ロシアのウクライナ侵攻と羅斯福路で日式焼肉 2 @ Oh my!原焼 羅斯福店

ロシアによるウクライナ侵攻が現実のことになってしまいました。アフリカや中南米の小国ならいざしらず国連常任理事国が他国を侵略するという衝撃は、戦後平和ボケしてきた日本にとっても他人事と捉えるのではなく、明日はわが身と考える良い機会かもしれません。ロシアウクライナの情勢を一番注意深く見ているのは中国であり、その成否によって台湾・尖閣へ手をのばしてくることは充分にありえます。今のところロシアに対して効果的な対抗策を打ち出せていない西側ですが、現状変更の試みが大きな代償を伴うことを中国に見せつけないと台湾・尖閣危機が現実のことになってしまいかねません。
で、台湾に平和で安穏な日々が続くことを願いつつOh my!原焼 羅斯福店の2回目です。

　　　　　　　　牛バラ肉とサーロインのミニステーキ

　　　　　和牛リブロースとアンガス牛ロースのミニステーキ

A5和牛をさっと焼いて卵にくぐらせ寿司飯に載せました　台湾では生卵を嫌う人も多いですが日本で食べなれている姪2號は大好物です

　　　　　　　　　　　熟成牛肉と野菜の漬け焼

　　　　　　　　　　日本直送の分厚いほたて貝柱

　　　　　　　　　　　デザートなんですが・・・

この日誕生日だった姪2號には特製のアイスクリームが届きました

　　　　　満腹になった後はビンゴ大会の開催もありました

原始部落でダンスと美食 @ 台東縣卑南郷

日本は真冬の寒さが続いており、2月下旬というのに北海道や東北・北陸は猛吹雪になっているようですが、台湾北部は春節から毎日雨が降って寒い日が続いています。特に盆地の台北の冬はしとしと雨が降りやすく、気温は上がらず湿度は高い嫌な季節です。冬季の湿度が低い日本では考えられませんが、カメラやレンズはそのまま置いておくとカビが生えてしまうため台北の写真仲間にはカメラの除湿庫が必需品でした。一方南部台湾は冬でも25℃を超える夏日が出現しており、現地に住む甥3號は半袖で過ごしており南北の差が非常に大きくなっています。
そこで今日は暖かい南部台東卑南の原始部落の様子です。台東中心部から空港脇を通って車で30分ほど、プユマ族（卑南族）が迎えてくれる原始部落が現れます。いわゆる原住民のテーマパークになっており原住民の生活に触れ、食を楽しむことができます。

原住民が得意とする石積みや竹木細工のモニュメントが迎えてくれます

　　　　　すでに原住民のダンスが始まっているようです

　　　このあと観客も加わってダンスは盛り上がっていきます

　　　　こちらは原始部落山地美食と名付けられたレストラン

鶏の丸焼きや粗塩をまぶし炙った豬肉など原住民の伝統食を味わえます

　　　　　原住民の手工芸品ショップなども充実しています

羅斯福路で日式焼肉 1 @ Oh my!原焼 羅斯福店

オミクロンによるコロナ第6波もやっと全国的に前週比で1倍を下回るようになってきて何とかピークを越えたようです。ただ依然として感染者数は多く、3回目ワクチン接種の順番がまだ巡ってこない状況下、十分に気をつけなければなりません。
バンクーバーから帰台した妹夫婦はホテルで7日間、自宅で7日間の待機、その間7回の検査で陰性が証明されやっと自由に外出できるようになりました。日本では経済界の要求もあり海外からの帰国者・入国者は最短3日間の待機に短縮されますが、ちょっと短いような気がするのは私だけでしょうか？
さて、日式流行の台湾では烤肉（焼肉）も最近は日本式の和牛焼肉が主流になってきています。美國牛（アメリカンビーフ）や澳州牛（OZビーフ）に比べ価格は高くなりますが、美味しさから消費者の人気を集めています。昨年末姪2號がOh my!原焼 羅斯福店で和牛を堪能してきました。

　　　古亭捷運站の4號出口を上がって直ぐの所にあります

　　　　　まずは熱帯風情気泡飲（トロピカルドリンク）を一杯

　　　　　　　　キムチや薬味類はお好みに合わせて

　　　　　　　生野菜（サラダ）もすっかり根付きました

お待ちかねの肉がやってきました　日本から輸入されたA5等級の和牛です

レトロな瓶蓋工廠台北製造所でDIY @ 南港路2段13號

今回の北京オリンピック、ジャンプのスーツ問題やスピードスケートスタート時のフライング問題など何だか腑に落ちない点が目立ちます。それからボブスレーやリュージュ・スケルトンの中継が無いんですよね。これらの競技は国内大会での中継がないためオリンピックの時だけしか見られず楽しみにしていたんですが日本選手の活躍が期待できないため中継がないようです。そういえば荒川静香が金メダルを獲得した2006年トリノオリンピック当時は台湾に滞在していましたが、台湾では冬季オリンピックの中継がほとんどなくネットで結果を知ることしかできませんでした。自国選手の活躍が期待できないとなればテレビ中継がないのは仕方ないことですね。
さて臺鐡で台北車站から二つ目の南港車站付近は世貿南港展覧館開設以降、IT開発企業の集積が進み内湖・汐止と共に発展してきました。ここ南港に日本統治時代に開設された台北南港瓶蓋工廠台北製造所は役割を終え長い間廃工場となっていましたが、2020年12月リノベーションされ新しい文化創造區として出発しました。

