亜熱帯天然色百科

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祝蘇花公路バイパス全線開通 @ 2020.1.6

2020-01-08 12:38:00 | 客運・巴士・公車
台湾東部の蘇澳と花蓮を結ぶ蘇花公路は太平洋岸の断崖絶壁を通る隘路で、中でも清水断崖は絶景で知られていましたが事故が多く天候によっては数日も不通が続く状況でした。また台北から花蓮へ向かう台湾鐡路局の特急列車も常に満席状態で、週末や連休には臨時列車が運行されるものの立ち席の乗客が発生していました。この蘇花公路に9年前から工事が行われてきたバイパスが1月6日に開通、旧道に比べて道幅が拡幅されカーブも緩くなり大よそ2時間半かかっていた同区間が約1時間短縮されました。これに合わせ、バス会社3社が台北・花蓮間に運行を開始、深夜便を含め平日94往復、休日118往復とフリークエントサービスが提供されています。これで花蓮・台東方面への観光が随分便利になりました。次に台湾へ戻った際にはぜひ利用してみたいと思っています。
        新規投入された3列シートの回遊號

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夕暮れの基隆へ 5 @國光客運基隆站

2017-08-05 05:07:00 | 客運・巴士・公車
久し振りに台湾へ戻り基隆編の続きです。臺鐡の駅がどんどん新しく綺麗に、いわば無機質になっていくのに対し國光客運の上車站には未だ日本風に言えば昭和の雰囲気を残した好ましい駅舎が残っています。ここ國光客運基隆站も古めかしい駅舎と狭い敷地に無理やり??突っ込む大型バス、雑然とした雰囲気がいかにも台湾らしい光景です。
臺鐡基隆站を海側へ出てすぐ7-11の脇の階段を降りると國光客運基隆站です さすがに台北では見かけませんが台湾では駅に犬がいても驚くには当たりません 羅東火車站でも出札口に3匹ほど犬が屯してました
台北火車站行乗車口 高速道路を走るので完全着席で時間は50分程 料金も55元と安いので鉄道に負けず多くの人が利用します 先日羅東から基隆へバスで向かった経験談を送っていただきましたが奥に6羅東とあります 羅東基隆間も高公5号線(北宜高公)経由になって随分早くなりました
今回帰路に選んだのは2番乗り場から発車する中崙行 中崙站は長安東路復興北路にあり台北市内東部へは台北火車站行より便利です
やって来ました中崙行 平日は最終の23:30まで夜間でも20分毎に走っています
狭い構内を急角度で曲がり商店街へ出ます 軒にぶつかりそうになりながら中山高公へ入り一路台北を目指します なお中崙行は松山高中・観光局・捷運忠孝敦化站他に停車するので市内バスや捷運への乗り換えも楽です

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バスで三峡へ 3 @939路公車

2015-12-16 17:50:00 | 客運・巴士・公車
安抗ICから國道3號線に入ったバスは中和・土城ICを通り三峡ICまで突っ走ります。この間は台北近郊区間で片側3車線ある高速道路、自家用車も多く走っていますがしばしば渋滞が起こる1號線を避けた重量物積載のトラックも結構走っています。前述したように939路のバスは高速タイプではありませんが高速道路へ入った途端、乗用車やトラックの間を縫い100㎞超のスピードで飛ばしていきます。かつては市内バスでもタクシーを追い抜いたり、客が乗降中なのに動き出すバスがあったりと暴走族のような台北のバスでしたが交通当局や警察の取り締まりで随分おとなしくなっており、当時のバスの雰囲気を楽しむには939路は打ってつけかもしれません。
トラックや自家用車を追い抜き突っ走ってきたバスは三峡ICで高速を下ります 三峡老街へは高速を下りて最初のバス停「恩主公醫院」から歩いて15分程です
我々が降りたのは「大學風呂」バス停 何とも変な名前ですが温泉付き高層マンションの名前が大學風呂なんです
台北大學園区の温泉付きマンションで大學風呂 日本では考えられない命名です この辺りは台湾の有名なディベロッパー遠雄集団が開発しており高層マンションが10数棟林立しています
大學風呂の隣のマンション「碧連天」の27Fが妹夫婦の台湾の住まいです
妹夫婦はカナダバンクーバーへ移住したので仕事で用のある時だけ帰ってきます
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バスで三峡へ 2 @939路公車

