台湾東部の蘇澳と花蓮を結ぶ蘇花公路は太平洋岸の断崖絶壁を通る隘路で、中でも清水断崖は絶景で知られていましたが事故が多く天候によっては数日も不通が続く状況でした。また台北から花蓮へ向かう台湾鐡路局の特急列車も常に満席状態で、週末や連休には臨時列車が運行されるものの立ち席の乗客が発生していました。この蘇花公路に9年前から工事が行われてきたバイパスが1月6日に開通、旧道に比べて道幅が拡幅されカーブも緩くなり大よそ2時間半かかっていた同区間が約1時間短縮されました。これに合わせ、バス会社3社が台北・花蓮間に運行を開始、深夜便を含め平日94往復、休日118往復とフリークエントサービスが提供されています。これで花蓮・台東方面への観光が随分便利になりました。次に台湾へ戻った際にはぜひ利用してみたいと思っています。
新規投入された3列シートの回遊號
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