亜熱帯天然色百科

夜市・屋台・餐廰・路地・鐡路・猫etc

カメラに注意 良い子は近づいてはいけない妖しいお店最終回 9 @萬華夜市

2017-06-30 17:27:00 | 夜市・屋台・夜生活
さていよいよ現在の萬華の迷宮へ踏み込んできました。最も阿公店が集中しているのは廣州街の1本南、三水街の華西街と西園路一段の間で両側に客を引く小姐がずらりと並びカモを待っています。さすがの台北でもこの形態が残っているのは三水街だけで、言ってみれば大阪飛田新地を彷彿とさせる雰囲気です。Googleストリートビューでもこの一画だけは表示できないようになっておりGoogleも後のトラブルを懸念して遠慮したのかなぁと思ってしまいます。
廣州街華西街口の朝代百貨 安いものなら何でもそろう雑貨屋です

華西街を南へ進みます 薄暗くなってきましたが牛排屋などもありまだ安全です
           大分人通りが少なくなりました

ズラリと看板が並ぶ三水街 騎廊で隠れて見えませんが各店の入口には小姐が屯しています
阿公店の内部で行われているサービスは定かではありませんが日本人が不用意に近づかないほうが良いのだけは確かです
三水街1本南の西園路一段212巷も阿公店が散在しますが数はぐっと少なくなります この一帯通り過ぎるだけなら店へ連れ込まれることはありませんが黒社会が関与してますからトラブル回避のためカメラにはくれぐれも注意してください

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夕暮れの基隆へ 4 @臺鐡基隆車站付近

2017-06-27 17:05:00 | 台湾鐵路
日本では基隆の漢字が当てられ台湾でも新聞などではこの字が使われますが、お盆期間だけは旧称の鶏籠jīlóngが使われます。最初盛大に行われる鶏籠中元祭を新聞やニュースで見た時には鶏籠が何を指すのかわからなかったのですが鶏籠の音に当てはめたのが現在の基隆の漢字だったのです。港はあったものの清朝時代には水深が浅かった基隆港は日本統治時代に浚渫によって大型船が着岸できるようになり貿易港・軍港として発展してきました。
基隆駅前の様子 街の真ん中に港が入り込んでいる?? 港の周囲に町が出来たのが本当です
基隆駅前のランドマーク陽明海洋文化藝術館 戦前は日本郵船ビルでした

陽明海洋文化藝術館向かいの福和客運基隆站付近には小吃店が残っています
福和客運は國道3號線経由で辛亥路新生南路へ入り大安森林公園・行天宮などに停車 使い勝手が良いバスです
右手7-11の奥に國光客運基隆站 歩道橋を渡ると廟口夜市方面です

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教会もあるよ林森北路南段大正町@林森北路 14

2017-06-24 17:10:00 | 夜市・屋台・夜生活
繁華街というか歓楽街というか毎夜賑わう林森北路ですが歓楽街の南端、長安東路にはガラッと雰囲気が変わって二つの教会が相対します。一つはカトリックの長安天主堂、もう一つはプロテスタントの中山基督長老教會(中国語を習った方はお分かりと思いますがカトリックは中国語で天主教、プロテスタントは基督教)、特に林森長安路口西南側の中山基督長老教會は1937年在台日本人信者によって建てられたバロック式教会で台北市の古蹟にも指定されています。一方路口北東側の長安天主堂は傳統的な中國式建築で好対照となっています。飲んで遊んで夜半タクシーに乗り込んでもこの両教会の前を通ると何だか気分がシャキッとなる不思議な場所です。
           傳統的中國式建築の長安天主堂

          バロック式建築の中山基督長老教會

さて飲み足りないのでもう一度店を探しましょう 一段105巷の六條旺來海産 友人の会社の尾牙で来たことがあります
一段121巷 日本料理一心どさん娘ラーメンおでん京の向こうに見えるのは桃園県基督教浸信会我們教会 実は六條旺來海産の奥にも基督教浸礼聖経会台北会幕堂があり飲屋と教会が併存しています
響・MIDORI日本人向けの飲み屋が軒を連ねます MIDORIの看板の下のスーツ姿は日本人会社員でしょう

