廣州街を右手に歩くと夜市の入り口です

ほかの夜市に比べてするめ屋焼きいか屋が明らかに多くあります

こちらは身の厚い焼きいか　店によって五香粉など台湾風の味付けになってしまいますのでタレだけで注文したほうが日本人の口には合います

　　　　　　焼きいかと猪のウィンナーを買って帰りました

台湾で地震発生と台湾から来た荷物 @ 蒜茸花生etc

日本では福島沖での地震によって東日本の電力不足が懸念されましたが、3日前の23日には台湾でマグニチュード6.6の地震が発生、台湾全土で揺れを観測するとともに沖縄県石垣市及び与那国町でも震度2を観測しています。幸い大きな被害は出ていませんが改めて日本・台湾共に地震頻発国であることを留意し常に注意を怠らないようにしていかなければなりません。
ところで、コロナによって19年にバンクーバーからの帰路立寄ったのを最後に台湾を訪れておらず、同年秋甥1・2號が来日したのを最後に台湾側から日本を訪れることもできなくなっています。そこで台湾の味が恋しいだろうと姪1號がおやつ(零食)を送ってくれました。

　EMSで届いた段ボール　中の荷物より郵便代の方が高そうです

台湾の冬の味黒金剛花生　薄皮が黒い落花生で味が濃いのが特徴です

　　　　　　大潤發の蒜茸花生　ニンニク味のピーナツ

中華圏の伝統的なお菓子　沙斧　小麦粉に飴を混ぜ揚げるか焼いてありふわっとした食感です

4月5日は清明節と主婦で賑わう景美菜市場 2 @ 昼間の景美夜市

今年の清明節は4月5日、家族揃ってお墓参りに行きますが各地の墓園は参拝者の車で大渋滞となってしまいます。ヨメの実家のお墓は汐止から延々と山を登った國軍墓地にあるので渋滞に巻き込まれると悲惨なことになってしまいます。このため今年も先週土曜日に行って来ましたが皆考えることは同じで渋滞こそ無かったものの結構な人出だったそうです。
では主婦で賑わう景美菜市場の2回目です。日本でも同様ですが調理済みのお惣菜は忙しい主婦の強い味方、揚げ物や炒め物など家へ帰って直ぐに食べれるものが人気です。

　人気の揚げ物のお店　手前にある蟹の揚げ物が美味しそうです

　　　　　　　　　こちらは台湾らしくお茶のお店

　　　　　　　　　　形が悪いんですが蓮根です

　　　　　　　持って帰ってすぐにお昼が食べれる炒米粉

　　　主婦が集まる花生大腸　ピーナッツ入りの台湾ウィンナー

東北の地震と林口の火鍋屋 @ 浮島蒔鍋Maku Hotpot

一昨日夜の地震にはびっくりしました。名古屋でも場所によっては震度3ということでしたが我が家では誰も揺れを感じずテレビの緊急ニュースで知った状況です。まだ東日本大震災の11年目を迎えたばかりなのに再び大地震が発生するなんて本当に自然は無慈悲です。幸い大きな津波はありませんでしたが、少なからず亡くなられた方も出ており、また避難されいる方、自宅に戻れても停電断水で不便を強いられている方も多くいらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。　
さて台北から桃園機場へバスや車で行く際に高速1號で通る林口、台北と桃園を隔てる峠の上の街です。最近では台北のベッドタウンとして発展しており長庚紀念病院があることでも知られています。そんな林口で人気なのが浮島蒔鍋Maku Hotpotです、甥1號が友人たちと連れ立って火鍋を堪能してきました。

　　　　　　　　　　高級マンションの1階にあります　　　　　　

　　　　　　　　　　モダンでオシャレな火鍋屋です

　　　　　　　　　　　　　店内は満席状態です

　　　　　　　　　　　　　　まずは鶏の炙り

　　　　　　　　麻辣や豆乳など鍋のスープが選べます

週末週明けは暖かと昨夜の龍山寺 @ 廣州街

昨日は暖かい一日になりました。名古屋の最高気温22.6℃と4月中旬並にまで上がり、午前中ウィメンズマラソンが開催されましたが後半は各選手共気温上昇に悩まされたようです。
一方、ロシアの侵攻から2週間以上が過ぎたウクライナキエフでは日中も5℃程度夜間は氷点下と厳しい寒さが続く中、家を追われて逃げまどう人の列を見ると理不尽さに本当に心が痛みます。一刻も早く停戦がなされるよう祈るばかりです。　
さて、昨夜姪1號が龍山寺へ遊びに行くと農暦元宵から飾られている燈籠がまだ残っていました。幻想的な燈籠を眺めた後、萬華夜市の食べ歩きを楽しんできました。