日本統治時代台湾総督府専売局傘下の工場としてビールの蓋などを作っていました　戦後は台灣省菸酒公賣局瓶蓋工廠となり2004年生産を停止しました

　　館内は木工などDIY工作ができるスペースが設けられています

　　　　　　　　工廠時代の木組みが残された天井

旧事務所棟もきれいにリノベーションされワーキングスペースになっています

　　　　　　　　　外には各種ショップが並びます

　　台北の有名パン屋　堂本麺包のショップも出店していました

恵方巻と夜市の鉄板焼き @ 景美夜市4

先日の節分、恵方巻は食べましたか？恵方巻を初めて知ったのはウン十年前西宮で下宿していた際、近所の米屋のポスターに恵方巻とあり何のことか解らず大家のおばちゃんに尋ねたことでした。おばちゃんによると、「最近寿司屋や米屋が宣伝してるけどここら辺にはそんな習慣は無くみんな食べないんじゃない」ということでした。神戸や大阪市内に住む同級生に聞いても「節分に恵方巻き？」という反応で一般に浸透しているとは言い難いようでした。その後、スーパーや一気に店舗拡大したコンビニによって全国的に恵方巻きが定着していったことはご存じのとおりですが、バレンタインのように業界によって作られた新しい習俗であるようです。
ということで恵方巻きとは何の関係もありませんが、景美夜市の最終回です。日本で鉄板焼きというと専門店かホテル内で高級料理という位置づけですが、もちろん食材の品質は大きく異なるものの台湾では夜市で気軽に食べられます。魚・海老・肉の海陸全餐でも300元ほどと庶民の食べ物になっています。

フライドポテトは薯條といいます　台湾では里芋のフライドポテトもありますがここはじゃが芋です　日本語の説明文まであります

　　　揚げたてのぽてとに甘い梅のパウダーが塗されています

夜市の一画にはゲームコーナーもあります　点数によって賞品が貰えます

　　　　　　子供よりも親父の方が熱くなっているようです

順番待ちも出る満席の鉄板焼き　子供や高校生でも食べられる庶民の鉄板焼き屋です

春節の御馳走で疲れた胃をお粥で休めよう @ 妻。鹹粥

節分立春も過ぎたというのに寒いですねぇ！名古屋も積もりはしないものの昨日今日と雪が舞っています。例年一冬で雪が降るのは1・2回なんですが今シーズンは既に5・6回降ってますからやはり今年は寒いですね。今日まで春節休暇の台湾も北部は連日の雨と寒さで街を出歩く人は少なくなっているそうです。一方南部高雄は連日20℃を越える好天が続いており、コロナで昨年に続いて台北での越年を断念した甥3號によると日によっては半袖でも過ごせるということです。そんな甥3號、春節料理でもたれた胃を休めるためお粥を食べに出かけました。

　　　高雄港に近い鹽埕區七賢三路のお粥専門店妻。鹹粥

店内はカウンターだけで20人ほど入れば満席の小さなお店です

　　　　　　　　お粥を意麺に変えることもできます

　　　　　　　　　まず泡菜（お漬物）がきました

　　土魠魚粥　土魠魚は鰆です　台湾ではポピュラーな魚です

そして海鮮粥　中には海老も隠れています　疲れた胃を優しく癒してくれるお粥でした

今日は回娘家 @ 2022春節

一昨日は除夕大晦日、昨日は春節初一、今日は初二回娘家、嫁いだ娘が子供を連れて実家へ帰る日です。コロナ禍で外出を控える状況下ですが回娘家は別で、実家では沢山の料理を作って娘や孫を迎えます。孫たちは紅包お年玉を貰い、ご馳走を食べてトランプやゲームで遊びます。大人はまずお酒で乾杯、料理を堪能した後、夜が更けるまで麻雀卓を囲みます。ちなみに今年の春節休暇は1月29日土曜日から2月6日日曜日までの9連休となっています。

　疫病が収束したらみんなで集いましょうが合言葉になっています

　　　　まず除夕に仏壇に供物を備え祖先を祭ります（祭祖）

　　　　　春節はとにかく赤（紅）　赤色で家を満たします

　　　　　　　　　姪1號宅の年越菜（おせち料理）

姪3號宅の年越菜　多少の違いはあっても豚肉鶏肉と魚は必須です