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特別編近江鉄道信楽高原鐡道一日遊 2

2017-06-21 17:01:00 | 日本鐵路
空梅雨続きでしたが昨夜半から降り始めた雨が午前中まで続きやっと梅雨らしくなってきました。ただ三重県などは集中豪雨状態で避難勧告もでましたから適当に降ってくれるといいんですが中々思うようにはなりませんね。一方台北は昨日久々に晴天が戻るなど時々中休みはあるものの雨が続いており甥1號などは家の中だけでなく体も發霉(カビが生えそう)と嘆いています。
             信楽駅前の大狸も忍者装束

貴生川で近江鉄道に乗り換え近江八幡へ 暑い日でしたが川端に降りると涼しい風が吹いてきます
日牟禮八幡宮へお参りし最近はバウムクーヘンで有名になった門前のたねやで名物つぶら餅をいただき歴史的建造物郡保存地区をぶらつき近江八幡駅に向かいます
近江八幡からはJRで米原経由名古屋のほうがずっと早いのですがもう1ヶ所寄りたいところがあるので近江鉄道に乗ります
新八日市駅 大正11年改築されており文化財指定などはされていませんが長く保存してほしい駅舎です
新八日市から八日市駅までは連絡が悪いので歩きます 途中今は営業してないスナックなどが並びいい感じです 結局米原経由で帰宅したのは21時半 近江八幡でJRに乗っているのに比べ3時間ほど余分にかかりました

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姪2號の結婚式 1 @第一大飯店壱品宴

2017-06-18 17:50:00 | 喫茶店・レストラン・餐廳
えー、ずいぶん時間が経ってしまいましたが昨年10月から11月にかけて台湾を訪れた第一の目的は姪2號の結婚式出席でした。林森北路や萬華の紹介ばかりして、すっかり忘れてましたが結婚式の様子を遅ればせながらアップしていきたいと思います。結婚式は昨年10月29日、南京東路の第一大飯店2F一品宴で親戚・友人等総勢200名ほどが出席して盛大に行われました。
南京東路二段の第一大飯店 公車だと南京吉林路口 MRTだと松江南京站から至近です
中規模で新しくは無いですが交通の便が良いので日本人の宿泊も多いホテルです
左の黄が新郎 右の鄒が新婦 府は日本の○○家といった意味です

台湾の結婚式では招待客が紅包(ご祝儀)を持参しますが包むのは縁起の良い偶数(四は除く)枚の千元札です
            20数卓のテーブルが並びます

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庶民的な北投夜市へ 5 @新市街

2017-06-15 17:02:00 | 夜市・屋台・夜生活
昨日中国からのコンテナに南米原産の火蟻なる毒蟻が潜んでいたというニュースがありましたが、中国に火蟻が侵入したのは台湾からであっという間に大陸南部の各省に生息地が拡大したという話もありました。台湾の生息地のニュースでは畑や荒れ地にある巨大な蟻塚の様子が流れており田舎や山間地へ行くときには刺されないように気を付けなければと思いました。
さて北投夜市への5回目は日本と変わらない秋の味覚を売る屋台を紹介します。
左側の屋台には龍鳳羹小吃とあります 寒くなってくると羹(とろみスープ)が暖まります
美國仔とありますが特にアメリカ料理というわけでなくどこにでもある熱炒でした
              お馴染みの滷味屋台

  日本と言われてもわからない蒸かしたサツマイモと山芋に栗 

一方日式といわれても首をかしげたくなる味付けが多い蓋飯(丼物)

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良い子は近づいてはいけない妖しいお店 8 @萬華夜市

2017-06-12 17:50:00 | 夜市・屋台・夜生活
萬華の紅燈區の歴史は古く、清朝時代に発生し日本統治時代を経て中華民國となっても桂林路から貴陽街あたりが公娼地区として公認されていましたが公娼制度が廃止され、更に2011年11月社會秩序維護法が成立すると私娼も厳しく取り締まられるようになりました。もちろん以前紹介したように桂林路と康定路角のビルのように私娼が客引きする場所もありますが現在紅燈區の中心は三水街の阿公店へ移っています。
              廣州街へ戻ってきました