　　　　　　初めて台湾旅行へ行ったなら必見の龍山寺

　　　　　　　彫刻の細部なども見ごたえがあります

今年は2月15日が元宵節でした　確認できませんでしたが1ヶ月程度は燈籠が飾られているようです

　　　　　　　境内の人工滝の前には千手観音の燈籠

　　　　　　　今年の干支　寅の燈籠もありました

主婦で賑わう景美菜市場 1 @ 昼間の景美夜市

今シーズンは名古屋でも4～5回も雪が降る久しぶりの寒い冬でしたが、やっと14・15℃の日が続くようになり週末には20℃超の気温が予想されています。ロシアのウクライナ侵攻もあって原油価格が高騰し暖房用灯油が高くて困っていましたが気温が上がってくることで少しは助かりそうです。
さて台湾の夜市には寧夏夜市のように夜のみ開かれる場所と臨江街夜市（通化街夜市）のように昼間は菜市場として機能し夕方、経営者が入れ替わって業態も飲食店へ変わる昼夜2業態営業の2つのタイプがあります。景美夜市も昼は主婦が野菜や肉・魚を買いに集まり、夜は飲食店や服飾店などに若者が集まる夜市になります。

　　　　　　　狭い路地に店が密集する景美菜市場

　　　　　　　　　主婦で賑わう野菜や果物を売る店

鶏丸々１羽を売ってます　以前は生きた鶏を目の前で絞めていましたが鳥インフルの流行などで売り方も変わりました

豬肉店　日本では肉屋といえば豚牛両方を扱いますが台湾ではそれぞれ専業で扱う店がほとんどです

　　　　　　　　魚肉練り物屋　火鍋には欠かせません

ワクチン3回目接種と嘉義で砂鍋魚頭 @ 嘉義市忠孝路284-1號

やっと全国的にオミクロン株の流行がピークアウトを迎えたようですね。ただ劇的に減少しているわけではなく高止まっているため医療機関の逼迫は続いており大阪府や愛知県ではまん延防止等重点措置の再度の延長が決定しました。早く3回目のワクチン接種をしたいのですが名古屋は接種券の配布が遅れており再来週にならないと送られて来ないようです。1回目2回目はファイザーを接種しましたが、3回目はモデルナで混合接種にして感染予防効果を高めたいと思っています。
さて、日本では余り馴染みがありませんが江蘇省を発祥とする砂鍋魚頭、ハクレンを空揚げにして野菜や練り物と土鍋で煮込んだ料理で台湾でも寒い時期によく食べられます。昨日高雄に住む甥3號が嘉義の有名店まで食べに行ってきました。

　　　　　阿里山森林鐡道北門站近くの林聰榮砂鍋魚頭

　　　　　店頭では大鍋で下ごしらえが行われています

　魚で煮込んだ野菜だけや魚肉と野菜　魚頭と野菜など選べます

　まずは豚ガツの湯引きやヤングコーンなどがやってきました

　　　　　　　　　　　　　　香ばしい油葱鴨飯

お待ちかねの砂鍋魚頭　スープは継ぎ足ししてくれます　美味しかったものの魚頭が小さく次回は弟の店「林聰明砂鍋魚頭」へ再出撃する予定です

ロシアのウクライナ侵略と北投文物館で和食フルコース 1 @ 北投區幽雅路32號

ロシアのウクライナ侵略が続いています。当初は軍事拠点への攻撃を口にしていましたが、今や病院や幼稚園・一般住宅などへの無差別攻撃も常態化してきており全面戦争の様相を濃くしてきています。各国がロシアを非難していますが、どうやらロシアの独裁者は聞く耳を持たないようで停戦交渉を優位に進めるためにも攻撃の手を緩めることは無さそうです。ただ一つ希望が見えるのは政権側に取り締まられてはいるもののロシア国内での反戦デモの高まりと、まだ不確定ですがロシア軍内で厭戦気運が出てきているという報道です。内部から独裁政権を否定する動きが高まることを期待したいところです。一方台湾危機が現実のものとなった際には、統制がロシア以上に厳しい中国では内部からの声がかき消されてしまうでしょう。中国指導部に台湾危機を思いとどませられるような制裁がロシアに課せられると良いのですが・・・
さて、捷運を新北投車站で降りて北投公園に沿って加賀屋や瀧之湯・熱海大飯店、地獄谷を抜けると戦前佳山旅館として建てられた純和風建築物が現れます。戦後は一時外交部の所管となった後、1984年台湾民芸文物之家となり民芸品や原住民芸術の保存が行われ、後に北投文物館と改称されました。

泉源路の緩い坂を上っていくと和風庭園と瓦屋根の日本式建築群が現れます

園内の和室を使った茶道教室が開催されます　また和食を提供するレストランもあります　

背景には大型温泉ホテルが見えますが園内は静謐な空気が漂っています

　　　　　　　　　　白漆喰の壁が長く続きます

見事な枯山水の石庭が目を引きます　いよいよ予約してあったレストランで和食のフルコースをいただきます