瀧厚炙焼熟成牛排でステーキディナー1 @ 微風台北車站

昨日は夕方まで雨が降って寒い一日でした。今日は太陽が出ているものの強い北風が吹いており気温も10℃止まり、明日まではこの低気温が続くようです。台湾も昨日24日夜以降桃園以北に低温警報が出されており最低気温が10℃以下、最高気温が15℃に達しない状況となっています。今日午後2時の台北の気温は14℃、雨が降っており肌寒い一日になっています。週明け後は徐々に気温上昇の見込みで明日までが今冬最後の寒さになりそうです。
さて、先月の春節休暇中、従業員の待遇改善もあって大半の飲食店は休業していましたが、久々に友人が集まる甥1號は1ヶ月前から予約を入れステーキ屋を確保しました。

台北市内4店舗台中に1店舗を展開する瀧厚炙焼熟成牛排　予約したのは台北車站2Fの微風台北車站店内レストラン街の店です


アラカルトとコースにメインを付け加える2つのオーダー方式です


微風台北車站とロケーションが良い割には価格帯はお安めです


コースのトマト風味スープ


ミルク風味のポタージュスープ


クルトンとパルメザンチーズが楽しいシーザーサラダ

美濃で炒板條 @ 崇雲宮廟口板條

今月1日から19日日曜日まで19日間に渡って23年振りに台北で開催された台湾灯会(台湾ランタンフェスティバル)、延べ1256万人の観客が訪れ過去最多の入場者数となりました。来年は台南で開催されることになっており、コロナが沈静化し航空便が回復すれば日本からの観光客も期待できます。
さて台湾南部客家人の街美濃は油紙傘で有名です。日本の和傘にも似た竹で骨組みを作り油紙を張った傘に客家伝統のカラフルなデザインが施されています。安価なビニール傘に押され生産量は減ってしまいましたが伝統工芸品として高い人気を誇っています。美濃といえばもう一つ有名なものに米で作った麺料理、板(正字は米扁)條があります。甥3號が道教の寺院崇雲宮前にある廟口板條で炒板條を楽しんできました。

観世音菩薩を祀る崇雲宮


昼時の店内は満席です


炒板條　米粉で作ってあるのでつるっとした食感です


客家小炒　豚肉・スルメイカ・押し豆腐に韮や芹・ニンニク・唐辛子をあわせてあります


筍とキクラゲの炒め物　客家料理特有の酢が効いてます

元製糖工場で歴史を学ぶ @ 總爺藝文中心

日本統治時代に台湾の近代化を支えてきた製糖工場、台湾南部に点在していましたが次々と停産し、現在稼働しているのは虎尾糖廠だけになってしまいました。停産後荒廃する工場も多くありましたが、近年工場建築群の歴史的価値が見直され博物館として再生されたり、かつて砂糖を運んでいた糖廠鐵道を整備し直し遊園地化された糖廠もあります。
現在の台南市麻豆區で操業していた糖廠は1910年明治製糖の總爺製糖所として稼働を開始、付近の糖廠との合併を経て麻豆糖廠へと改称、台湾製糖の有力糖廠となりましたが1990年停産し製糖業務は善化糖廠に移されました。その後、荒廃が進みましたが1999年辦公建築（事務所棟）が台南縣政府の古跡に指定されたのを機に2001年總爺藝文中心として開所、並行して整備が進められました。

台南市中心部から車で30分ほどに位置する總爺藝文中心


広大な敷地が広がります


旧辦公室棟（事務所棟）紅樓


廠長(工場長)宿舎


建築群内部は糖廠の歴史や麻豆地域の自然環境に関する展示がされています

冬だけど百年的冰店でかき氷 @ 台南市麻豆區平等路2-4號龍泉冰店

春節から最初の満月の日(旧暦1月15日)の元宵節は湯圓を食べる習慣がありますが、もう一つ大きな行事として灯会があります。交通部観光局主催の台湾ランタンフェスティバル（台湾灯会）は全国各地を巡回して開催されますが、今年は23年ぶりに台北で開催されています。会場は國父記念館・台北市政府前広場・松山文創園区の3会場ですが11日土曜日には計100万人超が来場し、101の花火で知られる年越しカウントダウンイベントを大きく上回る人出になったそうです。台湾灯会は今月19日まで開催されており最終日には更なる人出が予想されることから主催者は事故防止に努め無事に閉幕を迎えることに注力する考えです。
さて、ここ1週間台湾ではまずまず安定した天気が続いており今日13日台北の最高気温は25℃が見込まれています。南部へ行けば更に気温が上がり2月でも車内でクーラーがかかっています。このため日本では夏に食べられるかき氷も年間を通じて供されており、麻豆の百年老店として有名な龍泉冰店で姪3號が冬のかき氷を楽しんできました。