廣州街には小吃店に加え中古携帯電話や携帯アクセサリーを扱う屋台も多く出ています
廣州街と梧州街の交わる南東角にある頂級甜不辣 もちろんエビやキスの天麩羅ではなくはんぺんなど魚のすり身を揚げたものです
             梧州街を南に入ってきました

だんだん薄暗くなってきました 迷宮への入口はすぐそこです

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駅前の巨大クルーズ船・夕暮れの基隆へ 3 @臺鐡基隆車站

2017-06-09 17:00:00 | 台湾鐵路
16時53分発の自強號で基隆へ向かいます。台北から基隆までは44分、5分前に出発した區間車が所要45分で先着してますから自強號とはいっても速度は鈍行です。ただ23元余分に出すだけでリクライニングシートの特急車両に乗車できるのでお得感はあります。
さて基隆へ着いてみると半地下化された新しい駅はガラス張りでスッキリしていますが、ホーム外れに港と停泊する船が見え臨港線が延びていた広い構内は跡形もなく何だか最近はどこにでもある駅になってしまっています。
以前の薄暗いホームに比べると明るくモダンですが猥雑ともいえる終着駅の雰囲気は無くなってしまいました
外へ出ると以前の駅舎が残っていますがキャラクターが描かれ何だかなぁと言う感じです
旧駅舎内は駅務設備は全て新駅舎に移され7-11と山崎パンのベークオフショップだけが残っています
新駅舎と旧駅舎をつなぐ連絡路に掲示してあった駅舎の変遷 現在の駅舎は右上の第5代です
それでも駅前の港には巨大なクルーズ船が停泊 基隆感が一気に上がります

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濁流の三峡橋&安東市場・成功市場で買物 5 @四維路192巷

2017-06-06 13:14:00 | 市場・商店
台北の京の天気は13時現在晴れ気温33℃と梅雨の中休み状態になっていますが明日からはまた雨が続く予想になってます。日本も今日午前九州地方が梅雨入り、明日には東海地方も梅雨入りしそうです。ということで、台北豪雨の続報と成功市場の陽気な老板達のショットです。
今日の1枚目は土曜日の三峡橋の様子、いつもは穏やかな流れの三峡河が濁流となって橋脚を洗っています 幸い路面まで水が達することは無く事故もなかったそうですが、まだまだ大雨が降り続く予想となっており油断はできないようです
滷味というと夜市名物の気がしますがもちろん家庭でも食べられており昔は各家庭で煮込んだものですが最近は市場の惣菜屋で買い求めることが多いようです
ドライフルーツや蜜銭(フルーツの蜜漬け)は台湾の伝統的な零食(おやつ)です

                  零食屋の老板

揚げ物屋の老板 亡くなった母親の時代からの付き合いです

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台北は大雨洪水&林森北路南段大正町@林森北路 13

2017-06-03 15:50:00 | 夜市・屋台・夜生活
台北は一昨日から梅雨の豪雨が続いており市内各所でも淹水(洪水)が発生しています。来週も木曜日くらいまで連日雨予想で被害の発生も懸念されています。台北を訪問予定の方は十分お気を付け下さい。
今日は台北から送ってきた豪雨の様子2枚と久々の林森北路13回目です。この辺り日本統治時代は大正町と呼ばれ東西の通りは長安東路1本北から五条通~十条通と名付けられていました。
                降り続く雨

      故宮博物館 キャプションには故宮瀑布とありました

            中山北路121巷は七条通です

飲屋だけじゃなく日本人向けオーダーメードシャツの仕立て屋もあります

六条通にある台湾料理の老舗梅子餐廰 いつも駐在員・観光客など日本人で一杯です
五条通を東へ入った辺り KAVALANとSUNTRYの看板が仲良く並んでいます

六条通のクラブG線 林森北路のバー・スナック・ラウンジetcは日本人向けということもあり値段もそれなりで店によっては日本より高いこともあります


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