2015-12-10 19:05:00 | 客運・巴士・公車
939公車は國道3號線(高速道路)を経由して台北と三峡を結びます。使用されているバスは高速タイプではなく市内バスのオールクロスシートですが高速を走るため立ち席は認められていません。このため鳳雛公園のバス停でも939路だけは並んで待つように指示されており満席の場合は次のバスまで待たなければなりません。とはいえ積み残しが出た場合は運転手が無線で次のバスの発車を促すので10分程も待てばバスがやって来ます。
バスは敦化南路から基隆路に入り基隆路高架道路から水源快速道路経由で國道3號線に乗ります
水源快速道路からはすっかり観光地化した眷村寶蔵巖が望めます まだ日本人観光客は少ないようですが公館の真裏ですから訪れてみると中々レトロキッチュな感じが味わえると思います
新店市内を通りますが敦化和平路口から三峡の恩主公醫院までノンストップで渋滞に巻込まれることもなく快適です
新店も高層マンションが林立しすっかり台北のベッドタウンです

安抗ICから國道3號線へ この後路線バスタイプの車両とは思えない激走が始まります

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バスで三峡へ 1 @939路公車

2015-12-07 17:03:00 | 客運・巴士・公車
妹夫婦が住む三峡の朝市が店が多く大そう賑い面白いので一度見に来いと言われ、バスで行くことにしました。台北から三峡へは一般的には臺鐡に乗って鶯歌で下車、バスに乗り換えていくのですが、自宅近くの敦化南路から直行バスが出ており台北駅へ出るより早く安いので今回は台北客運で出かけることにしました。
            自宅近くのバス停は鳳雛公園

敦化南路に面して西側 成功傳統市場の裏にある小さな公園

仁愛路・中山北路と同じくグリーンベルトがあり美しい敦化南路

バス停の目の前は遠企ビル オフィスのほか台北遠東國際大飯店(シャングリ ラ ファーイースタンプラザホテル) 遠企購物中心(The Mall)が入っています
   バスは市政府と三峡を高速道路経由で結んでいます

平日ラッシュ時は8~15分毎ラッシュ時以外15~30分毎に走っています 主要バス停には接近表示器がありますし公車動態質訊で検索すると詳細にバスの様子を知ることができます

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今は昔の國光客運站@嘉義

2013-12-20 18:05:00 | 客運・巴士・公車
新幹線が出来て随分便利になった嘉義ですが、安い高速バスの需要は根強く國光・統聯・阿羅哈の3社が台北と直行バスを、日統が斗南etc経由便をと4社が競合し24時間サービスを行っています。以前は臺鐡嘉義火車站前に各社のターミナルが分散していたのですが、2011年1月後站(駅裏口)に新しくバスターミナルができて移転、駅前にあった懐かしい雰囲気の國光客運站も取壊されました。

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信義幹線の車中から@台北聯營公車

2013-09-23 18:20:00 | 客運・巴士・公車
台北市内を縦横無尽に走るバスの中でも屈指の乗降人数と運行本数を誇るのが信義幹線です。象山麓の永春高中・福徳街を起点に台北101・世貿、通化街、大安站、永康街、中正紀念堂、二二八和平公園、台北車站と信義路、凱達格蘭大道、公園路を走ります。台北車站は忠孝西路ではなく1本南の烏来行き新店客運が発着する青島西路で、一応終点ではありますが循環するため中山南路から景福門のロータリーで信義路へ入り永春高中へ戻っていきます。運行するのは旧臺北市公共汽車管理處の大都會客運と空港リムジンでもお馴染みの大有巴士の2社で朝夕ピーク時には両社のバスが入乱れ5・6台連なって走ることもあります。
中正紀念堂東端の信義杭州路口 金鷗女中があり女子高生がどっと乗ってきます

