先週土曜日(9月6日)は旧暦7月15日に当たり日本でも一部地域でお墓参りが行われたとニュースが流れましたが、台湾では先祖と無縁仏を供養する中元普渡が各地で盛大に行われました。台湾の中元普渡の特徴的なのは悪さをすることもある無縁仏を手厚く供養することでその災いを避けようとすることです。各家庭では豚肉・鶏肉・魚の三牲と果物・お菓子・カップ麺などをお供えします。また町内会や企業が入るビルでは管理会社主催で道士を招いて大規模に行われます。道士がお経をあげた後、参加者は線香を捧げ紙銭を燃やし先祖と無縁仏の冥福を祈り、散会後はお供え物のお下がりを貰って各家庭で食することで供養が叶うと言われています。
団地の広場を使ってお供え物が並べられています
時間になって道士も到着しました 法會は明るく無縁仏が出てこない午前を避け午後2時
頃から行われます
道士ですが各所で法會が開かれ掛け持ちになることもあり女道士が訪れることもあります
お参りが終わるとお供え物のお下がりがいただけます 日本の餅まきのように道士がお菓
子をまきます