訪れたのは今年1月8日ですが抜けるような青空が広がっていました


新聞やテレビ・雑誌など多くのメディアで紹介された有名店です


かき氷と熱い湯圓　ちょっと不思議な取り合わせです


さてかき氷を注文しましょう


注文したのは粉粿（キャッサバゼリー）の入ったかき氷　黒糖蜜がかかっておりさっぱりした味でした

トルコ地震へ台湾緊急援助隊派遣と古早味街道 @ 嘉儀市民族里蘭井街

トルコとシリアに甚大な被害をもたらしている大地震、世界各国から緊急援助隊が派遣されていますが、台湾も第一陣の40人と救助犬3頭に続き第二陣90人と救助犬2頭が7日深夜桃園機場を出発しました。また支援金として当初20万$を表明していましたが被害の大きさを鑑み200万$に増額することとしました。1999年の台湾大地震の際にはトルコからの支援を受けており少しでも恩返しができればと行政院では表明しています。
さて1600年代台湾統治に乗り出したオランダは南部台南市を拠点に支配地域を拡げ平野部が多い嘉儀市は第二の拠点となりました。後、国姓爺合戦で名高い鄭成功に駆逐され撤退しますが嘉儀市内にはオランダ統治時代の遺物が残されており紅毛井もその一つです。

台鐵嘉儀站前からぶらぶら歩いて10分ほど蘭井街には商店が立ち並びます


オランダ人(紅毛人)が彫ったと伝わる井戸　現在の石枠は1970年に取り換えられています


テイクアウト専門のすし屋「稲荷」


残念ながら空き家になってしまっている建物もあります


ちょうどお昼時　揚げ物屋では交替でお昼ご飯の最中でした

安坑軽軌(LRT)今月10日開通とおでんで一杯 @ 台北市中正區廈門街47號

台北市南の新北市新店區に今月10日安坑軽軌(LRT)が開通することになりました。捷運松山新店線大坪林站に接続する環状線十四張站から南の雙城まで7.5km間に9駅が設置され全線を約21分で結びます。途中には景文科学技術大学などの教育機関、郊外型大型住宅団地の台北小城などがあり通学・通勤者の利便が大きく向上します。また台湾の新線開業恒例行事として開通から1ヶ月間は無料試乗期間が設けられるようです。ここ3年ほど台湾へ行けておらず新規開業線としては淡海経軌緑山線に乗ったのが最後となっており、新たに開業した路線に乗るためにも台湾を訪問したいものです。
さて一昨日のニュースによると2022年農林水産物の輸出が過去最高になったそうで、1位は寿司ネタ・刺身需要が高い帆立貝ですがウィスキーや日本酒など酒類も堅調に輸出を伸ばしました。もちろん台湾でも日本酒人気は根強く和食と合わせて楽しむスタイルが定着しています。甥1號が友人と連れ立っておでんで一杯やってきました。

捷運古亭站から10分ほどの南涼關東煮


店内はカウンターとテーブル席が三つのこじんまりした店です


獺祭や久保田・七賢・高清水・南部美人などメジャーな日本酒が揃っています


おでんは三種一皿からの注文　ほか揚げ物・麺類・一品料理があります


まずはえびすビールで乾杯


おでんの定番　大根・はんぺん・卵にブロッコリーetc


まこも茸にちくわetc


老板がサービスで出してくれた豚肝のゴマ油炒め　麻油豬肝


〆は日式烏龍麺　ごちそうさまでした

春節の夜市で葱蛋餅 @ 公館夜市

台湾では春節休暇も終わり一昨日から日常生活が戻ってきました。今年は休暇が10日間と長かったため久しぶりに出勤しても中々元のペースに戻らないようです。さて春節期間中、一般の商店やレストランは休みをとりますが夜市は別、寧夏路・萬華・臨江街など台北市内の夜市はどこも賑わいます。学生が多い公館夜市も春節当夜から大勢の人が出ていました。

葱油餅はどこでも買えますがこの屋台は葱蛋餅です


薄い葱油餅とは違い生地をかなり厚く鍋に入れていきます


まるでお好み焼きのようです


生地が焼けてきたら溶き卵を重ねていきます


美味しそうに焼けてきました


四つに切り分け一つが40元です


胡椒・唐辛子・大蒜など味付けはお好みで　そのままでもほんのり塩味で十分美味しかったそうです