        毎夕日本人観光客で溢れる永康街の鼎泰豐

          乗り換え客も多い信義新生路口

自宅最寄りの信義建國路口 師大附中と延平高中があり学生の乗り降りが多いバス停です
週末祝日はINポイントが少なくなります 台湾情報のバナーをクリックして応援お願いします
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バス車内の痴漢に注意@欣欣客運公司18路公車

2013-07-23 18:36:00 | 客運・巴士・公車
昨日紹介した大同之家のある愛國西路から帰宅する際、國家図書館前にある中正紀念堂バス停から18路のバスに乗りました。本当は信義路経由のほうが降りてから近いのですが信義路を通るバスは臺大醫院か信義林森路口まで歩かなくてはなりません。蒸し暑い日でしたから極力歩くのを避けようと手っ取り早い中正紀念堂からバスに乗ることにしました。
5月末の17時近く 日本では爽やかな気候だったようですが台北は夕方になっても日差しが強く少し歩くだけで汗が流れました
龍山寺から麟光を台北駅経由で結ぶ18路 18路もラッシュ時にはずいぶん時間がかかりますが最下段の849路は長距離路線の台北駅発烏来行で新店でラッシュにかかると1時間半ほどかかってしまいます
路線図の左側 音楽バスのPRと車内での痴漢に注意の警告 日本と同じく台湾でもMRTやバスの痴漢行為が多発しています
信号で止まるたびクラシック音楽が流れます 古亭交差点が中山南路から和平東路へ左折禁止のため狭い南昌路を経由します

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大雨の中を宜蘭へ@葛瑪蘭客運

2013-07-04 18:03:00 | 客運・巴士・公車
5月末に葛瑪蘭客運で宜蘭へ行ったことは、宜蘭に残る日本時代の遺跡・亀山島で一部既に紹介しましたが中途半端に放り出したままになっていましたので改めて出発からアップしていきます。5月29日は午前中に激しい雷雨がありましたが帰路の自強號が予約してあったため小雨になったのを見計らって葛瑪蘭科技大樓站へ向かいました。
ほぼフリークエントサービスですから休日や休日前以外は予約なしで直ぐに切符が買えます
              これは1本前の羅東直達便

定刻の12時50分8割方の乗車率で発車です もう次に停車するのは宜蘭です

発車したと思ったらまたドシャ降りになってきました 心霊スポットとして有名な辛亥隧道手前の交差点で手押し車を押して横断歩道を渡る老太太 途中で信号が変わりそうになったので赤信号で止まっていたバイクの若者が手伝って無事渡り終えました
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空港へのアクセスが便利になった五楊高架道路@中山高速公路

2013-06-27 18:15:00 | 客運・巴士・公車
桃園機場から車・バスで台北へ向かうと桃園JCから林口IC、泰山料金所に掛けて高架道路の工事が進められているのをご存知だと思います。通行量が多く慢性的に渋滞が発生している中山高速公路北部区間のうち五股から楊梅まで、既存の中山高速公路の上に高架道路を建設しているわけです。この内、五股から機場JCまでが4月に開通し既に開通している五股から汐止までの高架道路と繋がり桃園機場へのアクセスが改善されました。今後MRT機場線の開通が予定されていますが台北市内でもリムジンバスや車のほうが便利な地域もあり見計らった時間で機場へ到着できるようになったのは大きな進歩です。
いつも渋滞する泰山料金所から林口への坂道もスイスイ走れます

一番内側の車線は高載車車線でバスの他自家用車なら4人以上乗車している場合のみ走行可能です
これまで信義建国の自宅から早くても40分以上要していた桃園機場ですが高架道路経由だと30分で到着します

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